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死が訪れる仕組み


あなたは 好きですか



実家にPCが導入された頃、ネットではFLASHというショート動画が流行っていました。
当時中学生だった私は、おもしろFLASHまとめサイトにアクセスしてはコンテンツを鑑賞し楽しんでいました。

その中でも有名なホラー系作品
「赤い部屋」
ご存知の方も少なくないと思います。
2024年現在、FLASHはサービス自体が終了しましたがYouTubeに転載されているものを観ることが可能です。

よく出来たホラーだと思います。
リングや呪怨に影響された感じの、鮮血ブシャー!なグロオチ。

なんで赤い部屋なの?
血に染まった部屋?
安易だねえ。
と当時は思いましたが、江戸川乱歩に同名の作品が発表されているらしいです。
そこからインスパイアを受けたようですね。

江戸川乱歩作、赤い部屋は

時は大正。
室内全てが真っ赤に飾り立てられた部屋。
そこに恒例通りに集められた7人の男たち。
奇妙な話をし合うという異常な密会からストーリーは始まります。
高まる緊張の中、新入会員のT氏による発表が始まりました。
何をするにも飽きが来て、退屈な日々を送っているらしい彼はこれまで99人の人間を殺したと自白します。
話自体は「おまえ、そりゃ勘違いってもんだろう。たまたま偶然、事故現場に居合わせただけじゃねえか」と突っ込みたくなるような陳腐なもので、謎の罪悪感と自分が殺人を犯したかもしれないという背徳感からくる興奮から彼の目は滾っておりました。
そのうち、給仕の女が部屋に入ってきて怪談の空気感がほぐれてしまいます。
おもむろにT氏はピストルを差し出し、給仕の女に撃つように挑発しました。
女は躊躇なくT氏に向かって発砲し、T氏は血を吹き出して倒れます。
しかしピストルに込められていたのは赤インク入りの弾。
血に見えたのは仕込みで、全部ヤラセ。
全ては戯れであり、T氏は傷一つついていないとネタバラシしました。
集会に集まった男たちは彼の冗談に笑い出すどころか、あまりの陳腐さにしらけきり、赤い部屋のエキゾチックな雰囲気はぶちこわしになりました。


という話ですね。
話の途中に人死にが数回出てきますので、読んでいく内に何となく緊張感が走りますが、オチで「全部虚構」という匂わせが来ています。
チープということです。

赤い部屋のFLASHも、そんな感じのイメージで作られたものでしょう。
ホラー作品は出オチが殆ど。
映画でもなんでも「これだけ?」と言いたくなるような単純な作品も少なくないですよね。
しかし奇怪とは得てしてそういうものですので、乱発された量産作品を暇つぶしとして適度に消費するものでもあります。
殆どのホラーはB級です。


そも、恐怖とはなんぞや?というところから。
個人的には、恐怖の対象となる現象は
「驚愕」と「痛み」でした。
肉体に痛みが走るのが怖い。という。
死そのものは別段恐怖を感じません。
時折、肉体の死=魂の死 と仮定し己の存在が失われることに恐怖を覚える方がいらっしゃるようですが、私はそれに当て嵌まりませんでした。
肉体の死は魂の消滅ではありません。
輪廻転生は存在します。
これについては仏教の話だから、と切り離してしまう方もいらっしゃるようですが、確証が持てないということで話の論点と意識を「飛ばして」その場から逃避しているだけですね。
もしくは、輪廻転生を否定している宗教・思想に傾倒している影響と思われます。


とはいえ、死後に自分の肉体はどうなるのかとか周囲の反応を想像すると少し憂鬱になります。
この場合は、他者という存在があって初めて発生する精神的な刺激・痛みと言えましょう。
他者にどう思われるかという、その一点に恐怖を感じるのです。


学生ならクラスメイトたちに
「あいつ死んじまったってよ」
とヒソヒソされて、教室の自分の席に花が飾られるくらいなら可愛いものです。
死体蹴りと言いますか、死者に対して罵倒してくる輩もおりますね。
自殺したんだってよ、とか。
事故の示談金たんまりだってよ、とか。
うるっさいわ!
ほっとけ!
となるような、やかましい話を際限なくしてくる方も少なくない。


芸能人が亡くなった後の世論の動きを見れば分かりますね。
あることないこと騒がれて、時に失礼なことを平然と口に出してくる人も。
その超小規模ver.と思えば。
主に、メンタルへのダメージが強いです。
死んだ後は遺体に魂はなくとも本人の意識はしっかりその場を見ておりますので、変な邪推・濡れ衣など着せられる様子を見ると嫌な気持ちになりますよね。

まあ、自分の外側の話はおいといてですね。
死ぬ時に激痛が走るようなことがあるのは嫌だと思うのは当然でしょう。
四肢を切断されたり、内臓が破裂したり。
痛覚に触覚感応限界以上に電気信号が送られ、脳が拒絶反応を起こす。
これが怖いんですね、私は。

グロ系とホラーが混同されるのは、連想作用のせいと思われます。
痛々しい描写を目にし、自分に起こったらどうしようと共感し戦慄するのです。
二の腕の裏や肩周辺がゾワゾワしますよね。
恐怖の現れです。


死への恐怖の話はこのくらいにして、今回は肉体の機能停止=死について少々。



どぞよろ。



マジで脳死


脳死というネットスラングがありますね。

思考の一切を停止し、行動することを指すようです。


しかして、このネットスラングは見る人が見たら激怒します。

医学的には、大脳の働きが失われて意識が戻らずにいるものの、自律神経の機能が停止していないので肉体そのものの死を迎えたとは言い切れない状態を指しますのですね。

実際にこんなことが起こったら、医療従事者及び家族は実質的な死を覚悟し、臓器提供などの相談の後に安楽死の処置を行うでしょう。

殆ど死みたいなものです。
完全には亡くなっていませんけど。


世の中には言って良いことと悪いことがありますね。

私もふざけて使うことがありますが、本当は良くないなと思っています。



しかして、現在の私は実質的に脳死状態を迎えています。

え?
じゃあ、今この記事を書いているのは誰…?

勿論私です。

意識はあるのに、どうして…。
脳死?
嘘でしょ?

本当です。
私の大脳は、先々月に意識としての機能が停止しました。


5月の中旬頃、酷い頭痛に襲われ、蹲りながら家族に助けを乞いました。

「この、頭痛は…尋常ではない。まるで…くも膜下出血のよう…。あの、じーちゃんの病院に…連れていって欲しい…」

祖父が生前、時折通院していた脳外科。

そこに車を走らせ、初診の手続きをば。


朝起きたら身体が強張っていた。
手の平が真っ青になっていた。
などなど。


そして、頭部CT撮影。
造影剤は入れません。


医者は
「異常無いみたいですよ??」
と言っていましたが、あなたの目は節穴か、となりました。

通常のCT画像と比較しろ。
全部真っ黒になっている。
それは全て血液だ。
血で脳が染まってしまっているんだよ。


と言っても理解されませんでしたので、帰宅。

その後、私の肉体は本当に死んでしまいました。

肉体だけね。


霊媒を続けると、自分の肉体そのものと会話することが可能になるのです。



ただの物質として肉体という役目を担っているだけのヒューマノイド。
それが私達の現・肉体です。

語りかけても何の反応もないのが普通ですが、ある程度アクセスする技術を極めると、肉体そのものと向き合い、会話することが可能となります。

これらは私の妄想などでも統合失調症の類似陽性症状でもなく、マジモンの霊媒の応用なのですが、一般の霊媒者はこの事実をまるで知りません。
二元論そのものを理解しておりません上に、そこまでの領域まで踏み込めていないからです。


私が
「あんみぴ?」
と訊けば、小さく頷きます。
身体が勝手に動くのです。

やがて、あんみぴの正体が何かを知ったのですが、これは個人情報なので伏せさせて頂きます。


しかし、CT撮影の後は肉体のあんみぴの反応の一切がなくなりました。
物理的に機能停止したらしいです。

うおー(T_T)
本当に脳が死んじまっただよ。


現在の私は脳死状態。
しかし、この状態でも生きながらえているということは、後は多臓器不全でしか死ねなくなりました。
自律神経を司る海馬が完全に死ぬと今度こそお陀仏ですが、海馬は損傷そのものが難しい部位にあります。
頭蓋を開いて、棒状のもので脳をかき混ぜるくらいのことをしないと無理です。

失血死はかなり難しいです。
腰斬刑を受けたとて即刻死に至らないことを考えると、あまり現実的ではない亡くなり方であると推測が可能です。
絞首刑を受けても、中々死ねない人っていますもんね。


これは有り得ないです。
脳をいじっても、自白させることは出来ません。

自白には、好意があるように見せかけて近づき、煽てたり褒めたりを繰り返して良い気にさせて何でも話せる仲になる必要があります。

頭の弱い人は、筒抜けなんてもんじゃないレベルで全てをお話してくれますよ。


そして、魔法でも念能力でも属性は6つでは足りないので、水見式は不完全な鑑定法となりますね。




とにかく、嘘みたいな本当の話。


不可思議に思ったnosが、私に訊ねました。



nos)「どうして意識があるの?本当に大脳が死滅しているよ」

kakao)「私は超心点の能力を持っている。だから、肉体そのものが亡くなっても他の機能を活かして、身体を動かし続けることが出来る」

nos)「一体どうやってそんなことを」

kakao)「呼吸の仕方を覚えているだけ。通常、脳死状態になると窒息死してしまう。それは、素の霊魂が人体で呼吸するということを知らないから。呼吸の仕方を忘れて、そのまま死んでしまう」

nos)「記憶の引き継ぎが?」

kakao)「それもある。現在観の認識と元止場の記憶を一部融合させて、つなぎ合わせたら可能だった。私は2022年に一度死んだ。それから少しずつ、肉体が死んでも呼吸が出来るように訓練を続けていた」

nos)「そんなことが本当に可能なのか?」

kakao)「出来る。それが超心点」

nos)「恐ろしい人だ。そこまでして生きる意味とは」

kakao)「どうしても、やらねばならぬことがあったようだ。それまではズルズルと生き永らえるよ」

nos)「ここで松果体が必要になるとは知らなかった」

kakao)「ああ。CTで松果体の石灰化部分を少し焼いたよね。少し角度を調整したら、ピンポイントで松果体の核を壊せた。だから肉体が生きているし、頭痛も減っている」

nos)「一体どうして、どのように」

kakao)「松果体の正体は、肉体そのものと霊魂を繋ぐ接点だ。多くの人は松果体が失われると、肉体の死に引っ張られてそのまま生命を落とす。松果体は霊媒用のアンテナでなかった。アンテナは脳そのもので、松果体は肉体を活かすだけのスイッチに過ぎなかったよ」

nos)「如何に世の中の人が勘違いを重ねているかがわかるね」

kakao)「その通り。全てが正反対になっている。松果体を磨くと、身体は脳死するよ。磨くということは、削るということ。石灰化させて護らないと、あっという間に人は死ぬ」

nos)「少し分かりづらいな。定質と性質だね」

kakao)「そう。松果体を磨きたがる人は、セレスタイプだね。現世嫌いの死にたがりさんってこと」

nos)「霊媒が始まる前に、松果体を磨いていた、と言っていたね」

kakao)「そう。トランポリンで松果体は磨けるのよ。死に近づくけど、ホルミシスも同時に働くから結果的に性質に傾く上に若返りが叶う。私の腎臓には癌が出来ているから、少し抵抗力を上げないと志半ばで死ぬところだったのよ」

nos)「ギリギリの綱渡りだ」

kakao)「そう。そもそも私は死産の予定だったし、何度も身体を壊して密かに死を乗り越えてきたから、お茶の子さいさいだったよ」



ったく、なんだってんかね。
私って奴は。


しかし、漫画みたいな会話だな。
漫画じゃないんですよねえ、これが。


呼吸訓練のために、私は知らず知らず関節の窒素を抜いたりビタミンを適度に入れたりして調整していたようで、思い返せば…ということが多すぎます。

既核質の中の、未核質っていうか。
どうなっているんだか。


ホンモノの脳死状態ですが、取り敢えずで生きています。

そのうち、更新が止まるかもしれません。
いつのことだか。

死イベントまで待機。



死期の占い方


自分の死期を占うには、インドのラグナ占星術が向いています。

8歳11ヶ月29日の星座の日から、8を引いた数が死ぬ日です。
年は、6歳の誕生日の方角の星座の日を足したもの。

しかして、そこまでデータを遡って調べきれないので、普通は見逃します。

北欧神話にラグナロクというものがありますが、これは終末の日を表す言葉です。


ラグナが被っていますが、偶然ではありません。

紀元前200年に偶然占い師によって発見され、死が占えるとして世界中に広まりました。
しかして縁起が悪いとしてラグナ占術は封印されましたが、一部でその形跡が残されたようです。

本来の用途が忘れ去られたまま、北欧とインドに。


しかし、これを実際に現代で行う人がいるか謎です。
資料を引っ掻き回しての、大変な作業になるぞ。


中身及び真偽を疑われても仕方ない記事でした。


それでは、さようなら。

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