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モスラって弱いよな?


ニワカが口出しすんな

お前はモスラの何を知っているのだ。
そう言われることは承知の上で、ここに思ったことを垂れ流してみますね。

私は子どもの頃から恐竜モノや怪獣モノのコンテンツが苦手でした。
ゴジラやキングギドラが取っ組み合って街中で暴れまわったり、ロボット大戦などの映像も何が良いのか分かりませんでした。
プロレスなども苦手で、怖くて直視出来ない有り様。
相撲はそれほど痛そうではないので、祖父母の家で一緒にTVを観るのは大丈夫。
グロいのが苦手なのです。

科学博物館などに赴いた時、恐竜コーナーをみるのはいいのですが、何故か映像展示室にティラノサウルスとトリケラトプスの戦いの予想映像が流れていたりして、始まった途端にすぐに部屋から逃げ出すなどしていました。
ブロントサウルスは高確率でティラノに襲われてしまうので、草食ということで見た目も可愛くて好きだったのですが、起承転結のストーリーの流れから承〜転あたりでティラノの襲撃があるというお決まりパターンを子供心に見切っておりましたので、不穏な雰囲気を感じ取って
「ブロントサウルス、逃げて!」
とか心の底から思っていました。
そういう訳で、ダイナソーのコンテンツは絶対無理。
ジェラシックパークなどの映画も、全く観ていません。
どう考えても恐竜が襲いかかるシーンは免れませんよね。

しかし、私も大人になったのでガメラの映画を一本視聴しております。
小さな勇者たち です。
ガメラ、亀のトトは可愛かったので最初はほっこりしていましたが、襲いかかる怪獣が当たり前のように人間を襲うんですね。
それだけならまだ仕方ないよね、と思いますが、なんと敵となる怪獣が人間を頭からボリボリと喰うシーンがあるんですよ。
飛び上がりました。
なんてグロいシーンを入れるんよ、と。
しかしガメラは根性で戦い、勝利を掴むことは最初から分かっていましたので、意表を突かれつつ安心感が保持されたまま最後まで楽しむことが出来ました。

ガメラはゴジラ映画の派生ですね。
ゴジラの映画はほんの少し観たきりで、ちゃんとは観ていません。
理由は言わずもがなです。
しかし、色々と調べたりするんですよ。
イトコがゴジラのソフビなどを持っていましたし、その影響もあって。

そうしてゴジラ系コンテンツ全体をざっと見た印象が

モスラって弱くね?

でした。

戦隊シリーズなども地味に視聴しています。
一時期離れていたりしましたが、何作品か一通り観たり。
息子も好きですし。

大抵、女性戦隊は弱い印象が強いですね。
レッドが全てを持っていくのは当然の流れとして、なんか勢いに欠けているんですよね。
声も小さめですし、お色気担当っていうのもなんか違う気がする。

一番ハマったのがゲキレンジャーでしたが、女性はゲキイエローでした。
心技体の心を司ることになっていましたが、インパクトに欠ける。
いつもと違う雰囲気の始まり方に心躍らせていたものの、新しいキャラが増えた後は平凡な展開となってしまって、無の心で視聴を続けていた気がします。
メレは可愛かったかな。

タイムレンジャーのタイムピンクは強いという噂を聞きますが、少し見たんですけど結局女性という枠を出れていない気がします。
5番目なのは全然いいんですけど、ただエラそうに振る舞うだけじゃなんかね…。
リーダーシップを発揮するだけが強さとは言えませんし。

その印象の延長にあるのがモスラです。
モスラは二人の巫女が覚醒させ、操るという設定でしたね。

モスラ自体はメスではないと思います。
しかしながら祈りの力的なもので戦うのは限度があるよね、とも。

男女が混じって戦闘を行う場合、余程鍛えられていない限り女性は男性には敵いません。
筋力がまず違います。
男性が思うより、女性の筋力は低いです。
筋力が低いということは防御力も低いということ。
軽い力で叩かれても、意外とダメージが大きかったりします。

男性は特に鍛えていなくても体育会系の端っこに所属する女性より力が強かったりしますので、触る時は注意が必要です。
たまに痛いです。

そういうイメージが無意識に現れているのが、モスラの姿なのだと思います。

精神力で魔法防御的なものが可能で、モスラは魔法使いタイプ、というのなら納得も出来るんですけどね。
どうもそんな感じではなくて、ロールプレイングゲームの戦士と魔法使いが肉弾戦で争っている、という印象を受けます。

モスラの精神力?
そんなに強いのか?
と言われれると、そこは分かりません。
モスラの巫女が強がって、神の威を借りてイキっているだけの可能性もありますし。
魔法対決・精神対決は表現そのものが難しい。

ゴジラは生まれも育ちも不遇で不幸な存在であり、そこでイジケて暴れまわっているのか、悲しみから立ち直って気丈に振る舞っているのか。
その辺の描写も分かりません。
キングギドラなんてもっと分かりません。
メカなんですか、あれは?

という訳で、強さ対決と言われても完全に納得するのは無理と思われます。

ただ、モスラはすぐにやられちゃうよね。
幼虫の姿も、プチッと踏まれて終わりじゃないの?
図体はデカいけど、糸を吐くだけでなんとかなるとは到底思えんでしょ。
それで勝てると本気で思ってるの?
人間みたいな、小さいからだの生き物は簡単に踏み潰したりは出来るかもしれないけどね。
同じ土俵、同じような巨大怪獣に太刀打ち出来るほど、強靭って訳ではないでしょ。
無謀過ぎるよね。

とまで思っているのです。

単純な腕力勝負は不公平

仮にモスラの精神が馬鹿強で、魔法力の使用によるバトルならどうでしょう。
先入観もありますが、モスラの魔法がゴジラの強靭な皮膚に傷を付けられるとは思いません。

魔法は量子力学の応用、という解釈をしています。
量子の壁を乗り越えて物理法則を自分の意志で変換させることで発現が可能となる。

しかしながら、心の強さは腕力の強さに比例しません。
そして、心の強さは目に見えるものでは測れません。

なにがどう強いとか、議論するだけ不毛です。

強さを測るとすれば、全ては結果論でしか表せない。

noosologyでは、付帯質の中に心の強さが現れます。
核質、つまり点質から展開されるトポロジー変換の姿形そのものが付帯質として顕現し、ヒトの目に見える状態が膜となります。
すべて揃った総合的な意味で、個は全として成り立ち、全から個を判断していくのです。

腕力や筋力などは超心点の一部であるため、実質的に個々の点質を推し量る要素としては不完全です。
超心点は、霊魂から少し離れた場所にある結果とも判断できるものです。
それはエーテル体であり、アストラル体に定められた定質を元に再現されます。

これをモスラで考えたいところですが、モスラの持つ精神球の密度がどの程度かが噂はもとより映画本編から読み取るには不完全と判断します。

モスラの超心点を決めるのは、無核質からなる影の部分。
人類を助けたいという想いからの行動、映画であると推測されるものの、肉体的に力を持たぬ者が強き者に立ち向かったとて、街に極力被害をくわえないように完封勝利を収めないと、自己満の領域と言われても仕方ないんですよ。
全方向に利をもたらすために最大の努力をするとともに、それに伴った最善の行動を取らねば意味がないとまで言い切れてしまいます。
完璧主義であれとは言えませんが、気持ちだけは完璧を目指す、そういった想念でなければ精神球は強度を保てません。

感性は付帯質の内側に関与します。
付帯質の内側は、外向きの力として真価が発揮される。

付帯質の外側は思形・思型が強く関与します。
それにより、自分の中に入ってきた情報をどう受け止めるか、どのように判断し、感情が発揮されるかが決まります。

面倒臭い反転構造、と思われるかも知れませんが、これこそが人間の持つ防衛機能です。
素のままでいると、外の刺激が強すぎてヒトは心を壊します。
そのため、複雑な機構を以て点質への過度な刺激をクッションで和らげる必要がある。
自然の摂理。
誰が作ったものでもありません。
それは自己を自己としてあらしめるために、自然に成り立っていったのです。
オコツトはそれを静観し、観察の末に伝えただけです。

蝶は弱い

多くの場合、蝶キャラは弱く設定されています。
モスラは蛾でしょ?
と思われるでしょうが、蝶と蛾は進化ルートが酷似しており、遺伝子的に見ると非常に近い位置にある生き物です。

蝶は心の強さの反映、と見ると面白いかもしれません。
蛾は自分の心に素直になりたい気持ちの反映、とも。

ちなみに、スクナヒコナというオオクニヌシの盟友とも言える神がおりますが、かの神は蛾の服を身にまとっている、という設定です。
一寸法師のモデルになっているようです。

蛾の服というのは、実際の蛾の胸のあたりの表皮は柔らかく手触りが良いので、ファー素材の服を着ている、と考えるのが自然です。
羽は使いません。
鱗粉が気になりますし、飾りにするにも強度不足によりすぐに破れてしまうでしょう。
蝶や蛾の羽は非常に弱い。
手で擦っただけで、簡単に形を崩してしまいます。

神霊的な意味では、羽は慾の現れです。
翼、よく。
慾がないと人間は生きていけません。
羽は必要不可欠なもの。

天使の羽などは、人間の心の姿を視覚的に表していると言えます。
羽自体は飾りということです。
物理的に飛行能力を持たせようとするには小さすぎる上に、生活を送るのに不便です。
物理的観点からみると、天使の姿は鳥類でなければなりません。
しかし、そうでないところを見ると、羽はあくまでも象徴的な意味として備わっていると判断するべきですね。

鳥の羽?
コウモリの羽?
蝶の羽?

違いはあるかな?
無いと思います。

この場合、空を舞うという状態そのものを現す、イメージを思い起こすもの、となるのでしょうね。
象徴ってそういうもんです。


蝶モチーフキャラで好きなのは、yes!プリキュア5の主人公、夢原のぞみことキュアドリーム。

プリキュアは、すっごく強い女の子、というコンセプトらしく、女の子が全面に押し出されているにも関わらず肉弾戦を取り入れるなどして強めに描かれていますね。

魔法力で筋力アップしているのでしょう。
最強のプリキュアは初代と言われていますが、ブラックとホワイト。
これは陰陽☯を表し、太極そのものであるため要素が大きく自然と力も強くなるのだと思われます。

美墨なぎさ
雪城ほのか

名前の意味も激強です。

そして何より、プリキュアの語源は
プリティーとキュア
可愛さと癒やし説が強い。

これはファイナルアンサーです。
魂が強ければ強いほど真の姿は美しく可愛らしく、癒やしの力も強い。
攻撃性を表に出さない。
感じさせない。
それが真の強さです。

肉体の姿なんぞ、表面的なものでしかありません。
人と違うとか、ちょっと曲がっているとか肥えているとか、そんなのは小さいですよ。
受け入れる心。
思うような対応が得られなくても、どこまで受容できるかが試されているのです。

それも強さの一つ。
差別したりやたらとあげつらったりするのは、心が弱い証拠でしょう。
誇張したりするのもね。

そういった心のあり様が、蝶の羽の紋様、点質の膜として表に出てくるのです。
じんわりと。

美しい紋様を描け、なんて言うのは傲慢そのものです。
取り繕っても、どんなに隠そうとしても出てきてしまうのが、羽の紋様。
点質の姿。

弱いけど、本当は強い。

強そうだけど、実は弱っち。

パッと見では分からないですね。

でも、やっぱりモスラは弱いと思います。
負け続けですもの。

微妙なテーマ、内容にも関わらずここまで読んでいただきありがとうございました。

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