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波動定数とペンターブシステム


なぎってなみってみなぎって


Ψ1の物質宇宙にペンターブシステムが発動する、と書きました。


ペンターブシステムとは、次元観察子が規則正しく順序よく、それぞれが影響しあって数が進んでいく様相を表したものです。

Raimuさん
ありがとです


これを見て
「ヒトの心ってこんな風に順々に進化していくのかな?」
と思うのは普通だと思いますが、人間はそんなに単純ではないです。


波動の変動の中で、全ての観察子が発現し形成されていくのがヒトの心Ψ2

一定の動きのみ行う、舞台としての物質宇宙がΨ1


まずはこの辺の理解から初めないと、ヌースはトンデモ論になってしまいます。

万華鏡から見える景色は変幻自在。
しかし万華鏡の本体そのものは変わらない。

やがて万華鏡本体も朽ち果ててしまうものですが、一旦の固定要素として用いられることで、万華鏡はその真価を発揮します。


万華鏡本体がΨ1 です。
万華鏡の中のビーズがΨ2 。

この場合、タキオン・ビーズ(思形)が揺れ動くことによって、視界からなる世界が変動し形作られていきます。
自己をあらしめるのは自己。
万華鏡を手に取り、くるくる回すモノ。
回転質とは、意識の回転を現します。

意識一つで、Ψ1 からこぼれ落ちたパーツが組み立てられていく。
それが、Ψ2 の中の Ψ1 であり、それを自覚することそのものがΨ5 であるのです。


Ψ1のパーツの波動が、ペンターブシステムの中のどれか、ということになります。



カタカムナウタヒ 5首から


ヒフミヨイ
マワリテメクル
ムナヤコト
アウノスへシレ
カタチサキ

このウタヒは何通りも意味が取れますが、取り敢えずで

12345
まわってめぐって
678910
逢うの術しれ
カタチ咲き

これを採用して、お話を進めていきますね。



ヒフミヨイ

ペンターブシステムの1,2,3,4,5次元の世界。
これらの観察精神から、顕在化への持続が始まります。
エーテル空間の中の自己という意味で、自己の存在そのものがエーテルであると現しています。
Ψ2 Ψ4(ψ4) です。
ψ2 は Ψ5 となる場合もあります。

意識は波動。
波動係数であり、特に法則性はないです。
心は自由である、という意味になります。


マワリテメクル

まわってめぐるモノは、陰陽です。
太極です。
白と黒のコントラスト。
光と闇、闇と光が回転し、輝きを生み出します。

光だけでは輝けず、闇だけでは何も起こらない。

この廻りが重要であると、ウタヒにて現されているのですね。



ムナヤコト

ペンターブシステムの6,7,8,9,10次元の世界。
これはアストラルとなる波動であるため、Ψ1 を現します。
つまり、地球の次元ということ。
天空および大地。
ここでは物質的な空間としての次元を意味する為、アセンション的な意味合いを見出すのは誤りです。

地球としてのアセンションなるものは、4次元を基盤として5、6、7、8とそれぞれの展開を起こすエネルギーを孕むものを指し、実は個々とは殆ど関係しないです。
固定されたモノということで、これをなんとかしようとするのは、ちょっと無謀が過ぎるかな。


アウノスへシレ

逢うの術をしる。
ということで、これを表すのはフトマニです。

女禍八卦の最終回答
ひらがなフトマニ

これは、イザナギとイザナミの みとのまぐわい を現しています。


於其島天降坐而、見立天之御柱、見立八尋殿。
於是問其妹伊邪那美命曰、汝身者如何成。
答曰吾身者、成成不成合處一處在。
爾伊邪那岐命詔、我身者、成成而成餘處一處在。
故以此吾身成餘處、刺塞汝身不成合處而、爲生成國土奈何。
伊邪那美命、答曰然善。
爾伊邪那岐命詔、然者吾與汝行廻逢是天之御柱而、爲美斗能麻具波比。
如此云期、乃詔汝者自右廻逢、我者自左廻逢。
約竟廻時、伊邪那美命、先言阿那邇夜志愛上。
後伊邪那岐命、言阿那邇夜志愛上袁登古袁各言竟之後、告其妹曰、女人先言不良。
雖然久美度邇
興而、生子水蛭子。
此子者入葦船而流去。
次生淡島。
是亦不入子之例。


二人はオノゴロ島へ降り立ち、その島を天の柱、八尋殿と見立てました。
イザナミは妹のように思っていたイザナギに対し
「あなた、ちょっと頭が悪いわよね」
と言いました。
それに対し、イザナギは
「そんなことはないよ。僕だってちゃんと考えている」
と答えました。
二人はお互いの知性への解釈の違いにより揉め、喧嘩をしました。
しかし、心の底では愛し合っていたので、すべてを有耶無耶にして仲直りセックスをして誤魔化しました。
イザナギは
「女の方から誘うってないよね」
と言い、イザナミは
「は? このオカメチンコが」
と反論しました。

仲が良いのか悪いのか分からない二人の間に、やがて双子が生まれました。
先に生まれたのがヒルコ。
後に生まれたのがアハシマ。
双子であるため、後に生まれた方が長子ですね。
アハシマがお兄さんです。

この二人の概念は、オノゴロ島の天の柱・八尋殿に含まれないから注意ね。


本当はこういう意味だったのですが、中身が下品だとしてこのようには翻訳されなかったようです。
発音の調子や濃淡で、喧嘩をしているだの罵詈雑言を並べているだのが分かるのですが、そのテクニックは廃れてしまったようです。

ナミは、男性のナギを妹のように見ていました。
兄弟姉妹によって、印象というのは違ってきますよね。

兄には少し遠慮して、弟は奴隷扱い。
姉は絶対君主か大損をするかの両極端に分かれ、妹に対しては問答無用で激甘対応です。

ナミはナギのことをからかいつつ、悪いところに眼を瞑ってめちゃくちゃ甘やかしていたということになります。
ナミの直後に妹と出てくるので、ナギは兄さかなあ?となるのは普通ですが、二人は夫婦であり近親相姦はしない主義なので、兄妹神とはならないのですね。


天之御柱とは、天之御中主となるもの。

八尋殿とは、末広がりの富士山です。

黄金の国ジパングを世界の核にしようか、と相談しているのですね。


爾伊邪那岐命詔、然者吾與汝行廻逢是天之御柱而、爲美斗能麻具波比。
如此云期、乃詔汝者自右廻逢、我者自左廻逢。

この部分が アウノスへシレ なのですが

天の柱の周りを、ナミが先に回ってしまったとして、ナギは不貞腐れています。

ナミ=エーテル(自己の欲求)
ナギ=セレスティアル(物質世界)

と解釈をすると、気持ちばかり先走って世界が追いつかない、というジレンマを現していることになります。

核=アウワ アワウタ
その周囲を、叡智がグルグルと回ります。
右回転、左回転。
どっちがどっち?

法が先か、識が先かという。
卵が先か鶏が先か。
魂が先か肉体が先か。
回転と上昇・下降の順路は不明である、ということです。

そうして二人は混乱し、天の柱の周りをグルグルと駆け巡り、バターになってしまいました。
ちびくろサンボの虎バター。
喧嘩する度に世界はリセットされ、やり直しの連続でした。
天の沼矛でかき混ぜて土台を作ります。


というのは書いてないですけど、フトマニの外枠の2周を意味します。

この外周が非常に大事で、艮の大建直しのキーワードになるものでした。
要するに、ナギは本当に頭が足りなかったのです。
足りなかったと言うか、余計なことを考えすぎてしまう。
そしてナミは一見賢そうに見えましたが、無駄を省きすぎてパフォーマンス主義に走るストイックを通り越した厳格主義者でした。
バランスが悪すぎた。


興而、生子水蛭子。
此子者入葦船而流去。
次生淡島。
是亦不入子之例。

この辺も誤訳が酷いです。
先に生まれたヒルコは、未熟児であり水子だったという意味になります。
故に、葦の船に乗せて海に流して埋葬した、という。
次に生まれたアハシマは、ちゃんと実体を持った子でありました。
淡路島は国生みの舞台として描かれていますね。
淡路島とはアハシマそのものです。

そして、最後の文章は頭数に入れられない子の埋葬例ですと言っているのですね。
水子は流す。
しかし、丁重に。


このあとヒルコは再び生まれ直しましたが、還暦を過ぎても親の脛をかじって自立する気配を見せなかったので物理的に葦の船に乗せて旅に出させました。
その頃にはアハシマは寿命を迎えており肉体が滅んでおりましたが、双子の縁ということで実体を持たぬ霊体としてヒルコについていったと言います。
そこで、アハシマは適当に肉体を見繕ってヒルコの世話をするのですが、ヒルコはクソ動きもせずにノンベンダラリと過ごすのみでした。


アウ のやり方は、非常に大変だよ、という意味です。
それをワにするって?
プレアデス・カオス。


カタチサキ

アウワ の核質回転が成功して初めて、ケセリックを伴う最終構成が発生します。
ケセリックは日本語訛りで、本来はケザーリックと読むようです。
Ketheric (ケザーリック)

これは宇宙卵を表すものです。
宇宙は卵型だとか、良く言われていますね。
egg というキーワードの謎。

それは、夢の詰まったもの、という意味。
夢の卵は肌身離さず温めて置かねば孵り(還り)ませんので、ケザーリックことコーザルは最も外側にして内にあるものと言えます。
トーラス運動の内側にあり、発現が外に現れるもの。

私は一般に言われているスピリチュアル系の情報を殆ど信じていませんが、これが体から75~105cm程離れた場所にある、と唱えている人は、自らの夢を叶える気がないんだな、という目で見てしまいます。
馬の眼の前にぶら下げられた人参と同じ。
食べたくても食べられないのに、延々と走り続けることになりますね。

だから、滅多なことを言うものではないというのですよ。
それでスピ商売なんて言語道断。
恐らく、それ系の人はマジのマジで夢や願望が叶わないと思います。
そういう風に願ってしまっているため。

ケセリックのカタチサキは、想いのままの形に花咲くことを意味します。
卵型の蕾。
ふんわりと咲いて、夢を叶えます。
咲いたら散るやん?
とかいう人は、一回しか夢を叶える気がないのと同じですね。
花は、何度だって咲くんですよ。
種になって再び芽を出して。
次はどんな夢を叶えようかな♪
夢と希望に満ち溢れてこそ、真の意味で幸せを掴める人。

その方向性を明確に決めるのに、フトマニ、思考力が必要ですよね、と言っているのですね。


という訳で、

フトマニ回転に沿って
1,2,3,4,5 が
回って巡って
6,7,8,9,10 となり
11,12,13 
として花として咲きますね。

という流れによって個々および宇宙全体がカタチとなって、世界は少しずつ造られていくのですね。


アートマン


ブラフマン


アートマン ブラフマン
双方を兼ね揃えたヴィシュヌ

意志そのものは自由ですが、外枠の法則からみると、ペンターブシステムに沿ってプレートとなるべく仕組み。
その大いなる流れに乗っている、ということになります。


スケールが大きいですね。



ここで出てくる三体問題


三体問題とは、互いに重力相互作用する三質点系の運動がどのようなものかを問う問題。
ふたつの質点が互いにニュートン重力を及ぼし合って運動するとき、その軌道は楕円、放物線、双曲線のいずれかになることが知られている(ケプラーの法則)。
三体問題はこの系にさらにひとつの質点が加わった場合の進化を求めるもの。


wikiより

三体問題の近似解の一例。三つの質点が非常に複雑かつ不規則な運動をすることが分かる。


これは天文力学の分野で考えられてきたようですが、三体問題はペンターブシステムの量子法則と、陰陽回転と、コーザル体の意識回転が複雑に絡み合ったものを表すものであり、世界量子法則の一面のみの現界フラクタルからこの解を導き出すのは非常に難しいと思います。
無理と言っても過言ではないです。

ツイスター・ケリュケイオンが「動いて」いる状態。


絶望的なまでに難しいです。
超無理。

イザナミとイザナギの喧嘩の原因でもあります。


しかしながら、解き明かすことは不可能であっても、人類は神の領域に手をかけていたという証明にもなりますね。
問題そのものが発生したという、その時点で。


6次元の神様学校で学ぶ内容は、案外身近なことであると言えましょう。


プレアデス空間で思形ビーズを拾い集め、すばるを作るのも難儀ですね。

何がどう繋がるのか分からない。
やはり、ここに真実はあるけれど無いのですね。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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