材料費０円で、おしゃれなかごを編む３　　「葛（くず）でカゴ編み」①　紹介

今回はクズです！
クズは、繁殖力旺盛で、取っても取っても、メキメキ出てきます。しかもいろいろなものに絡みついて、大事な植木にからみついた日には、削除しようにも植木もダメになりそうで出来ないありさまです。だからみんなから嫌われています。

でも嫌わないで〜

彼らは、こんな素敵なかご（上記写真）になってくれるんです。
しかも花はこんなに綺麗！

しかも、たまたま検索して見つけたのですが、スーパーフードだそうです。

ちょっと脱線しましたが、
上記写真のかごは、若者２人が作ったかごです。「自分たちの畑にクズのつるがたくさんあるんだけど、何かできないかな。」と言うので、編み方を教えてあげました。彼らはかご編み初心者でした。

クズのつるでかごを編むには、下処理が必要です。予め水につけて柔らかくしておき、太いつるは半割と言って、縦に半分に裂いていくという作業があるります。その時間を入れず編むだけでしたら、一人の子は、２時間ぐらい、もう一人の子は４時間ぐらいで、できてしまいました。４時間かかった子は、とても楽しんでいろいろ試していました。多分長くかかったのは、そのせいです。

というわけで、クズは、初心者でも編みやすい材です。
しかも素敵にできます♪
だから初めて編む時は、クズからやると良いと思います。

ちなみにわたしが初めて作ったかごは、これです（下の写真）。

編み材（骨組みに編みこんでいるつる）が、ところどころ裏表逆になっています。マルシェでパンの販売をするときに、パンかごとして使ってました。
彼らと比べると、かなり適当でとても拙いのですが、初めて作ったかごなので、愛着があります。当時作った時は、素晴らしいものができたと思っていました。

２重の意味で、とても人には上げられないです。