河村選手はスピードがある分、
そのスピードのままパスを出してしまうことが多い気がします。
もちろんそれでうまく行くケースもありますが、
OFがパッと早い動き(パスモーション)をすると
DFも意外とそれに素早く反応できてしまう
(パスカットできてしまう)ことも多いので、
それが、河村選手のパスミス
(特にポストへ入れるパスのミス)
につながっているかもしれません。
(勢いのままパスを出してミスるとは↓
DFの状況を把握し切らないままパスを出してカットされてる印象)
(パスを出す前の一呼吸(DFを一瞬確認する時間)がちょっと欲しい感じ。)
(DFが目線を切ったタイミングでパスを出せればそれが一番良いし、
DFが目線を切らないときは、顔面の近くや脇の下など、わかっていても
反応しにくいところを狙うのが望ましい。
顔面近くを通すパスは、DFに恐怖心を与えることができるので、
チャンスがあれば積極的に使いたい。パスフェイクで相手が目を瞑れば
DFを無効化できる。)
素早いパスモーションが
成功したケース(ドライブキックアウト)
失敗したケース(ドライブでゴール下スルー)
https://www.fiba.basketball/basketballworldcup/2023/ を参照↓
カーボベルデ戦でのターンオーバー
ベネズエラ戦でのターンオーバー
オーストラリア戦でのターンオーバー
フィンランド戦でのターンオーバー:無し
ドイツ戦でのターンオーバー
パス技術を上げていくと
自分で打つという気持ちが減ってしまうリスクもある。
(そこらへんの塩梅はドンチッチのOFがいいお手本になりそうかも。
スピード系の河村選手だからこそ、ドンチッチみたいなゆっくり系の
プレーから学べることは多いはず。
ゆっくりなプレーもできれば、スピードがもっと生きる。)
トップからポストへのバウンドパス(ドンチッチ)
(パスでもドリブルと同じようなタメをつくっている)
シュルーダーもタメを作って、
ローポストへバウンドパス
空中でも、しっかりタメをつくって、キックアウト
パスを出す良いタイミングは
DFが目線を切った時。
ゆっくりなドリブルから
鋭いパスを(DFの頭の周囲に)ぶん投げるストックトン
追加:シュルーダーがスペシャルだと言った、Arturs Zagars選手
ローポストへのパス
(ピボット&パスフェイク のコンビネーションでDFをずらし、
DFの脇の下の位置からフックパス)
パスの後の動きや
ドリブル中の細かいパスフェイクモーションにも注目。
(判断を細かくしてる印象。ピタッと止まってピュッとパスを出すところ等、
勢いや流れに任せてのプレーが少なく、一つ一つのプレーに余裕がある感じ。)
動画3:18 ↓
動画3:09↓
追記:オーストラリア戦 1ピリ 7 : 50
ジョシュ・グリーンをスピードで振り切れなかったけれども、
グリーンの意識を全て河村選手に振り向けさせることはできているので、
ここで味方がさささっとスクリーンをかけに行ったら
グリーンを簡単に仕留められたと思う。
(相手が自分のことしか見てきてない時は、スクリーンをうまく使いたい。)