あれは風のとおりみち
時熟ありきのスピリチュアル
霊媒はとにかく調べ物が多い。
毎日PCで検索して、図書館などを巡る機会が増えました。
既存のスピリチュアル情報は殆どフェイクみたいなもので、噂話ばかりでした。
願望だったり、誰かの私生活だったり。
私は星の記憶を辿った史実に基づく神霊情報を探り当てることに執心していましたし、そのように導かれてもおりました。
しかし、熱心に調べたとて、すぐに答えが出るわけではないのですよ。
前情報の取得→仮死状態になって過去を見に行く
の連続で、知識を得たら脳内に付箋で仮止めしたまま、新しい取っ掛かりを得るまで待機せねばならないのです。
故に、スピリチュアル系情報はメルマガのような速さで発信をすることは不可能です。
降ってくるタイミングは誰にも分からない上に、前情報込みで考えると途方もない時間と労力がかかる。
また、難しく考えて得た答えは、ほぼ外れです。
スッと入ってくるもの。
それが、その時のあなたに合った答え。
真に理解に至れる情報レベル。
その繰り返しで、徐々に確信を得ていくものです。
今回は、2021年に調べた情報の答えが今頃分かってきたので、そのメモです。
羽衣伝説を追う…ではなく待つ
羽衣伝説。
スピリチュアルにおける王道中の王道。
使い古されすぎている、と最初は思いました。
しかし、その日のテーマは「羽衣伝説」
日替わりで神霊テーマが移り変わるので、否応なしに行動に移します。
取り敢えず、少し検索。。。
空から降り立った天女が一休みしていると、枝にかけておいた羽衣がいつの間にか無くなっていました。
しばらく探し回ると、近くに住む男が羽衣を手にしていました。
天女は男に羽衣を返して貰うように懇願しましたが、男は「返す替わりに俺の嫁になれ」と言ってきました。
天女は泣く泣く男に嫁ぎ、幾人かの子をもうけました。
そうしてある日、男が酔って寝ている間に天女は羽衣を探し当て、天に帰ってしまいました。
子どもはどうしたんでしょうね?
天女の子孫がどうとかいう話もあるので、子が成人して自立してから天に帰ったんでしょうね?
死別ならまだしも、幼い子を残して去っていくような女に天女の資格はないんじゃないでしょうか。
結構曖昧な上に、地域によってオチや展開が違うようなので、大元の話はどんなだろうかと文献を探しました。
まずは、地域の図書館。
民俗資料館。
そしてAmazonなど。
国会図書館は2021年の時点では未だ選択肢にはなかった為、除外。
近江の話が元に近いということで軽く調べたのですが、良く分かりませんでした。
羽衣伝説を題材にした漫画に、妖しのセレスがありますね。
それも思い出しましたが、あの話はあまり好きではありません。
変な部分で性的な要素が強いので、ストーリーがブレている気がします。
漫画ですからね。
史実というか、神霊界の実情とは違いますよ。
巫覡情報としては不十分です。
双子の前世は夫婦、なんて話には一切の信憑性もありませんし、必ずそうなるとは限りませんものね。
明は死に損ですわ。
十夜って結局なんだったんや?
羽衣の分身なんですけど、そんな人は神霊界におりません。
というか妖と結局デキちゃうんですけど、羽衣そのものがセレスの分身のマナという設定であり、要するにセレスは自分と結婚することになるのですね。
自慰とも呼べる自分との結婚は、神霊界ではごく普通のことです。
セレスってなんなの?
漫画の中では先祖返りの姿みたいですが、そういうのは普通ありえないのでただの恨みの念の塊だと思われます。
恐らくセレスは天女を名乗る普通の宇宙人で、アメーバのように細胞分裂で増えていくタイプの人間だったのでしょう。
しかし、始祖と呼ばれるミカギに辱められ、深い恨みを抱きました。
たかが現世の数十年の結婚生活・出産くらいでガタガタ抜かすんじゃねえよ、という感じですが、どうやら時代にそぐわなかったみたいですね。
どうしても自分と結婚したいセレス。
喪男故、美人の妻を娶りたくて強引に結婚したミカギ。
セレスもセレスで、調子に乗って不思議な力をミカギに貸すなよという感じで、うつけもうつけのお話です。
ミカギは病みに病んだ末に酷い末路を辿るのですが、人生を終えた後に
「駄目だったね」
と諦めればそれで良かったのに、セレスを見るなり執着してしつこく追い回します。
愛していたみたいなのは戯言で、ミカギも自分と結婚するタイプに生まれ変わればよかったのに、それも出来なかったようで。
セレスの名は小惑星帯に存在すると言われるセレスの名から取られたようですが、実際のセレスは地球の反対側にある、生命活動が可能な地の名称です。
星を越えて移住するならセレスでしょう。
土星を越えた先にあります。
もう潰れちゃいましたけどね。
羽衣伝説の物語をベースにしているとはいえ、こりゃねーだろ。。。と思って思い出すだけに留めておきました。
それから約半年後。
それは、突然降ってきました。
洞窟の中で逢瀬する男女のイメージが。
「これが何を意味するのか、良く考えてみなさい」
と言われ、しばらく考えてみましたが。
セフィロト13の天帝と妃でした。
ああ、羽衣伝説とは天帝のお話だったのか、と思いました。
彼らは自らを1と2と名乗っておりましたので、
男性をアーレフ
女性をベス
と呼んで、お話を伺いました。
ベス曰く
「イザナギとイザナミの前の姿だよ。まず、伏羲と女禍が生まれ、のちにイザナギとイザナミになった。お遍路を生み出したきっかけだよね」
とのことでした。
お遍路さんとは、20次元の入口のことです。
苦しいグラビティの10次元を抜け、15次元のリーダー次元まで昇り、さらなる高みを目指すための足がかり。
お遍路 八十八ヶ所巡りは、次元上昇に欠かせないものであるのですね。
私は過去生で何度も巡ったので、現在こうしてアーレフ・ベスとお話が出来るまでになったらしいのですが。
霊層が上昇するのは間違いないようですね。
義祖母は若かりし頃にお遍路さん巡りをしたらしく、床の間に巡図が飾ってありました。
お大師様のお導きにより、無事に平安の地へと辿り着いたようです。
どうやら人間道への近道らしいです。
人間道まで辿り着くのは実は大変で、先程の妖しのセレスのセレスもミカギも、人間道まで辿れていないようですね。
餓鬼道、畜生道かな?
ちょっと触っただけでフワッと吹き飛んでしまうような、軟弱な魂の持ち主。
そういう人は総じて”間違え”やすい。
タカヒマラにおける性質を持たず、定質に引っ張られて簡単に生命を落とすような輩です。
ええ?
ニンゲンの魂って本当はそんななの?
そんななんですよ。
だから、段階を踏んで丁寧に階段を登っていく必要があったんです。
それも強制ではなくなりましたけどね。
楡の木
森の奥で 生まれた風が
原っぱに ひとりたつ 楡の木
フワリ かすめ やってきた
あれは風のとおり道
森の奥で 生まれた風が
見えない手 差し伸べて 麦の穂
フワリ かすめ あなたの髪を
ゆらして 通り過ぎていく
遥かな地 旅行く風 道しるべ
ひとりゆく あなたにおくる
髪のかざり
森の奥で 生まれた風が
原っぱに ひとりたつ 楡の木
フワリ かすめ きえてゆく
あれは風のとおり道
となりのトトロの挿入歌。
この歌を背景に、まっくろくろすけが引っ越してしまいますね。
1で準備
2で発進
3で手直し
という123。
宇宙のリタの、2を現すものです。
魂には7つの種類がありまして
にれ
けやき
もみ
なら
ぶな
かし
ひのき
と、木の名前で呼ばれています。
全て超越してこそなんですけど
最初に
けやきの人が生まれ
ならの人が生まれ
ひのきの人が生まれ
ぶなの人が生まれ
かしの人が生まれ
もみの人が生まれ
最後に
にれの人が生まれました
ニレ 20 です。
ダジャレみたいですけど、この歌の通りなんですわ。
お遍路さんマスターに渡される称号。
それが にれの人。
それだけなんですけどね。
先行で、にれの人がうんと頑張ったので、艮の大建て直しは成功しました。
人類が黄金郷へのTicketを手に入れる為に、どうしても通らねばならなかった風の通り道です。
ふきぬけを大きく取った、良い家が完成しました。
これを通った為に、人類に恵みの麦の穂がもたらされ、永遠の金の原への到達が約束されるようになったのですね。
未だ宇宙は黎明期。
時代の邁進はこれからです。
今の現世は90年後に滅ぶけど?
また新しい現世が出現しましたので(早!)何の問題もありませんでした。
ここでマナについて
妖しのセレスにおけるマナとは、なんだったんでしょうね。
マナという言葉はハワイ発祥の「神聖なる力」そのものを指します。
アロハという言葉同様、単純に翻訳することができません。
マナはマナ。
アロハはアロハです。
マナとは、ほとんど超能力といってもよいものだったようです。
マナは取り扱いを誤ると消えてしまうとされていたようです。
そのため、マナを守るための厳格なルールがカプ(タブー)として定められていました。
マナはまた、親から子へ受け継がれるものでした。
しかし親と対等以上のマナを受け継ぐには、配偶者もまた強いマナを持っている必要がありました。マナを持たない平民と結婚してできた子供は、マナが薄まってしまうようです。
また、場合によってはマナは習得したり、他人からもらったり他人に与えたりということもありました。
で、マナは本当に実存するんですか?
どうでしょうね。
火の神ペレに尋ねないとなんとも…。
現世では扱えないようなので、死後の世界でペレに教えて貰うと良いでしょう。
恐らくこれは、理想郷で手に入る夢を叶える力そのものでしょう。
セレスの場合は、優しくて格好良い旦那が欲しいと思っていた心が具現化したようですね。
十夜は、ギルガメシュ叙事詩に出てくるエンキドゥみたいですよね。
最終的にギルガメシュと仲良くなって数多の苦しみを乗り越えますが、エンキドゥは途中で命を落としますね。
十夜も途中で死んでしまいます。
しかし、あわやというところで背中に羽をはやした十夜が海から復活し、ハッピーエンドです。
10日で成人になった、という由来から、十夜。
浮浪者みたいな人生を送っているのに、やたらと派手な格好をしたビジュアル系。
そのチョーカーはなんだ?
バンドヴォーカルみたいな服装はどうした?
ナイフのデザインは自分で考えたのか?
恐らく、セレスが考えたバリメチャカックイー男、というイメージ像です。
イデアが現実化した、と。
マナは、思形を現実化させるウォーククオーク素粒子の塊だと思います。
6次元変換を可能にする、夢の物質。
現世に実存しないのは、これはあくまでも練習段階として知識のみが降ろされたためでしょう。
ここで「マナとは」と覚えておくと、死後の世界で思うがままの未来が実現するでしょう、という。
しかし、色々制限がありまして。
一定の霊層レベルに達していないと、マナを貰っても完全に扱えないかもね、と。
セレスは扱えました。
しかし、ミカギはマナを溢れんばかりに与えられたとて、使いこなすことが出来なかったと思われます。
普通の人は大丈夫でしょう。
しかし、木になれない人、というのは何処にでもいます。
楡にれ
欅けやき
樅もみ
楢なら
橅ぶな
樫かし
檜ひのき
木ですからね。
此れ即ち、木星の超越ですね。
ゼウスの加護です。
これがない人、貰っても扱えない人は、何をしても無理です。
エデンの園を個別に与えられたとて、何故か放棄してしまう人。
いるんですよ。
本当に。
折角もらった箱庭のエデンを破壊してしまうひと。
死後の世界でエデンは貰えます。
知恵の実・金りんごは食べても大丈夫です。
蛇はともだち。
死後の世界はなんでもありです。
マナすら扱えない人は、どうしているんですかね?
なんか、天使に適当にあしらわれています。
天使以下の存在。
ニンゲンにもなれない。
羽衣伝説。
死後の世界からのフライング情報でした。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。