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身勝手の極意 そのツケ



ふーたんの金言。

自分だけ助かりたい踊りを踊って寝るか


私は初見でこの言葉の意図を理解していましたし、なかなか高次の意識だぞ、というのも分かっていました。
最初から誤解などしていませんでした。

この言葉は、戦争が始まったらしいニュースが流れて来た時、社会情勢の不安定さから将来を悲観し

市街戦が繰り広げられるような未来が訪れても、軽症で済む、もしくは服が汚れる程度でいられますように。
死ぬまではピンピンコロリでいたい。
食うに困るような世界にいたくない。

という願望の現れから口にしたらしいです。

自分だけ助かりたい踊り

この言霊は、三千世界の全体から見た「肉体的な安全」の次元へ誘う力があります。

肉体的な安全とは。

  • 衣食住の保証。

  • 痛覚への刺激が少ないこと。

  • 選択肢の少ない世界。

主にこの辺りです。

選択肢は多いければ多いほど良いとされていますが、逆です。
少なければ少ないほど、リソースの節約になり極みの道に進めます。

ここでは精神的な苦は完全に除外されていますね。

金言を呟いた方は、戦争なんぞ望んではいません。
出来るだけ平和に過ごしたいと願っていますが、自分の意志だけではどうにもならない。
起こってしまうのは仕方ないとしつつも、その中でマシなルートを辿れればいいな、という。

マシなんてとんでもない。
どうせならサイッコーの世界を!
なんていうのは自由ですけどね。

そりゃ、広告業界の売り文句に載せられすぎですわ。
外部サービスの充実を求めているのですね?
それはいいんですけど、お客様気分で商売をしても大抵は上手くいかないです。
お客様の立場に立って物事を見るのと、お客様として業務にあたるのではまるで違います。

お客様の立場に立って物事を見ることは、サービス精神の向上の為のあるべき姿。

お客様として業務にあたるのは、体験コーナーで簡易作業を半分遊びで行うようなもの。
準備など、それ自体が企業から見ると仕事扱いされています。
つまり、おもてなしされている、ということ。

接待されることが仕事ですか。ご苦労なことで。
という人、結構いますよね。


いい生活を求めつつ、妥協妥協でもなんとかやっていければ良いな、という精神からの、自分だけ助かりたい踊りでした。



からの

身勝手の極意


身勝手の極意というのは、ドラゴンボールに出てきた言葉です。
実は、私はその辺りのエピソードを視聴していません。
超だか改だか?

ドラえもんと同じく、声優が変わった為に、あまり視聴する気になれないという…。
旧アニメそのまま再放送じゃ駄目だったのかな?
アフレコ、撮り直しなの?
と思った時からだめでした。
ビルスさまやら出てきた頃からたまにチラチラ観ていましたが、ザコに成り下がったと思われる亀仙人が強キャラ扱いされ始めたのを観て、違和感を抱きました。


どう見ても宇宙人の方がセルや魔人ブウより強いと思うんですけどねえ。
ブラが生まれるかどうかの、GTの前の世界観ですか?

身勝手の極意とは、青い髪の超サイヤ人になって考えるより先に体が動く状態らしいです。
え、これ超サイヤ人4より強くない?

しかし、いつもの通りニワカがなにか言っても…。
と言いつつ、話を進めますね。


身勝手の極意は、反射神経の発動前に体が動く。
と考えると、合気道が近いと思います。
人間の想像を越えた、驚くべき物理の珍妙技。
ハイパーカウンターを駆使するのが、合気道です。


突進してきた猫を、こたつに入った状態のまま慣性の法則を利用して片手一つでひらりと持ち上げ放り投げます。
猫は「あっ」と思うより先に床に放り投げられ、何が起こったのか分からず、びっくり。

過去、偶然にも私は合気道を実践していました。
空気投げかな?
まぐれですけどね。

おそらく、身勝手の極意とはこのようなものであると思います。
超・カウンター。

原理は、らんま1/2に出てくる技に考え方のヒントがあると推測します。

響良牙の覚える、爆砕点穴。
女らんまの覚える、飛龍昇天破。

詳しくは、らんまの原作を読むと分かります。
この2つのエピソードは、アニメにもあったと記憶しています。

爆砕点穴は、物質の弱点を突いて指一本で内側から崩壊させる技。
飛竜昇天破は、相手の闘気を利用し、温度差から巨大な竜巻カウンターを可能にする技。

要するに、テコの原理ですよ。
支点を一瞬で見極めるのです。
作用点にほんの少し力をいれるだけで、あとは相手の発するエネルギーを利用して派手に転倒させます。

漫画でしょ?
アニメでしょ?
実際の出来事とは違うでしょう?

ではなくてですね…。

物凄く発現は小さいですけど、そういった物理法則と原理が存在する、ということです。


話が逸れましたが、身勝手の極意の原理はおいといて、言葉だけ借りて話を進めます。

身勝手に生きる。
それはどういうことなのか。
自分軸の通りに過ごすとは?
それも能動の赴くままに?

この答えが見つけられないのは、ごく普通でしょう。
周囲に迷惑をかけちゃ駄目っていうでしょ?
でも我慢はしたくないでしょ?
どうすりゃええのんよ?

答えは、遠いです。

一旦忘れて、普通に生活を送ろう。
段々見えてくる。
10年経っても見えてこないなら、あなたの中で未だイベントフラグが立っていないのよ。
まず、インナーチャイルドの導きのままに、興味のあることをします。
ある程度は損得勘定が発生しますが、そこで後悔するようならまだまだ遠い。

遠いんですよ。
とおかみえみため
はるかかなたの理想郷にあるの、それは。

OMから始めないと駄目だ…。

カルナレイキを全部やらないと駄目。
シンボル画像は貼りません。
素材を購入しなくちゃいけないな。
描くのが面倒なので、端折ります。

カルナにはちゃんと意味があります。
基本は癒やし。
あとは、レベルアップの為の経験値を溜めるバフかけです。


自分だけ助かりたい踊り 〜身勝手の極意〜
には、欠点があります。

核質に近い出来事が起こる。
要するに、逃げ道が無くなってしまう、ということ。

人生に真に必要な課題が降ってきます。
それを攻略するには、相当な胆力が必要。
気を紛らわせることが許されない環境に身を置くことが定められます。
此れ即ち、病みます。
場合によっては精神崩壊を起こします。

付帯質のイメージ図

通常、ヒトはあらゆるコンテンツや人物や思想に触れて生きていきますが、自分への直接的なダメージを回避しつつ過ごしています。

遊戯王で言うと、クリーチャーや魔法カードでライフを減らさないようにガードしている状態。
プレイヤーへのダイレクトアタックを避けるため。
ライフがゼロになったら、メンタルに大ダメージを受けます。

愛着の強いクリーチャーがヤられたら、メンタルダメージを受けます。
しかし、プレイヤー自身への直接ダメージではない。

遊戯は、ブラック・マジシャンが倒されるとダメージが大きいですよね。
死にゃしないですけど、高確率で負けますね。

これはあくまでもイメージでお願いしますね。


遊戯王他、似たようなカードゲームのようなことが日常で起きているのです。

あれをすれば癒やされる。(マジックカード・オープン)
これが心の支えだ、みたいな。(クリーチャー召喚)

こういった楽しみのコンテンツが全て削ぎ落とされてしまうのが、自分だけの助かりたい踊り。

寄り道を排除されて、いきなり本人に大本命の課題が突きつけられる。
それを乗り越えれば、レベルアップが可能となります。

しかし、なかなかつらいですよ。
泣き叫ぶほどに辛い。
消えてしまいたくなるほどの重圧。

そういった精神苦に耐えることを強制されるのです。

メンツを潰されたとか、そんな生易しいものではありません。
もっともっと苦しいものが来ます。


難しいですよね。
だから、高次の意識だというのですよ。
レベル高すぎ。


それは当に、無間地獄にいるのと同じことです。


恐怖の八大地獄


仏教には八大地獄という考え方があります。
途方もない年月を、想像も絶する苦行に身を落とし過ごすというもの。
最初に見た時は「ぼくのかんがえたさいきょうのくるしみ」だな…と思いましたけど、現実的ではないからですね。
幽界次元で見ても、最凶の苦にはなり得ない。
例え最初は苦しくても、人間は慣れるもの故、最終的に刑にはならぬ、という。

脅しの一環かな、とも思いました。

アヴィチ
英語圏ではそのように呼ばれているそうです。
阿鼻地獄ですね。

少し調べれば内容は出てきますが、実際には揶揄だらけです。
八寒地獄なんぞは、殆どが身が裂ける系です。
痛覚による苦しみは、実はそれほど地獄の苦にはならないのです。

私は過去生で食用牛に何億何兆と転生しましたが、牛は痛覚がとにかく鈍いので、シュレッダーにかけられても痛みは極少ない。
人間だったら恨み言を絶叫しながら血の海に飲まれていくでしょうが、牛なら「モォ〜(もうちょっとご飯食べたかった)」で済みます。

見た目が悪いので、牛への転生希望者は少ないです。
実は、牛は四肢を切られても痛みが殆どないんですよ。
「歩けない」
それしか言わないのです。
叩かれたら、少し悲しいですけどね。

残酷な話に見えましょう。
しかし、これは紛れもない事実ですし実は身近な出来事なんですね。


其の上で、八大地獄の小解説になります。
五逆罪は例え話です。
しかしながら、僧を傷付けたり尼さんを犯したり、和を乱すようなことをしてはなりませんよ。


等活地獄
自己総括が求められる次元。
総括なんてクソ、とかいう人には死ぬより苦しいです。


黒縄地獄
嫌儲の心を理解しない人に訪れます。
生きるためには仕方ない、と情状酌量を説かないと逃れられません。


衆合地獄
BL・GL愛好者に訪れます。
wikiには
剣の葉を持つ林の木の上に美人が誘惑して招き、罪人が登ると今度は木の下に美人が現れ、その昇り降りのたびに罪人の体から血が吹き出す。
とありますね。有名な地獄様相です。
つまり、推しに愛されない苦しみです。


叫喚地獄
これは、集団における日和見さんが落ちる地獄。
その時は良い顔が出来ても、あとあとツケを払わされるということです。

大叫喚地獄
叫喚地獄の上位互換。
プチ・インフルエンサーさんに訪れます。

焦熱地獄 / 炎熱地獄
Twitterでケンケンゴウゴウ、リプ合戦をしているような苦しみです。
不毛。むなしい。

地獄大焦熱地獄 / 大炎熱地獄
心身ともに満身創痍で走り続けることを求められます。
毎日ヘトヘトになるまで動き回り、就寝時はイライラして眠れない、という。


阿鼻地獄 / 無間地獄
最下層ゆえ、この地獄に到達するには、真っ逆さまに(自由落下速度で)落ち続けて2000年かかるという。
前の七大地獄並びに別処の一切の諸苦を以て一分として、大阿鼻地獄の苦、1000倍もあるという。
剣樹、刀山、湯などの苦しみを絶え間(寸分・刹那)なく受ける。
背丈が4由旬、64の目を持ち火を吐く奇怪な鬼がいる。
舌を抜き出されて100本の釘を打たれ、毒や火を吐く虫や大蛇に責めさいなまれ、熱鉄の山を上り下りさせられる。
これまでの7つの地獄でさえ、この無間地獄に比べれば夢のような幸福であるという。


ここが本題。
この無間地獄は、自分だけ助かりたい踊りを踊った際に訪れます。

到達に2000年もかかる。
つまりツォルキン・マヤの全てのシンボルの理解に至ることを言います。
千の剣の雨が降る。
とにかく大勢の人間に責め苦を受ける、集中砲火を言います。
64の目というのは、六十四卦。
全ての超越と理解を言います。
舌を抜き出されて、100本の釘を打たれる。
それだけのリンチを受けても乗り越え、アカシック摩尼車となることを言います。


物理的にこういった苦は訪れないです。
そこはフラクタルですので、物理ではなくメンタルに来る、という。
これだけの苦しみを受ければ、八寒地獄のようになりますよね。
全身、心の底から表面から青い花、赤い花が咲く。
裂く、という。


艮の大建直しで、こういった苦しみを全ての人間が受ける必要はなくなりました。
中には「罰を与えよ」という輩もおりますが、そういった人間は自然と八大地獄に堕ちるようになっています。
本人が気づかぬ内に。
ひっそりと、小さく。


この苦しみの重圧、想念の渦からスポーンと抜け出すのが自分だけ助かりたい踊りなのですね。

とにかく、痛いです。
悲しい。

原始の海に溶けて自我を失うようなホワホワな魂は、この地獄の匂わせを見ただけで一瞬で弾けて消え去るでしょう。
そういう世界なのですね。


この記事は、脅しを書いている訳ではありません。
こういった世界もあったね、というだけです。

いつか見なければならぬもの、という訳でもない。
ただ、実存したという手記のようなものです。


世に存在する経典は、誇張表現が多いように思われますけど嘘ではなかった、というね。


自分だけ助かりたい踊りを踊る時は、ミルキィ・クラウンを頭に載せて、絹の白いマントを羽織ると、最凶の試練が訪れます。

興味がある方はどうぞ。
死にます。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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