米国高校留学準備② ホストが既に居る場合
子どもを米国の公立高校に留学させようとしている田舎者です。経緯については、①をお読みください。
まずはウェブ検索
真っ先に行ったのは、当然のことながらウェブ検索でした。「米国 高校 留学」といった検索ワードを使用。
検索結果に出た中で、最も公的に見えるウェブサイト「アメリカンセンターJAPAN」によると、留学に向けて行わなければならないことの概要が見えてきました。以下に、リスト化します。
パスポート取得
ビザ申請
F-1ビザ
J-1ビザ
予防接種(→顛末も含め⑩へどうぞ)
連邦レベルのもの
州・教育委員会レベルのもの
奨学金申請(→13へどうぞ)
在住県独自のもの
文科省のもの
では、順序立てて記していきます。
パスポート
以前取ったものがありました。残りの有効期限が一月ほどでしたので、市役所で申請。夏休み中でしたので、受け取りも本人を連れていき、スムーズに完了しました。
ビザ申請
留学に関するビザは、どうやら二種類あることが判明しました。それぞれの概要について簡単に記します。https://americancenterjapan.com/study/guide/guide2/によると、公立高校への留学は、「私費留学」と「交換留学」とに大別され、それぞれに必要なビザが異なるようです。
とありますので、我が家のケースは、「私費留学」にあたるのだろうと当たりをつけました。まとめます。
F-1ビザ:高校への私費留学に必要なビザ
J-1ビザ:高校への交換留学の場合、発行されるビザ
(高校留学以外の場合については、こちら(https://www.studyusa.com/ja/a/11679/f-1-j-1-m-1)をご参照ください。)
上記には、「お問合せ下さい」とありましたので、「F-1を取ろうと思うが…」と相談メールをしてみましたところ、以下のような返答が来ました。
テンプレートですね。「情報は公開している。自分で考えろ。」と言うことですね。
与えられたウェブサイトに飛び、色々と探っていると、https://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-typefandm.aspにたどり着きました。個人的には、ここが最もわかりやすかったように思います。知っておくべきポイントが動画になっているところも、読解力が低い私にとっては大変ありがたかったです。(原文が英語なのでしょうか、やや日本語が読みづらい気がしました。)
さて、ひょっとしたら疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれません。「交換留学じゃダメなの?」と。交換留学の制度を利用すると、テストの結果で留学先の国が決まると私は理解していました。非英語圏に派遣される可能性もあるわけです。ホストが定まっている我が家の状況とは馴染まないとの判断で、当初より「交換留学」の選択肢を除外していました。(のちに後悔するのですが、それはまた別のお話。)
F-1ビザを申請するのに必要な書類があるので、それを取り寄せねばなりません。かつての私の同僚である、将来のホストファミリーであるKさんに、留学先となるであろう学校から、必要書類を手に入れられないか頼んでみました。二つ返事で、「任せて」とのこと。
と同時に、こちらとしても、自分で調べられる限り調べておこうと思い、ウェブ上を探っていると、合衆国国土安全保障省のウェブサイトに行き当たりました。
このウェブサイトで、検索をかけると、F-1ビザ(とM-1ビザ(本稿では触れてきておりません))での受け入れ可能な各種教育機関を探すことができます。(多少、癖があるように私には思われました。F-1とM-1の両方にチェックを入れて検索をかけるとF-1のみの学校が検索結果に出ない、といったことがあるように思われました。ご利用の際は、お気をつけて。)
さて、ここで問題が発覚。
受け入れてもらおうと当たりをつけていた学校が、検索に引っかかりません。(試しに、Kさんの自宅のZipコード(郵便番号)でも検索をかけましたら、学費が非常に高そうな学校しか表示されませんでした。)
またも、万事休す。
渡航まで、あと1年。
③へ。