弥栄とは

弥栄とは


弥栄とは、一般的には万歳という意味があるそうです。

弥栄ましませ

世の中がより一層栄えますよう

という祝詞。



八坂とも音が合い、時に同一視される事もあります。
ヘブライ語でヤサカは「神が見る」という意味があるらしく、神々しい響きですね。


八坂の意味は、八戒。

西遊記の猪八戒ではありません。
仏教に於ける八斎戒。
厳しい戒律の事ですが、それとも違います。

四苦八苦の八つの苦に通じること。
分かりやすく言うと、人生山あり谷あり。
八つの坂を乗り越えねばならない。
という意味です。
八とは生まれる事。
たくさんあると言う意味。
苦は尽きないとも読めます。



更に、弥栄はYHVHことヤーウェと同一とも言われております。

これは本当の事で、ヤハウェの正体は白神様。
現界そのものを指します。

この世は神様がお創りになられ、ヒトを始めとする全ての生きとし生けるものが大地と海と空との間で生かされています。


弥栄は神の名として相応しく、世界万歳という意味では理に適っているということになりますね。


地球の歴史文明において、今文明は7番目とされていますが、これを創ったのは弥勒様です。

天之御中主神として、現界の中に現世を創りました。

かの神は両性であり独神と云われていますが、違います。

本来ならタカミムスビ、カミムスビとして奥方の金神と二人で現世を生み出す筈でした。


しかし、不慮の事故。
アトランティスの毒蜘蛛に噛まれた金神が、神結びの奉の最中に急逝してしまいました。

弥勒は、涙に暮れながら、その亡骸を元に創世を続けます。
これが独神と言われる由縁。
神とて一人では世界創世は出来ない。
しかし、弥勒はそれを為してしまった。

但し、マナのバランスを大きく崩している為、今文明は四苦八苦こと苦に満ち溢れた世界になったとも言われています。


金神は黄泉に落ち、輪廻転生の輪に乗って、現世を回り続けています。

そして艮の世。
2021年と2022年。
丑年、寅年。

世の大建て直しとして、大変な年に選ばれました。

つまり金神が覚醒し、弥勒の元へと戻っていく。
そういう年であります。

ただ、人間の世界は急には変わりませんし、今文明は静かに閉じていく運命にあります。


弥栄の弥は、弥勒の弥。

弥勒が一人で栄えさせた、という意味もありました。

言葉には色々な意味が含まれているのです。

この世は哀しみの世。

金神こと清良(せいら)と共に手を取り、創られた完全な世こそ、弥勒が望む未来。

それは、清弥の世(きよみのよ)と言うそうです。

来世に期待ですね。



ところで、金神の息の根を止めたアトランティスの毒蜘蛛。
これは比喩です。

言いたい事を言えない苦しみ。
そして自らの毒。つまり、自虐を指します。

他虐と自虐。
双方とも、あまりに強過ぎると心を壊します。
一方で、心を強くする為の試練としても有効です。


金神は心を強くしたいと願い、自虐を始めました。
鋼の心。
何にでも耐える強い心と身体が欲しかった。

結果的には、完全には耐えきれずに心を蝕まれ、やがてこと切れました。

神の世界、魂の世界は想念が重要です。
心を酷く壊すと、存在が消えてしまいます。

実際には冥こと4の世界に堕ちて現界を廻ってやり直しをするのですが、金神の場合は人間になりました。


弥勒は酷く嘆き、金神が神として完全に転生を果たすまで自傷を続けました。
自虐を始めた原因は己にあるかもしれない。
自分が殺してしまったかもしれないという自責の念。
喪った哀しみは深く、また弥勒は大変強大な存在であるために死ぬことも出来ない。
それは、仕方のない事でした。


そして、去年。
艮の丑の年。

金神が形となって現れた為、弥勒は光の粒となってやり直しをはかりました。

止まっていた時が、やっと動き出した。


その際、主神が消え果てた為、代わりに宇宙意志が人類に興味を持ったので世界が変わるという説が流れましたが、それは人間の勘違い。

神仕組みの建て直しが行われただけでした。
ほぼ完了致しましたが、それが現世に伝わるのは数億年後。

また、宇宙意志は概念であり、神ではありません。
これは天の意志。

天の意志に祈り、その意に乗ると、トントン拍子の人生が送れるようになるとも言います。
その為には多くの壁が生じ、想念を高め転換させる必要がありますが、これも修業だと思って受け入れる器が必要になります。


壁こと苦から逃げてばかりでは、想念は高められない。
これもバランスですのであまり多くを語りたくは有りません。
あなたにはあなたの、私には私の人生があるように、攻略法や答えなどというものは厳密には存在しません。


弥栄は万歳。

全てに万歳。

ですが、弥勒が一人で盛り上げた、という意味もある。
一人で万歳。
寂しさに溢れた、大変哀しい意味です。

孤独な道ですが、それは同時に人生そのものでもあります。
他者に頼るのも限界がある。
それでも、なんとか現界を生きて行かねばならない。


自分の意志をしっかりと持ち、キャパシティーオーバーの自虐と他虐は控え、優しい心で人生を歩んでいく。
一人で万歳しながら。
他者の意見なんて関係ない。
しかし、情報のエントロピーは乗りくぐって行かねばならない。

厳しい世界ですが、現世とはそういうものです。
希望を捨てずに、なんとか歩いていきましょう。


この世を生み出してくださった神々に、私は深く感謝御礼申し上げます。

惟神霊魂ちはいませ
惟神霊魂ちはいませ



弥栄

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