1on1では
「自分の形にどう持っていくか」
を考えているという三笘薫選手。
1 :静止状態を自分でつくって、DFの足も止めさせる。
2:そこから用意ドンで、スタートダッシュを切る。
が、三苫選手にとっては得意な形なのだそうです。
三苫選手のこの技は、
バスケでもできるように思います。
オーストラリアのギディー選手は、(完全静止ではないですが、)
あえてゆっくりなドリブルをすることによって、
DFの動きをゆっくりにさせているように思えます。(そして急加速すると)
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「切り返しの動き」についても
三笘選手はひと工夫していて、
「インサイド(足の内側)」ではなく
「インステップ(足の甲)」でボールを持って行っているとのこと。
「インサイド(足の内側)」だと、
「股関節が外旋してスピードに乗れない」(走りにくい)ため、
100m走のダッシュの足の向きと同じように、
「インステップ(甲)」でボールを持っていくようにしているとのことです。
(その分、ボールのコントロールが難しくなるようですが)
バスケのカッティングやドライブでも、切り返しの時には、
サッカーで言う「インサイド」の足の向きになっている
(股関節が外旋している)と思います。
相手へのフェイクなどを考えず、
単純に速く切り込むことだけを考えれば
「インステップ(足の甲)」に近い、足の形をとった方が
いいのかもしれません。
ドリブルしている(ボールを持っている)相手に対しては
DFも警戒度が高いので、
足の向きから方向を読まれる可能性が高そうですが、
オフボールのカッティングでは、
DFもいちいちOFの足の向きを細かく見てこないと思うので、
素早いカッティングで相手を抜きたい時に、
サッカーのインステップの動きは
バスケでも応用できそうかなと思います。
(オフボールでトリガー・ステップ?)
(足先よりも、
足の付け根、太ももの方が太い(筋力がある)わけなので
つま先の向きを気にするより、
股関節を内に閉める意識の方が良いのだろうと思います。)
富永啓生選手(白30)の
バックカット(ネブラスカ白vsメリーランド黄)
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三苫選手のDFをずらす
(ギャップを作る)テクニック
バスケのノールックパスにも似てる。
トリガーステップ以外には?
ゴール前では、
ドリブルは小股で、足の回転数を多くした方がDFは怖いかも。
(左や右への急な切り返しや、
左足右足のどちらでシュートを打つかなど、DFに読まれにくくなる)
メッシや久保選手は、小股で回転数が多く、足捌きが早い感じがする。
足の回転が遅く見える例
小股のドリブル(スアレス)
小股ドリブル
DFがタイミングを取りにくいドリブル
メッシは「DFの足を見ている」
ノールックパス
キックフェイント トラップ
ドリブルでインステップキックができるのなら、
シュートでもインステップキックをすればいいように思う
(シュートだけでなく、三笘選手はあまりふんわりとしたパスを蹴れてない印象)
トッティのキック
左サイドを抉っても
GKが真ん中にいる=クロスを警戒しているのなら
左ゴールポスト スレスレ を狙ってシュートした方がいいかも。
ポストにぶつからない立ち位置
三笘選手はFW(前線)より、MF(中盤、後方)の方が合ってると思う
(その方が長い距離を走れて、快足を活かせるし、
キック力のいまいちさも隠せる)
こうゆう攻撃もしときたい↓(入らなくても相手にプレッシャーをかけれる)
(ミドルシュートもあると、相手に思わせれば、DFも早い段階で寄せに来る。
→ドリブルで抜くチャンスや、逆サイドがフリーになるチャンス)
中盤でボール持つ方が、ドリブルで長く走れる。(前線だと走れる距離が短い)
縦(サイド)ではなく
横(中央)へ行かないと、なかなか点取れない(ドリブラーは特に)。
なぜもっと打たない???
オフボールのカッティング
この位置からチャンスメイクできる三笘選手
DFを引きつける引力
ロングシュート
(DFやGKが不意を突かれて反応が遅れるので、
警戒されたフリーキックより難しいわけじゃない。虎視眈々と狙いたい。)
(相手が油断してないときは、打っても脅威になりにくい)
GKがある程度警戒してても、隅なら入る↓
攻撃が失敗して、中盤にボールが戻ってくる時
相手のGKとDFは油断する(ロングシュートチャンス)
ふつうの攻撃がうまくいってる時は
あえてロングシュートを狙う必要もないが、
なかなか点が入らない時は、相手の油断をついて打ってもいいと思う。
(それで相手がヒヤッとして、DFのポジショニングが1~2歩でもズレれば、
それまで上手くいかなかった攻撃も、うまくいく可能性が出てくる。)
(相手が油断せず、ロングシュートを打っても余裕で止めてくる場合は
打ってもあまり効果がないかも。)
早い段階で、打てば良かったかもシーン
追記:味方がゴール前に詰めてて、リバウンドの押し込みを期待できる時は、
あえてゴールの隅ではなく、ゴール真ん中目に
強いシュートを蹴り込むのもいいかもしれない。
(左45度から真ん中らへんに強く蹴ったら、キーパーは
右45度くらいに弾いてしまう可能性は高い。)
追記:「ガチガチに引くミャンマー」vs「ふわっとパス」
(DFがいくら多くても、頭上を越せば問題なし)
ふんわり
ミニふわ
ミニふわ
ふわっとフリーキック
地面に叩きつけて? ふわっとパス
ふわっとキック(バックスピン)
止まるロングパス(バックスピン)
止まるスルーパス(バックスピン)
止まるライナーパス(バックスピン)
冨安選手のふわっとクロス
やわらかい
三笘選手の場合
ふんわりクロス(今後アシスト増えるはず)
ヘディングは下に強くバウンドさせた方が
GKの目線が素早く上下に振られて、止めにくくなると思われるが
(ゴール到達までの時間はかかるけど)
ヘディング(バウンドボール)
バウンドボール
バウンドボール
バウンドボール
バウンドボール
ディフレクションでの失点を防ぐには、
GKの位置を、DFが分かっておくことが重要と思われる。
( GKが「自分の立ち位置」をデカい声でDFに知らせるとか )
「 円周の長さ= 円周率π × 直径」
「 36.86cm ≒ 3.14 × 直径 」 太ももの直径は、11.7 cm くらいだろうか?
追記:キレのある重たいボール(リリースの瞬間の手首の速さ)
(新庄剛志 外野手と、山本昌 投手の共通点は、手首の強さかも)
新庄剛志 外野手の返球
山本昌 投手(135 km/h ぐらいでも、速く感じる)
新庄選手自身の解説 (肩ではなく、手首:リリースの瞬間の速さが大事)
山本昌投手自身の解説
速いけどキレのない、打たれるボールの投げ方↓
遅いけどキレのあるボールを投げる山本投手
(腕の準備を済ませて、
足がついた瞬間に、反射で投げる。しなる腕の振り。)
アーム投げの 150 km/h は当たるが、
しなる 137 km/h は打ちづらい(星野選手談)
まっすぐの回転数が多い山本投手( 新庄選手と同じく「手首」が強い)
初動負荷理論(Beginning Movement Load Theory)
山本昌投手のフォーム
49歳時の投球↓
球が重いと言われる、黒田投手のフォーム
腕の軌道が「縦方向」の藤川投手
重いボール、軽いボール、という表現は、
バットやグラブの受ける手応え(衝撃)が大きいか、小さいか
という問題だと思うので、
バットやグラブの手前で、大きく失速(減速)してしまう
ボールは衝撃が軽く感じられるだろうし、
減速が少ない球を投げるピッチャーは
重いボールを投げているように感じられるのではないかと思う。
(初速がいくら速くても、終速が遅くては、打者の手元でキレがない。)
初速より、終速の方が、大事なはず。(昔の測定の方が、選手向けに見える)
運動量(Momentum)や、
運動エネルギー(Kinetic energy)は、
質量 mass と、速度 velocity から計算できるが、
バットで感じる手応え(衝撃)を考えたい場合、
現在のスピードガンで表示される、初速v を使っても意味がないと思われる。
(バットにぶつかる前に、空気にぶつかって減速している:空気抵抗)
衝突の前後で、運動量 mv は保存する
運動エネルギー は「仕事(work)」、
運動量 mv は「力積、衝撃(インパルス impulse)」に関係。
衝撃力の計算はむつかしそう(衝突してから止まるまでの時間が短すぎる)
(ハイスピードカメラが必要そう)
スマホを落としてしまった時の衝撃
グラスを落としてしまった時の衝撃
バットとボールの衝突
追記:初速と終速の差だけで考えるのも考えものの模様
追記:ボールが「落ちずにまっすぐ」グラブに当たる衝撃と
ボールが「斜めに垂れて」グラブに当たる衝撃では、
「落ちずにまっすぐ」来るボールの方が「重く」感じると思われる。
(バックスピンの回転量が多い球の方が、落ちにくいので、
まっすぐに、グラブや、バットに突き刺さってくる:衝撃がまっすぐ来る)
(バックスピンの回転量が少ない球は、落ちて斜め方向にくるので、
グラブやバットに当たる時の衝撃が分散されると思われる)