(12) 「日本vsドイツ」 バスケW杯2023(感想):ショットクリエイトをどうするか?(ホーバスJapan は ペイントアタック!+ スリーはおまけでも良い)🏀
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ドイツ戦の、スコアと感想
・OFのやり方によっては、もっと喰らいつけた(点を取れた)と思う。
・DFでインサイドや ヴァグナーを止めきれなかったのは 力負けという印象。
(次戦のフィンランドもドイツと同じく、インサイドを攻めて来そう)
・点を取られた後のリスタートが、遅くなる場面も見られた(改善必要)。
・渡邊選手、ドライブと、ミドルショット、凄く上手くなってる。
(スリー、一辺倒になった時間がちょっともったいなかった。)
(ミドルとスリーの攻めを、上手くミックスさせたい。)
・馬場選手の評価もっと上がってほしい(この試合のMVP)。
日本の1ピリが悪かった(ちょっとうわずってる感じだった)のは、
第1戦目の緊張や気負いが凄かったせいだろうと思うので、
第2戦目(フィンランド戦)はもうちょっと落ち着いて
プレーできると思います(肩の力抜いて楽しむ余裕大事)。
(特に富樫、河村、ハンドラー陣の落ち着きが重要。
今日は河村選手ちょっと熱くなりすぎてたかも。)
スリーは 6/35(17%)でしたが、
スリーが入らないこと自体が問題なのではなく、
(強化試合という「練習」で確率悪かったのだから、
「本番」でも確率悪いのは、気にしてもしょうがない)
「よし、スリーを打て」という綺麗なシチュエーションを、
あまり作れなかった方が問題なのだろうと思います。
(ドライブからのキックアウトパスとか、
コーナーへのエクストラパスとかもっと見たかった。
リバウンドポジションの確保も含む、
スリーを打つ「良いシチュエーション」をどうしたら作れるだろうか。)
(あと、強化試合でよく決めていた、トップからのプルアップスリーを
富樫選手はこの試合で打ってないんじゃないだろうか。
(打たせてもらえなかった?)
富樫選手の得意技だと思うので、それが打てないのなら問題と思う。)
ドイツのスリー(理想型のひとつ)
スリー攻勢は
OFリバウンドの備えがないと
やはり苦しい気がします。
富永選手や渡邊選手がスリーを打って、
ホーキンソン選手が、
OFリバウンドを取るのが理想形のひとつ。
(富永選手のシュートタッチ自体はすごく良さそうだったので、
シュート機会をほとんど作れなかったのは無念です。)
(渡邊選手も疲労が激しかったと思うので、
コーナースリーを狙うオプションで
もう少し休ませたい感じ。)
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日本の問題はDF以上にOFだと思うので、
オフボールの動き(カッティング)が出来る選手に
プレータイムをたくさん与えた方が良い気がします。
スタートで出た原選手は、緊張もあってか、
オフボールであまり動けてなかった印象があるので、
長く使うのはちょっと厳しいかもしれません。
(ベンチからDFの切り札として使いたい。)
(この大舞台でいきなりのスターターは荷が重すぎた感あり)
(ドンチッチへのコンタクトが尾を引いてるかもしれません。
2回目でファールコールだったので、
1回目だけ、体当たりする気合いでもいいように思います。
ファールしても余裕がある場面なら。)
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どうしたらショットクリエイトできるか?
強化試合でも少し気になっていたのですが、
日本は「スリーラインのひと回り外側」でボールを回しすぎで、
OFの時間を無駄に潰してしまっている印象を受けます。
(試合の開始直後に、チーム全員にボールを一度さわらせる
ムーブとしては良いと思いますが。)
また、ボールサイドでアクションを起こすと同時に
逆サイドでもオフボールスクリーンなどを起こす
連携攻撃も今回あまりなかったような印象です。
個人的には、
「仕掛けを開始する位置(ピックを使う位置)」が高い
(スリーラインの一回り外側から仕掛けている)ように感じるので、
ガードやフォワードが
ドライブ o rカッティングをしかける位置を、もう少し低くできたら、
もっと楽にペイントアタックや
キックアウトパスができるんじゃないかと思います。
チームが慌てているときに、
高い位置をとって時間を使うのは良いですが、
積極的に攻めたい時は、ピックを呼ぶ前に、
ガード自身の力で、もっとスリーライン付近まで近づきたいところです。
フォワードも、スリーライン付近でもらえるように
DFのマークを押し込んだり、フェイントかけたりする努力が必要です。
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追記
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追記
マルッカネン選手(白23)に、高い位置でもたせる豪州DF
日本もこうゆうDFで、マルちゃんを止めるのが理想。
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次戦に向けて
フィンランドもビッグマンが多いチームなので、
今日の馬場選手のような、カッティングや
ドライブが有効なはずです。
高さで、リバウンドや、インサイドが不利になる分、
平面勝負でやり返すのが日本の戦い方になると思います。
最悪なのは
外からスリーをポンポン打って
簡単にリバウンドをとられることです(DFがすごく楽)。
残念ですが、
強化試合という「練習で出来なかったこと(スリー爆撃)」が、
「本番でも出来ない」のは、ある意味当たり前だと思います。
(もちろん、強化試合で上手くいっていた、富樫選手のプルアップスリー、
富永選手のスリーなどは、本番でも上手くいくと思いますが。)
残りの2試合も、チーム全体のスリー成功率は、そう簡単に上がらないと考え、
それに頼らないペイントアタックのプランをしっかり考えたいところです。
(ホーバスHC自身も「ペイントアタック+スリー」と言ってることですし)
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日本のよかったプレー
吉井選手がインサイドで注意を引きつけ
馬場選手がバックカットを決める。
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渡邊選手が構えているような「低い位置」で仕掛けを開始したい。↓
あともう1人、馬場選手が日本チームにいれば、
OFも相当、楽になるような気がします。
富永選手も、合わせのカッティング上手いので、
プレータイム増やしてほしいと思います(13分弱はさすがに少ない)。
たとえボールが持てずとも、
DFの注意を引きつけて味方の攻撃を助けることができるので。
(ネブラスカ大ではDFでそんな悪い印象なかったので、
ゾーンで守れるんじゃないかと思います。)
ホーキンソン選手が不運なファールで
早くベンチに下がることになってしまったように、
フィンランド戦ではマルッカネン選手を
1ピリ時点で2ファールさせてやるんだ、くらいの気持ちで
ペイントアタックしても良いかもしれません。
追記;馬場選手たまに(ドリブルからなどの)
ワンハンドパスが乱れることあるので、
注意と改善が必要。
(ステフ・カリーもワンハンドで結構 雑なパスをする印象ある。
カリーに割とターンオーバー多いのは
そのせいもあるような気がする。)
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フランツ・ヴァグナー相手に真っ向勝負。
スリーラインまで一度近づいて、
そこからドライブを仕掛ける渡邊選手(ナイスアタック)
馬場選手がドイツ戦のMVPという印象ですが、
渡邊選手のプレーも本当に凄かったです。
(ヴァグナーをも1on1でやっつけた渡邊選手。
次は、マルちゃんをやっつけよう!)
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