浪人生になってしておくべきこと 気持ち編
私立試験や国公立試験が終わり、第一志望に合格できた人や、第一志望に受からず妥協して第二第三志望の大学に入学を決めた人も多くいるだろう。しかし、志望校を全落ちしてしまったり第一志望大学を諦めきれず「浪人生」への道へ進んだ受験生も多く存在するだろう。そこで現大学3年生の私が浪人時代に経験した「しておくべきこと」をいくつか記そうと思う。
1.受験に失敗したらなるべく早く来年への目標に対して勉強を始めよう。
自らが志望していた大学に落ちればかなりショックが大きいのは確かである。しかし、いつまでも落ち込んでいたままでは時間の無駄である。時間は戻ってもくれなければ待ってもくれない、ただ刻々と時間が進んでいくだけである。そうしているうちに自分以外の浪人生は既に今やるべきことが何なのかをはっきりと決めた上で勉強を始めているのである。だから何日も落ち込むのはやめよう。
2. 周りと比較することはやめよう。
仲が良かった友達がみんな志望校に受かって、自分だけ浪人生になった時に生じる劣等感はかなり大きいと思う。私も実際に浪人生時代に友達はだいたい皆大学生になってサークルに入ったり、彼ら自身がやりたいことをやったりと自分自身の自由を手に入れているのを見て、羨ましくなったり妬んだり、最終的には「俺なんか、学生でも社会人でも無いただの人権を失くした人間だ。」と性格は曲がっていき精神的にも少し病んでしまって、60kg後半ぐらいあった体重も56kgになってしまうということが起きてしまった。このような他人との比較で自身を下に見てしまうことで、自分は下等動物なんだと思い込んでしまうことになる可能性もあるし、もしかしたら浪人生は多く悩んでいるかもしれない。だからこそ、大学にいっている友達と比較するのはやめよう。どうしても意識してしまう場合は、自身と同じレベルの大学を志望している浪人生の友達を作って一緒に勉強に励もう。
3. 予備校に通おう。
予備校にはかならず通おう。その理由としては落ちてから自分で勉強を始めても、自身がどこが分からないのか、またどのくらいのレベルなのかが分からないからだ。予備校に入るにはやはりそれなりのお金は必要となってくるし、親に本気度を伝えるしかない。しかし、予備校に行けば基礎からしっかりと教えてくれるし、分からないところがあれば講師に聞いて、的確な答えが返ってき知識の幅が広がっていく。且つ予備校に通わず一人で勉強となると、競争相手がいないため、モチベーションがあがらなくなるのが事実である。上記でも記したように同じレベルの大学を志望している友達を作って、一緒に勉強しながら切磋琢磨するのが定石である。後は予備校は浪人が決定してすぐに入ろう。でなければ4月の時点で予備校に入っても3月から通っている生徒とは大きな差が生じているからこそ、早くに予備校に進むことをおすすめする。
4. 基礎はしっかりと固めよう。
予備校に入校して初めの授業は基礎の基礎からの授業が始まる。英語も「a」や「the」といったものからの説明から始まる。しかし自分は理解しているから聞かなくていいやと慢心するのは絶対にやるべきではない。基礎の授業でも実際自身が知らなかったことや発見できるモノが沢山埋まっている。だからこそ基礎の説明は聞かずに別の教科の内職などは一切せず、講師の授業をしっかりと聞いてほしい。その発見が入試に出ることは頻繁である。
初投稿というのもあるので文章は拙いと思いますが、浪人生が決まった受験生やその親御さんが見ていただけたら幸いだと感じております。とりあえず浪人が決まってからスタートとして上記のような心持ちを持ってほしいと感じております。勉強編はまた後日に掲載しようかと考えております。