野草の採取編1 「道端の雑草がおしゃれなインテリア・アイテムに! 」 野草で作るリース・スワッグ
そろそろ春の野草があちこちで顔を出し始めました。あと数週間もすれば、さまざまな色をつけた花たちが咲き誇っているでしょう。一昨年、辻典子さんの『野草のリース』を参考に、リースを作ってみました。今年も、良く目にする、でもほとんどの方が素通りしてしまうような、あるいは雑草として抜いてしまうような野草たちで、リースやスワッグを作っていきたいと思います。
私が作ったリースの紹介
ヒメオドリコソウのリース
上のリースは、色鮮やかで、天候・部屋の湿度等、状況にもよりますが、半年以上きれいに楽しめました。これはヒメオドリコソウを中心に、アカツメクサ・花カイドウ(ピンクの花、庭に生えているので使用)それと黄色い花(多分オニタビラコ?)、良く分からない道端に咲いていた何か白い花を挟み込みました。
<使用した野草>
・ヒメオドリコソウ
・アカツメクサ
・花カイドウ
・オニタビラコ
・何か分からない白い花
ハルジオンのリース
同じく春の野草では、ハルジオンのリースも作りました。貧乏草などと言われていますが、リースにすると可憐です。全然貧乏ではないですよね♪( ´▽`) ハルジオンの花は、白っぽいものと、ピンクっぽいものがあるので、今回はピンクのものを選んで採りました。一緒に入れ込んだのは、母子草とスズメのヤリです。
<使用した野草>
・ハルジオン(ピンク)
・母子草
・スズメのヤリ
リースにする野草を採取
リースに使用する野草は特に決まっておらず、自宅の庭や、かご編みで行っている山、川原、公園等に、生えている可愛いと思ったものを採取してきます。今のところ、ホトケノザ・ヒメオドリコソウ・ハナカイドウを採取しました。ここでのホトケノザは秋の七草のホトケノザとは違うものです。
『ホトケノザ』
『ヒメオドリコソウ』
『ハナカイドウ』 これは雑草ではありませんね♪( ´▽`)
春の野草はこれから1ヶ月ぐらいが、集めどきです。
採取本数の目安は、直径15cm〜18cmぐらいのリースで50本ぐらいでです。少ししか採れなかったものでも差しで数本入れたり、一つだけ入れても良いので、諦めずドライにしておいてください。
採取した野草を乾燥させる
下の画像のように、採ってきた野草は、10本ぐらいずつ紐で束ねてつるし、ドライにしていきます。これだけでもちょっと素敵なインテリアになります。
ドライフラワーは、上手くいくもの、いかないもの様々です。ドクダミのように、咲いている時は白くてきれいだったものが、ドライにしたら茶色くなって葉と同化してしまったり、逆に、川原に生えているイネ科植物は、初めは赤みのかかった茶色であったのに、ドライにしたら、青く変色してとても素敵になったことがありました。なので、いいなと思った野草はもちろんですが、地味で、あまり見栄えのしない野草も、採ってきてリースに使えないかと色々試しています。
↓ホトノケノザを、葛のかごに吊るしてドライにしている様子
最後に
野草は1年中、採取してドライにしておくと、使いたい時にすぐ作れて便利です。スワッグ風のブーケにして、プレゼントにしてみてはどうでしょうか ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ ) ブーケは、素材によっては、ワイヤーを使わずに作ることもできます。留め具を、紙のリボンや麻紐を使えば、古くなって捨てる時、有害にならず、自然に優しいです♪
これからも採取した野草は、随時ブログで紹介していきます。そして、野草が十分にドライになった頃、作っているところ等をブログで紹介していきたいと思います。お楽しみに!(⁎˃ᴗ˂⁎)
・参考にした本