見出し画像

日本Eスポーツガチ予想時代到来!LJL TAIYOROピッケムをみんなやろうの会

ということで唐突に始まりました。LJLでもピッケムが。「ピッケム」を簡単に説明すると要は「勝敗予想/試合展開予想」になるわけです。LOLファンならWorldsのたびに公式がやっているアレ、と考えればわかりやすいでしょう。今回初の試みとしてLJLで、それも景品が出る、ということで、今までの「WhoWillWin」という名の予想というより願望の投票よりも「ガチ」な数字が出てくるであろう、という意味でも楽しみであって。

ということでせっかくなので今回予想していきたいなと。ただ今回のLJL、正直チーム間に相当な格差があり、予想という部分の面白さは薄いんじゃないか、各々のチームで番狂わせも起こらないくらいの差が開幕前でついている感もあるのですが、そこらへんはLJL、元々戦力均衡的な面白みは皆無だったわけで、逆に「予想」という意味では、どれだけ早く力関係を把握し、どれだけ取りこぼさないか、という争いに収束すると思います。勝敗予想だけではそこの「荒れ」が期待できないからこそ「アタカン何体?」等があるのですが。とりあえず予想していきましょう。


1.予想の資料と傾向読み

とはいえ今回のLJL、あまりにデータがありません、一応あるのは前哨戦となった試合の結果くらいです。見ていきましょう。

こちらも確かボランティアだから仕方ないのですが、グループA、7チームエントリーで6チームの結果しか載っていません。

https://ggscore.com/en/lol/ljl-2025-forge/placements-qualifier

なぜか謎の海外サイトの方が情報を正確に捕捉しているという状況なのでこういうのも調べておくといいでしょう。つまり上のwikiにデータのなかったBraVeLY、実はまあまあ中位だったと。

偉そうに章立てしましたが、データもこれくらいなので今週はこのデータに全乗っかりで一旦やってみようと思います。一応前提知識としてREJECTはガチチームなので、そこは全勝と見ていいでしょう。このレベルにKR2枚にKRチャレのKinatu。正直今のDFMと競れるレベルかと。ていうかDFMはkinatu取るべきだったのでは説等あるのですがここでは割愛。

おまけ予想の所はアタカン3-4体、バロンスティールなし、ネクサス復活なし、チャンピオンは26-31、キルが多いのは強いチームのいるところ、としています。バロンスティールは基本的に実力が伯仲するかLJL黎明期のRainbrain氏のようなスペシャリストがいないとそうそう起きるものではないので切っていいでしょう。ネクサスも実力伯仲のロングゲームで起こることなので、おそらくワンサイドゲームが続く今期LJLでは基本オフで良いと踏んでいます。チャンプは、初週なので気持ちよくやるためにメタより得意を重視すると踏んで多め予想。これもそのうちチーム傾向が見えてきて精度が上がれば、と。

https://escorenews.com/en/lol/ljl-2025-forge/placements-qualifier/spirit-quartz-vs-night-cap-590976#1

あとはこちらの謎サイトはオープンでなかった各試合の、あのリプレイで見るグラフみたいな感じで表示までしてくれる謎のサイト。こういう謎の海外サイトが公式より情報量多いのはありがたいというか公式…ってなってまったりも。


2.予想と軽くコメント

1日目1試合目 Burning Core Toyama vs kareha children

〇BCT
旧LJL継続チームと新規、グループB3位チームの対戦。BCTと聞けば旧LJLではエコラウンドがちのチームでほぼ上位にいなかったが、今期はこの面子でも2KRをボットに用意しておりそれだけで上位候補と言ってもいい。BOTの2人はKRのアカデミー出身で、いずれもKRマスターを現在踏んでいる。対してkarehaはLJLアカデミー経験者による5JP。さすがに差があると踏んでBCT。

1日目2試合目 Spirit Quartz Gaming vs Night Cap

〇SQG
新規参入同士の対決だが、こちらは前哨戦グループBでの対戦成績があり。21-7くらいの大差でSQGが勝っている。この結果をひっくり返すほどの根拠はなさそうなので順当にSQGに。

1日目3試合目 Yang Yang Gaming vs VelbeliKaizokudan

〇YYG
こちらも新規参入同士の対決。YYGはBグループ1位の4勝1敗に対して海賊団はAグループ2勝4敗。グループ力量差こそ不明だが、これだけの差は埋まらないと見てYYG。

1日目4試合目 REJECT vs Black dog

〇REJECT
REJECTは今季全部目瞑って勝ちでいいです、新馬戦にディープインパクト出てきてるみたいな話なので。斜陽というか格落ちした感のあるLJLにこの面子集めてくれてありがとうまであるというか。お金投入と言えばLJLでいったらSGで、SGはあんまりだったのでその目もあるか、と思われがちだがSGの轍を踏まぬためかコーチも日本で結果出しているVicaLと盤石。むしろコーチ含めたら上のリーグにいるソフバンやDFMより強くても驚かない。LJLの歴史はビッグネームコーチが日本のレベルに合わせられずに沈んでいくという歴史なので。個人的にはVicaLはオシム監督に近い感があったりと。

2日目1試合目 Clocks vs BraVeLY

〇Clocks
こちらも新規参入同士の対決。で直接対決済み。CLOCKSが24-15で勝っているが、序盤はBVLが優位を築いており、競り合いになるならこの試合かな、と。ただ結果が覆るほどではないと踏んでClocks。

2日目2試合目 V3 Esports vs hands

〇V3 Esports
このLJL、一番難しいのが前哨戦をパスした旧LJL勢とDFMのアカデミー。BCはKR補強があるのでわかりやすいが、DFMアカデミーと今回のV3はオールジャパンであり、力量差が正直読めない。ただ今回助かったのはhandsがグループBで0-5だったこと。おそらくそれよりは上であろうということでV3に。

2日目3試合目 we can win vs VARREL YOUTH

〇we can win
自分はapa信なので配信もチラチラ見ていてVARRELも好きなので応援したいところだが、さすがにグループAでRC以外に全勝したWINに賭けざるをえない。VARRELは前からチームが動いていたとはいえポイントだったJustFocusの移籍が痛いし、その穴を埋めるのに苦労するであろうと。気持ちは応援してるけどねVARREL、もうちょい力入れてあげてもいいんじゃないかなって。

2日目4試合目 DetonatioN FocusMe Academy vs VeLocitY

〇DFMA
V3のところでも書いたが、未知数チームその2がDFMアカデミー。DFMのアカデミーだからってばか強いわけでもめちゃ育つわけでもない、ってのはDFMのアカデミーを見ていれば分かるわけで未知数なのだが、相手がグループA0勝チーム。LJL引継ぎ3つのうち2チームが初週で0勝相手と予想はしやすい展開と言える。

まとめ

ということで始まったピッケムについて。ただあまりに急だったし締め切りが近すぎるのはアレかなー、と思ったのだが、それはそれこそLJLのカード発表自体が…という感もあり。これを皮切りに色々な予想が盛り上がり、いわゆるファンレベルより少し上の話し合いや予想が出来る土壌が出来たらうえれしいかなと。いまのEスポーツをとりまく状況、特にLOLあたりは以前も書いたがToxicと、Toxicアレルギーのあまりに批判絶対許さない!全褒め全肯定、ゆとり世代の運動会みたいな二極化が進んでいるわけで、「シビアな予想」ベースでの話し合いが出来たらええなあ、と思う次第で。

いいなと思ったら応援しよう!