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全知全能の入口


全知全能とは



私の書く投稿物全般に、時折出てくる全知全能という言葉。
サクッと出していますけれど、普通に見るとちょっとヒキますよね。

そも、全知全能ってなんだろう?と。


一般には全てを識る者、という認識が定着していますけれど、例によって霊界の認識と少しズレがあります。
スマル、地球に存在する情報は不十分であり、どれを見ても正しい答えが出てきません。


つまり、これは知識として存在するものではなく、ふわっとした概念そのものであると言えます。
これを悟ることが、全知全能への第一歩となる、と。


ということで、今回は全知全能の真の意味について書き出してみますね。


よろしくどうぞ。





すべてのいきものは全知全能である



生きとし生けるもの全ては実は全知全能です。


ということは、現世にいる間は知らないことだらけだけど、死んだら世界の真理の全てを理解できるってこと!?となりますね。

それは少し違うんですね。


私が若かりし頃、陰謀論に片足を突っ込んでいまして、世界真理なるものを全人類が理解することはあり得るのだろうか、と考えたこともありました。


ちょっとした妄想をしたり。。。

人間が死ぬと、金の雲の世界(かくりよ)に自動的に誘導され、その途端に脳内に世界の実情なる情報が流れ込み、「あれ?」となるのではないか、と。

「ああ、放射能汚染について全否定していたけど、やっぱり放射能って出来るだけ身体に入れない方がいいじゃん」
とか
「あれ? 推していた政治家、実は歴史的に見ると悪役だったんだ?」
とかですね。

そういう内容を大勢がニコニコしながら答え合わせして

「あはは、勘違いしていたっぽいね。でも、もう死んじまったからね」

と、各々の向かうべき場所へ解散。


みたいな感じになるのかな、とかたまに考えていたんですよ。


しかし、霊媒が始まるとそういった現象は無い、という結果に落ち着きました。


現在も、普通にチャネリングで会話していると

「酸化グラフェンが体内にナノチップとして入れられるとさ…」

とか話すと

「そうよ! それなのよ!」

と、凄い勢いで飛びついてくる人が結構いました。


それ系の話題を出すと、涙を流して喜びます。
「ああ、あたしたち、ディープステートに騙されているのよ。全てが嘘で作られた世界なの」
とか、めっちゃ喜々として話しているんですよね。


実際問題、ディープステートとか酸化グラフェンとか遺伝子組換え人間などは実在しないのですが、それらを信じ込んでしまったまま人生を終えると、認識がそのまま保持されるということです。

どんなに事実たる世界状況を突きつけようと、物凄い剣幕で突っぱねて全否定して来ます。

洗脳とは違いますが、そうだと思いこんだら自分の中で思い込みの枷を解かない限り、生きている時と全く同じ意識のままでいるということです。


実際に起こることをヌース用語を用いて説明すると


死ぬ
 ↓
霊魂が肉体から抜ける
 ↓
アストラル体が消える
 ↓
エーテルとしての意志を持つ幽体が幽世に向かう
 ↓
元止場(過去の自分の認識)と融合
 ↓
位置の転換が起きる
現界から幽界に住居を移す、という意味合いで。


これらは私が勝手に考えたものではなく、実際に起こる出来事なのですが、地球上での検証が難しいとして思想の一部として扱われていることでしょう。
信じる信じないは別にいいです。


信じないっつっても、死んだら本当に全ての人間にこれが起こるんですけどね。

現界に霊魂が留まれないのは、不便極まりないからです。
肉体として生きる場所と霊魂の状態で生きる場所は分けなくてはならない。

しかし、霊魂として生きる場所は、肉体として生きる場所よりずっと快適で、懐かしの住居環境や世界環境・状況が完璧に再現されており、望むがままの世界に皆が自由に住むので望郷の念などは全く発生しないようになっています。

これを否定したからと言って、別段損することはなく、死んだら平和な世界なのか、だけで終わりです。
本当にそれだけ。
死後の世界のことなんて心配しなくても良いです。
現世の今の人生に集中することが大事。
スピリチュアル的な杞憂は非生産的ですので、普段は忘れるくらいで充分です。


こういった事象をボヤッと確認した結果、人間の意志は本当に自由なんだな、という印象を受けました。


中には死んだことにすら気付かない魂もおりますが、今いる場所が現世でないと気付けないくらい、位置の転換こと幽界へのお引越しの流れが自然すぎる上に違和感が全くないんですね。

変化を嗅ぎ取る程神経質な性格でない限り、恐らくずっと死んだことに気付かないまま、現世としての認識を引きずった状態が続くでしょうね。

その辺は、特に咎められることもないです。

意志の持続は保存されます。

約7割の人が
「死んでみたけど、何も変わらん。つまんね」
と言っています。



時に、突然光の国からの使者が目の前に訪れるようなことがあったら
「霊体として霊地に向かったのだ。古い肉体ヒューマノイド・ボディを脱ぎ捨てて、我らは変換人として位置の転換を行った」
ということで納得していただけると幸いです。


元止場との融合が必ずしも全知全能化を指すことではないと分かった上で、先に進みます。


全知全能と言いますが、別段知らなくてもがなくても、全知全能であることには変わりないのですよ。


では、何を以て全知で全能なのか、というとですね。


以下の記事に書いたPNSEがヒントになっています。

PNSE(以下、ピン瀬と書きます)
”persistent non-symbolic experience”
といい、「継続的非記号体験」と訳されています。
一般的にはそうですけど、直訳すると
「持続的な象徴的でない経験」
となりますね。
どうやら宗教上の「悟り」の概念を説明する言葉のようです。
「自我を超越した意識状態」なるものを明確に言語化することは不可能なようですね。

PNSEとは より


ここに出てくるSymbolicがそうです。

シンボル、象徴です。


よく、象徴的な意味で〜などという表現を出しますけど、そも象徴というのはブラフマンとしてのアートマンが生み出した最終結果としての現れということです。


大勢の霊魂が、大いなる流れに沿って決めた宇宙真理ですね。


ざっくり言うと、全知全能とは

世界トーラスの波になること
宇宙を構成する霊魂として文明に参加すること

こういうことになりますね。


別段、象徴の意味とか知らなくてもいいですし、魔法や法力が扱えなくても全く関係しない。

ただ、宇宙に参加しているということで、シンボリックな意味や力を背負っている、とするのが的確と思われます。

そして、全ですよ。


「そんな難しいこと、俺ぁ関係ないんだ」
でもいいんですけど、ここでいう俺さんの全ての中に未解禁シンボリック・パワーが潜在する前段階の状態で存在する、という。


それで、全能の話になりますが、全能は全能です。

そこで、プレアデス・プレートの力を超心点としてその身に具えると、能、つまり思うがままの「わざ」が扱えるようになるのです。


プレートが存在するということは、その能力を誰かが創り上げたということにもなるのですが、死ぬとそれが借りられるというか扱えるようになるということになります。


憧れの歌手の歌唱力や声が欲しかったら、それを求めればその能力が自分に身につきます。


しかし、幽体の状態で、ですよ?
現世では無理です。

霊媒で声を借りることが出来ますが、一回きりと決まっております。


体操選手のテクニック、バスケットボールの動き、野球の動き、バレーボールのスーパーアタック、スケート選手のキレ技などなど…。


「自分もそうなりたい」
と願えば、プレートを貸し出されて実際にそれらを行うことが可能となる。


動きなるものも、全てシンボリックというかパターン限界はあります。
既にそれらは開発・開墾し尽くされ、全てが死後の世界に或るのですね。



完全に自分のものにするには


しかし、全知全能のパワーを完全に自分のものとするには、ピン瀬をこれでもかというほど起こさねばなりません。

一瞬ですが、既出シンボルの全知全能の世界から真の自我として抜け出して、自己を高めなければならない。
そしてピン瀬を起こすと、プレートの力を再び扱う際に、より深く鮮明に理解が適う、という現象が起きます。

こういった一連の流れが、亜魂昇華(あこんしょうげ)の一つと言えましょう。



そして、そこでも次元階層なるものが存在するのですが、その辺は30次元で頭打ちとなっているようです。


1次元スタート
10次元グラビティ
15次元アーリマン
20次元お遍路さん
30次元霊界認識


次元にも色々ありまして、これらは空間観察子Γと空間観察子βの中和点から導きだすことが可能となります。


そこで、霊界カードが出てきます。


一般のタロットカードは次元が10です。
ルノルマンが8。
オラクルが13。

霊界カードは、30次元の認識から導き出されたシンボルが扱われています。


しかし、次元の高低はここでは関係ないです。

タロットがしっくり来る人はタロットを扱うべきですし、ルノルマンが好きな人はルノルマンを。

自己の次元と認識に合わせてカードを選ぶのが重要。


などを前提として、カードの持つシンボルがここで活きていきます。


潜在化の前段階としての象徴が未理解だとて、自己の核質に潜むトーラス・シンボルをカードで適当にピックアップして、その部分を潜在化〜顕在化まで持っていく。

それがカード占いの本当の意味となります。
少なくとも私はそのような認識で占いをしてきました。


タロットの愚者カードなら、依頼主の中に潜む愚者としてのシンボルの意味を模索する。
これが重要。


未来視とかじゃないんですね。
この占いの内容が結果的に未来視となったのなら、力を持つのは占い師ではなく依頼主自身です。
愚者としてのシンボリック・パワーを引き出すことが出来た、という意味で顕在化が果たせた、ということで。


というわけで、シンボルの意味そのものは固定故におみくじコンテンツを作ることが出来たのですが、(運勢を視るとかとは違います)自己に潜む力を引き出すためにはまず意識を持つことが重要なので、これで大丈夫です。

とはいえ、カードの意味は視点を変えると無限とも思えるくらい認識展開が可能なため、これだけでは鑑定としては不十分です。

だから簡易鑑定となっているんですけどね。

軽い気持ちで引くのが良いです。


霊視とかは、シンボルとのエントロピーと関連性を視るくらいの内容でないと、まず実用に耐えませんね。

つーわけで、占いも案外奥深いんですが、実践第一、これに尽きます。



全知全能はシンボルの理解から始まる、ということでご理解頂きたくお願い申し上げます。


ちな、皆が考えるような真の意味での全知全能の存在は、この世に一人しかいないようです。

これは未来永劫変わらない、なんてことは無いと思いますけどね。

先のことは分かりません。


ここまで読んで頂き、ありがとございました。


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