米国高校留学準備16 保護者懇談とELTiS受験
前回、惜しくも不合格となったELTiS2.0ですが、不屈の精神で、10日ほど空けて再度受験となりました。その模様を記していきます。
保護者懇談
その週、我が子の学校は、半日授業で午後には保護者懇談が予定されている期間でした。これは全国的に長期休暇前あるあるなのでしょうか。
ELTiS受験は、我が子の保護者懇談の日に合わせて、予約を入れました。
まずは、親子で学校に赴きます。果たして、何を言われるやら。
学校には予定時刻よりも15分ほど早く到着しました。ホームルーム前の廊下で待つこととします。
個人情報保護のためなのでしょうか、廊下では音楽が鳴り響いていました。教室内の話が待機している人に漏れ聞こえないための配慮でしょう。
正直そこまでする必要あるか疑問に思いました。これも全国的にそういう工夫をしているのでしょうか。
担任の先生が、私たちが待機しているのに気づいて、予定時間よりも早く懇談を始めてくださいました。ありがたや。
学校での我が子の様子について聞かされて、どの高校を受験するのか確認されました。
端的に言えば、我が子が併願している2校で大丈夫とのお墨付き(?)をいただけました。「総代挨拶を狙え」とのこと。かなり遠くに霞んで見える目標ですが、本人はその言葉に刺激を受けたようですので、まあ良かったかな。(総代挨拶は、高校入試で最高得点の人ってのは、どこでもそうなのでしょうか?)
概して、褒めてもらえた懇談でしたので、いろいろなことに対してのモチベーションもきっと上がったのだろうと思います。
帰りがけに、美術室に寄って、大きな美術作品をサルベージして帰宅しました。
ELTiS準備
ELTiS受験までは帰宅後もしばし時間がありましたので、我が子は寸暇を惜しんで入念に語彙チェックしていました。いくつか質問されたので、教えてやりつつ、その様子をうかがっていました。
ELTiS対策教材の英文で、おかしいところがあったようで、考えても意味がわからないと訴え、それを見せられました。単純なタイポでしたが、そのために非文になっていましたから、そりゃ意味わからんよね〜、となりました。
親の欲目かもしれませんが、不自然な英文を目にして、その不自然さがわかるようになってきたのかな(だとしたらいいなぁ)と内心ほくそ笑んでいました。
ELTiS受験
前回同様、早めにZOOMにログインすると、試験官の方が既に待っていらっしゃいました。
試験官に促されるまま必要事項を入力。さすがに慣れた手つきです。
今回こそ受かれ、と祈らざるを得ません。
前回のnoteへのコメントに、「ELTiSは英語力以外もみている。回数をこなすと点数が上がっていく」と残してくださった先達がいらっしゃいました。
仮にそれが正しいとして、どういうシステムになっているのか、英語力以外をどのように評価しているのか、皆目見当がつきませんでしたが、そのようにおっしゃってくださる方の話を信じ、「きっと今回合格するだろう」と期待しつつ、受験している子どもを残して別室に移りました。
結果発表!
長い長い試験時間80分が終わりました。
試験官の方が、ZOOMの向こうでカチャカチャPCを操作する音が聞こえてきます。
試「…はいっ。…結果が…出ました。」
ドキドキ
試「今回は***点で、基準点を超えましたので、合格です!おめでとうございました。」
合格しました。我が子も私も変な声が出ましたが、対満点で基準点を0.8%上回る点数が取れたのは紛れもない事実。
高校入試へ
というわけで、米国のエージェントさんも正式に動き始めるそうです。在籍予定の学校やホストファミリーに必要書類を作成してもらうことになるそうです。
いやあ、この3ヶ月は、合格するだろうかと時折不安になることもありました。しかしながら、本人がコツコツ頑張って自ら合格を掴み取ってくれたので、本当に安堵しました。
高校入試と留学準備の二本立てで取り組んできたわけですが、なんとかこれで一本化できました。
本人もやることがよりはっきりしたので、気持ち的に落ち着けたようです。良かった良かった。
振り返って
9月末に初回のELTiS2.0を受験してから、少しずつではありますが、毎回確実に点数を上げてきました。初回から今回の結果を並べると割と奇麗な右肩上がりになりました。前回残してくださったコメントでお伝えいただいたことは、真実なのかもしれません。今後、受ける方は、ご注意を