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睦月の着物記録3

1月15日

買うだけ買って持て余していた筒袖の半襦袢に衣紋抜きをつけようと思いつく。
さっそく既製品を参考にサイズを測って適当なハギレを裁断。さっとアイロンかけてミシンで縫う。紐はなにかの服を捨てる際にとっておいた紐をそのまま流用。
30分ほどでサクッと完成。うむ、ミシンは偉大。

衣紋抜きなしでどうやって襟を固定するのか

半襦袢は半衿の数だけあってもいいのではないか?と考え始めているズボラニンゲンです。

1月16日

先日買ってきた布で半衿を作る。レーヨンだから水洗いに弱いらしい。絹と変わらないなぁ。
帯揚げを木綿やレーヨンで作るのはありなのか?とちょっと考えて、カジュアル着物ならなんでもありでしょうと自己解決。

1月17日

出社。着物はなし。
帰宅すると、メルカリで買った帯が届いていた。ひとつはウッカリ夏帯を買ってしまったらしい…?知識がないので確証はないけど素材の質感が夏っぽい… やっちまったな!
メルカリで帯を買うと、思ってたんと違う確率2/3くらいなので今後は控えようかな。。

1月18日

クリスマスプレゼントにもらったのに一度も締めてなかった帯を試着。高級感ある地紋?の織の帯なので手持ちのほっこり系とあまり合わないため寝かしておいたやつ。母からもらった身幅が足りない大島紬に締めてみました。

過去一帯揚げが綺麗にできた
半衿は買ってきたレーヨンの試着

やっぱりこの大島紬好きだな!洗って仕立て直ししてもらおうかなぁ。裏側のアクもすごくて人前では脱げないレベル😂
シーズンの終わりに悉皆屋さんに相談してみるか。

松葉仕立ての名古屋帯、三角の折り目が無いので、背中でタレを開いて処理する手順がイマイチ分からず。動画をいろいろ調べてみたけど、帯の仕立てごとに着方を説明してるものは存在せず。
お太鼓の説明はインターネットで調べてみてもけっこうみんなバラバラで、仮紐の数も掛け方も自由すぎて、なにを参考にすればいいのか分からなくなってしまうのだけど、トライアンドエラーで自分に合うやり方を見つけていくしかなさそう。
最終的にお太鼓の形になってりゃええねん精神で。

お太鼓はいいけど背中のシワがね!

1月19日

着物を着て冷蔵庫を買いに。東京都の買い替え割、15年選手の我が家の冷蔵庫は4万円ぶんのポイントがつきました。イエイ。
和装ブラを一つしか持ってないので、気が向いた時サッと着るには面倒なのですが、この日は下着の補正はなしでタオル補正のみで着てみました。

わりと良いのではなかろうか

GUのストレッチリブUネックT(12分丈なのでアームウォーマーがわりにもなる)を着て、そのうえに肌襦袢、タオル補正、うそつき半襦袢、ステテコがわりの薄手のルームパンツ、裾避けかわりのペチコート。防寒は完璧や!
(ここまでやると着付けの途中でだいたい汗ばんできてエアコンを切ることになる)
ただ足元は普通の足袋に普通の草履のいでたちだったので、つま先はしんしんと冷えます。こんなに着物を着るなら、冬用の草履を買ってもいいなと思うなど。

1月20日

出社日は着物着れなくてつまんない。
ひょっとして背中のシワって腰のところ補正したらマシになったりするのかな… 全身タオル巻きのタオル人間になればいいのか…?などと考える。真夏は死ぬね。絶対死ぬ。

あと私が作るお太鼓はやたらとシカクッ!デカッ!て感じになってしまうのだけど、これも帯枕の幅がありすぎるせいだったりするのだろうか。ちょっと小さいもので試してみたいな。

この試行錯誤の時間も楽しい。
お財布には優しくないけれど。

さて、この着物記録をnoteに公開してみた。
通勤時間にちょこちょこ書くスタイルなら続けられそうな気もするが、どうか。

1月21日

着物記録、着物を始めたきっかけ編を書いて公開しました。そういえばですが、朝ドラ「虎に翼」の大正ロマンな着物の着こなしも好きで、あれやりたいと思ったとか思わなかったとか、そういうことを書きそびれましたね。

全部柄なのに破綻なく可愛い

(大正じゃなくて昭和だったわ)
女学生たちの華やかでかわいい昭和初期の着物が戦時下で急激に鼠色のモンペ姿になってしまうの、なんとも言えなかったですね……

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