心に灯を。ミツマタの花。
こんばんは、wacaです。
12月になり、山も優しい茶色、グレー、時に白。
華やかな色とは程遠い、静かな季節となりました。
来年、行きたい山リストを作り始めました。来年は山にお花をたくさん見に行きたいなと思っています。
リストを作りながら今年の春先に行った、神奈川県丹沢の不動尻という場所が素晴らしかったことを思い出しました。
見頃は3月中ば。まだ少し先です。
歩き始めは神奈川県広沢寺温泉の駐車場。この時は30台くらい車をとめられたように思います。
沢伝いに歩いて明るい林道を進んでいきます。
途中で長い長いトンネルも。
ゆるやかな坂道を1時間ほど歩く。
すると不動尻の入り口。黄色い宝のかけらがチラリと見えてきます!この時のわくわく、今も覚えています。
そこからは、黄色い魔法の世界。
斜面にミツマタの花が一面に咲いていました。
ミツマタの花の中に道があって、そこを登っていきます。まるで不思議な世界に迷い込んだよう。
ミツマタ、別名「結木・ムスビギ」
なにかすてきなものを結んでくれるのかな。
どの枝もどの枝もきっちりと3つに分かれています。紙の原料になるので、私の育った富士市の山間部でもよく見かけました。
群生は初めてです。
カメラを抱えて、心をキラキラさせて歩き回りました。
鮮やかな色、明るい色を見ると元気になれるそうです。
寒くてこごえる心も、どうか元気になりますように。心に灯りがつきますように。