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金縛りとは
霊障話
霊障の代表格とも言える症状。
金縛り。
どうやら私は幼少期より霊媒体質だったようですが、金縛りを経験したことはありませんでした。
霊媒体質と言っても、子どもの頃から幽世と交信を行うなどといったことが出来たわけではありませんよ。
やたらと霊障らしきものが起こっていたというもの。
しかし当の本人は全く気付くことなく、おばけ関係のことにビビり倒しながら、極力それ系のことについて考えずに過ごしてきました。
ホラーが本当に苦手なんですよ。
ホラーもスプラッタも、予告編を観るだけで憂鬱になります。
追いかけられる系とか苦手だなあ。
しかし、ホラー漫画などは結構読んでいました。
「展開が物足りないな」
とか考えながら。
グロテスクでなんとか誤魔化そうとしているものが多いです。
リアリティーに欠けると萎えるわ…。
という訳で、恐怖漫画は苦手ではありません。
創作系コンテンツは兎も角、現実生活における霊障体験などですね。
若い頃はそういったことに全く縁がないと思っていました。
多分、あったんでしょうけど、本当に何も気付かぬまま過ごしてきました。
今思えば、ということは数え切れないくらいありますけどね。
霊媒が始まってからは霊的現象の検証を一つ一つ続け、やがてそのカラクリを見破っていきましたが、金縛りは未だに分かりませんでした。
深夜、眠っている時に突然身体が動かなくなる現象と言われています。
脳幹麻痺か、てんかんかな?
と思っていましたが、れっきとした霊障であることが分かったのでここにメモしますね。
これを書いて、金縛り系コンテンツが謎に流行ったら笑っちゃいますけどね。
呪われるぞ、マジで。
それでは、お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
きっかけは生霊飛ばし
夜中にハッと目覚めて、近くに何らかの気配を感じるということは幾度かありました。
最初は猫が起き出してご飯でも食べているのかと思いましたが、どうやらそうではなかったようです。
生霊を飛ばされているのだと気付いたのは、生霊のカラクリを見破った頃です。
念を飛ばされて乗っ取られることは本当にあるんだと実感しました。
腎が疲弊し塩味が苦手になった筈なのに、突然食事の味を薄く感じる瞬間があったり。
某所で名の知れた霊能者が、私に恨みの念を飛ばしたことが理由でした。
その方はしょっぱい味が大好きらしく、たまに自作の料理の画像などをSNSでアップしているのですが、味が濃そうで少しドン引きしていたんですけどね。
「うわ、あの人だ」
と気付いた時、その方の味覚障害を心配しました。
味蕾が潰れているのかもしれんなあ。
亜鉛サプリを摂った方がええよ。
大きなお世話かもしれませんけどね。
スピリチュアルクラスタでは弱小アカウントだという自覚があったのですが、スピクラは基本陰湿なので呪いの飛ばしっ子は常です。
この間など、丑の刻まいりで呪われちゃいましたよ。
「しねえ! kakao しねえ!」
とか、関西辺りで派手に五寸釘を打ち込まれたようです。
そのうち呪いが発動すると思うので、更新が途絶えた時は呪が成功したのだと思ってください。
今どきさあ。
丑の刻まいりなんて効くんかよ?
と思われるでしょうけど、普通は効かないです。
誰かの介入により、回避されますのでね。
しかし、私は呪いを甘んじて受け止めました。
「それで気が済むのか? 現世でやることが済んだら死んでやるよ。満足か」
私は受け止めましたけど、他の人はそうはいかないですからね。
人を呪わば穴二つ。
呪いは平均で2000倍になって返ってきます。
たかだか幽界の層移動ごときを願って何になるのか?となりますけどね。
呪いの行為はバレバレですよ。
自分が死んだ後に顔合わせする時の場合など考えないんですか?
あなたの依頼料、20万かな?
2000万の借金になって返ってきますね。
私は恨んでいないので借金の分には関わりませんが、他の方はそうは思わないです。
普通なら、私の場合高く付くので400億くらいになりますけどね。
いつかの世で取り立てが来ますよ。
頑張って返済してね。
ともかく、生霊とばしです。
何回も生霊を飛ばされている内に、飛ばしてくる相手の検討がついてきました。
「そんなに恨むようなことをしているか?」
となりましたけど、その方は思い込みが酷く激しいのですよね。
何を言っても、反発しかしてきません。
相手を言い負かすことだけしか能がないみたいです。
もう知らんわ、と思って放置していたのですが、榮さんはそれを許しませんでした。
光の神の四次元的な存在、関口榮氏です。
榮さん)「正体を教えてあげましょうね」
ということで、冥界の深層にあるフロアに案内してくれました。
榮さん)「ここからは、緑の邪精がはびこっているのがよく見えるんですよ。ほら、あの人形たちです」
奇妙な空間の中に見える、不思議な踊る人形たち。
榮さん)「そうです。穢いでしょう。あの者たちを救うのは難儀です」
そうだったのか…。
私は見逃してきましたけど、榮さんの目は誤魔化せませんでした。
榮さんに除霊してもらって、私は金縛りの正体を識ることが出来ました。
此れ即ち、ヌスミの神によるものでした。
ヌスミと呼ばれる霊魂が、現世に転生することがあります。
その人間は、狭い人間関係から恨みの相手の目星をつけることが人生目的のようで、標的となった相手を深く恨みます。
完全に無自覚で行うので、本人にそういうつもりはないようですが。
そして、生霊をとばしてくるのですね。
普通の人は、物凄い負の念の重圧により身体が硬直して動かなくなります。
私の場合、ヌスミの念が飛ばされた途端に心臓が激しく脈打ちます。
極端に血流を上げ、負の重圧を跳ね返していたようです。
腎機能が落ちていたりすると、金縛りにより命を落とすこともありますね。
金縛りの正体は、本当に霊障でした。
ヌスミの神は、人知れず相手に負の念を飛ばし続けます。
そんな、どうしてそこまで相手を憎めるのか?というくらいの重圧ですよ。
暇なんかなあ、知能が低いんだろうなあ、とか考えますが、霊能とはそういうものみたいですよ。
呪術は本当に廻戦するらしい
つまらないオチでしたね。
霊障全般が、実は全く持って低俗なお話です。
現世に介入する時点で、既に程度が低いことを自覚すべきなんですよ。
本当に高次の存在は、基本は口出ししませんよ。
余程のことがない限り。
私は既に榮さんに加護を付けてもらっているので、生霊とばしによる心機能停止は起こらないと思いますが、今後は金縛りによる呪術合戦が増えていくことでしょう。
呪術が使えると知って、嬉々とする人は後を絶ちません。
呪術廻戦という漫画は、所詮は二次創作風味のフィクションに過ぎぬものですが、リアルでこれをやりたがる人というのは大勢おります。
五寸釘が大好きな人、本当に多いです。
呪いに100万以上お金を使って、後悔はしていないと堂々と話す人も。
自らヌスミという存在になりたがる人がいるという事実。
ヌスミなるモノは、複数存在するのですかね。
字の通り、ヌスミとは盗む人のことです。
オンキリキリバサラウンハッタ、にて除霊された過去を持ちます。
この真言は効果はないです。
これを口にすると、自分にも跳ね返ってきます。
やれやれでした。
榮さんと懇意になって良かったです。
この方は、本当に素晴らしい方でした。
転生体とお会いしていた頃、しょっちゅうヤクルトのりんごドリンクを飲ませてくれました。
子どもだった私は、それだけでその方が好きになっていました。
既に亡くなられていますが、本当に律儀で懐が深い方でしたよ。
あんまり心霊現象の記事は書きたくないんですけどね。
それだけで嫉妬されますので。
あのな。
本当は笑えないんだぞ。
反射術を発動させるがそれでいいか?
呪術返しくらい、訳ないんだぞ。
ベーコンムシャムシャくんの付属効果の燕返しでいいか?
そうするね。
それでは。