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オムのニライカナイ
ニライカナイとは
ニライカナイとは、沖縄地方に伝わる理想郷伝説です。
沖縄の方言で「海のかなた」を意味し、神々の住まう地とされています。
鹿児島に住んでいた時、図書館の掲示物を見てニラヤカナヤという言葉を知りました。
奄美地方にて催しが行われた、という写真つきの広報。
海の彼方にあるという理想郷に豊穣を願うのだそうです。
その後、ネット検索をしてニライカナイと呼ばれていることも。
かなり表現にゆらぎがあるようです。
理想郷への願いは同じでしょう。
最近、灼熱のニライカナイという漫画の存在を知り、そこでは舞台が小笠原諸島となっていたので、太平洋の広域に渡ってニライカナイが伝わっているのか?と考えたりしました。
ニライカナイは、龍蛇族の神です。
沖縄にはyap遺伝子を持つ民族が多数存在している。
始祖の血をくみ、その流れは沖縄〜台湾〜インドネシアまで続いています。
大和民族とは少し人種が違う。
一般的な日本人は混血が過ぎますが、その殆どは天皇家の末裔とされています。
スサノヲの子孫、ということになります。
yap遺伝子はスサノヲの流れをくんでいません。
神武天皇と対立していたとされる、加奈の末裔です。
加奈(カナ)
琉球から発生した人類始祖の集団。
たびたび薩摩と対立している。
奄美の民との爭いの歴史は、星の記憶のフラクタル。
薩摩の島津公は天皇家の血族でした。
後継者は必ずしも血縁関係の繋がりがあるわけではないとされておりますが、そんな不誠実なことを厳しい島津一族の念が許すわけがないので、ちゃんと血の繋がりはあります。
加奈の一族はマジナイを得意としております。
龍蛇族の末裔として、血脈が受け継がれています。
そんな文献、全然残ってないやん?
と思われるかもしれません。
土地柄、それは仕方のないことだと思います。
琉球は全く産業が発達しない、と内地の人間は嘆いていますが、それは台風のせいです。
内地は、日本本土の意味で受け取ってください。
文献の類は、全て台風に流されてしまったのです。
沖縄はとにかく台風が来ます。
信じられないような巨大台風。
夏〜秋は、まるで洗濯機の中にいるような轟音を聞きながら、停電や断水を心配しつつ耐え忍ぶのが常となっております。
酷い暴風の中、道路が冠水し自転車が流れていく、なんてことはしょっちゅうです。
毎年、建物の修復作業に追われています。
高い建物なんて建てられないのです。
首里城も、やっとのことで建てた。
低い建物の中で、皆で身を寄せ合って台風が去るのをじっと待ち続けます。
台風が来ないと、真夏は海水温が上がりすぎてサンゴ礁が死滅する。
台風の恩恵を意識しつつも、常に自然の猛威との戦いが繰り広げられている。
作物も台風に煽られてなぎ倒されてしまいます。
稲作が非常に難しい。
非常に丈夫な古代米の黒米などはなんとか耐えてくれますが、癖があって食べにくい。(健康には物凄く良いです)
米の生産量は全国で見ると極端に低いです。
台風が来なければ、三毛作くらい出来そうなくらい温暖で恵まれた土地であるにも関わらずです。
しかし、その恵まれた気候のお陰で作物の成長が非常に早い。
サトウキビなどを収穫し、全国に出荷しています。
サトウキビの歴史は奄美の戦の影が見え隠れして手放しでは喜べない背景があるのですが、沖縄の黒砂糖は非常に質が良いのは確か。
マグネシウムが豊富で、体の調子を整えます。
私は奄美地方の黒砂糖をよく買っていました。
味が好みだったからです。
ともかく、そのような背景もあって沖縄は昔ながらの生活を維持しつつ、なんとか成り立っているのです。
沖縄を助けたい!と思うのであれば、変な風に奇を衒った近代化を目指したりせず、古き良き伝統的文化を肌で感じる為に観光に行くのがbetterと思われます。
雨ニモマケズ風ニモマケズ
人間は強い
という雰囲気を存分に。
ニライカナイは、そんな逞しい人間模様から発生した神と言えましょう。
オムとは
カルナレイキシンボルの一つにオムがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1708998702104-m8MYjjA0iZ.jpg?width=1200)
OMというのは、宇宙の最初の音と言われているもの。
Ωでもあります。
オメガ、オーム。
最初で最後。
阿吽。
龍蛇族とは「始めと終わりを司る」という意味を持ち、オムの力を存分に発揮することが可能です。
ニライカナイは死の国とも言われておりますので、生誕と死、そのままを表しています。
豊穣を願うのは、芒種(種まき)から収穫まで滞りなく行えますよう、という祈願でしょう。
ニライカナイはオムの力を活用する、レイキの儀式と言えましょう。
影に潜むはマイヤ
聖母マイヤ。
イエス・キリストの母です。
マリアじゃないの?と思われるかもしれませんが、ここではマイヤと発音するのが正しい。
言霊のちからは、正しい発音、その土地その風土その時代に合った言葉を扱うことによってその真価を発揮します。
オムに関しては、マリアではなくマイヤという方が正しい。
マイヤは龍蛇族の末裔です。
沖縄からインドを経由しベツレヘムまで辿り着き、集落の中に溶け込みました。
そしてヨハネと出会い、結婚したのです。
バージンマザーなんて人聞きが悪いですね。
天使の托卵ですか?
なんだかなあ。
この辺の話には、私は良い顔をしておりません。
サキュバス・インキュバスと同じ匂いがします。
(淫魔に襲われたとか適当に誤魔化していますが、夜這いされただけです)
ヨハネの子でしょ?
こういったくだらない諍いは、どこの世界にも存在します。
周囲が煩い。
嫁姑問題と言いますか。
姑が騒ぐのです。
「旦那(息子)の子じゃないだろう」
とか、訳の分からないイチャモンを付けてくる。
ヒトの情事に口を出すのも下世話にも程があるのに、根拠もなく何を言っているのかと。
托卵なんて滅相なこと、ありゃしませんて。
大抵の場合、疑惑をかけられる人はシロです。
旦那の子。
上手く隠し通してくる雌狐こそ、托卵疑惑が強い。
皮肉なものですね。
下世話話は程々にしておいて、マイヤの力は黄金比にあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1709000088271-zxsAmmyFvm.png?width=1200)
有名なフィボナッチ数列と黄金比です。
フィボナッチ数列とは
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,・・・・・・
はじめの2つの1を除いたこの数列のそれぞれの数は、その 1 つ前の数と 2 つ前の数との和になっています。
2=1+1,3=1+2,5=2+3,8=3+5,・・・・・・
足して、足して、足して…
出来上がった図形が、黄金比。
黄金比における
1 + √5 / 2
φと表示される、1,618…
の解
これは金質、つまり黄金の世界への侵入のための重要な鍵となる数字です。
τ(タウ)を用いる場合もあります。
ニライカナイとは、黄金比への侵入のキーワード。
ヒントになるのです。
黄金郷の入口であった、と。
これらは全てアストラルの記憶に基づいた分析であり、地球全体を視野に入れて考えていかないととても導き出せません。
その為には、トーラス、循環と回転の要素がどうしても外せない。
フラットアースを唱えている人は、ここで脱落です。
地球は丸いという事実を受け入れないことには、黄金郷に行くためのチケットを手に出来ないということ。
これはアセンションの為の重要な段階であります。
理解と自覚、順を追って知の流れを追うこと。
しっちゃかめっちゃかに知識を集めるだけでは駄目です。
それはそれ、これはこれ、とカテゴリー分けをし、分別を付けて正しい知識の数珠つなぎが出来てこそ、真の次元上昇が叶うのです。
黄金比はデザインの美しさの基準として用いられることがありますが、私はどうもピンと来なくて…。
美的センスが欠落しているとかでなくて、美しさとはまた別の違うものを見て美を感じている人が多いのではないかと思います。
それは、海のかなたの理想郷。
ニライカナイのイデア。
プラトンのイデア論。
天空の理想像。
とほかみえみため
でもあります。
智の底から沸き上がる、真の意味の幸福と神性です。
あなたの視線の先には、未だ見ぬ理想郷があるのですね。
そういえば、ブルーシールのアイスを食べた記憶がないなあ。
沖縄といえばブルーシール。
最近はシェアを拡げていろんな場所で見るようになりましたよね。
A&Wも合わせて食べてみたいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。