(44) ポストプレーをどう封じるか 🏀 (足の踏み場を邪魔して、押し込みや踏み込みを防ぐ。) 「懐の深さ」 を作ったフルトン選手🥊🏒🥋)
この記事の要点 ↓
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上半身はむしろ引いて、足を前に出す(相手の足の踏み場を無くす)方が良いかもしれない。
アメリカvsリトアニア戦では、
リーブスがポストプレーの餌食になっていましたが、
どのようにDFすれば防げたのかを考えて見ます。
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リーブスの足は、後ろに引いている(その分、OFは足を前に踏み出せる)。
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じりじりとゴールへ距離をつめていくことができる。
相手が半身でじりじりとゴールへ近づこうとしたとき、
リーブスのように、自分の胸を相手の肩に当てて
なんとか押し返そうとするのが普通だと思いますが、
DFは胸を前に出す分、足が後ろに引いてしまいます。
それゆえ、OFは一歩ずつ足を前に踏み出すことができるため、
その繰り返しでじりじりとリングへ近づけてしまいます。
つまり、相手に時間をかけさせることはできるけれども、
相手をリングに近づけさせないDFの仕方では無いのだと考えられます。
時間をかけさせて、ダブルチームを仕掛けにいくのならまだしも、
このやり方では(リーブスのように体重差で劣る選手が)
相手を1人で守るきることは、基本的にできないと思われます。
相手がリングに近づくためには
リングの方へ足を踏み出さなければなりません。
それゆえ、相手が足を踏み出したい位置に、
先にDFが足を置いてしまえば(足の踏み場を無くしてしまえば)
よいのではないかと考えられます
(これで上手くいくという保障はできませんが😓)。
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半身状態でじりじりとリングに近づく技は、出せなくなると思う。
OF側からすると、右足を前に出せない状態になれば、
横方向に右足を出すか、左足を引いてバックターンという選択になるように思う。
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ちょっとずつOFに右足を前に踏み出されて、押し込まれてしまう。
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ペイント内まで踏み込めれば、
半身状態のままでも、フックシュートなど楽に打てますし、OFが圧倒的に有利。
(リーブスのように上背のない選手がDFの場合は特に)
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ゴールになるべく近づかないと、シュートは入りにくい。
(逆に言うと、ペイント内まで足を踏み入れられた時点で、DFのほぼ負けと言える。)
ボクシングの場合(スタンスを広げて、懐の深さをつくる)
「フルトン選手がどうしたかっていうと、これまでの試合と比べて足のスタンスを明らかに広げてきた。その前足で尚弥選手の踏み込みを邪魔して、懐の深さをつくっていたんです。
だから同じオーソドックス(右構え)なのに、
前足がぶつかるシーンがよくありましたよね。尚弥選手が出す左足の前に、自分の左足を置くってことは体を横向きにしなきゃいけないため右ストレートを打つにしても、腰が入らない。それでも踏み込みを止める、邪魔するっていうことを優先した。その目論見はまずまずうまくいったとは思います。僕もこれまでボクシングを見てきたなかで足の長いリーチをこのように使うのかって、新たな発見ではありましたね」
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井上選手の左ジャブは、硬くて痛いそうですが、
その理由も動画を見ていたらよくわかりました。
(バスケでも、サッカーでも、ボクシングでも、半身はやはり攻撃的だ)。
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(蹴りの威力が、左の拳に乗ってる感じ?)
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と思うので、相手を押す力が弱くなるように思う。(正対で押すより、半身で押す方が強い。)
――あの左ボディジャブ、フルトンは効いているんですか?
「ボディジャブって、普通なら右肘で防げちゃうんですよ。すごく乱暴な言い方をすると、もらっても(顔は正面向いたままで)大丈夫なんです。ただ、井上選手のそれは衝撃が段違いなんで、どうしても下を見ちゃいますよ。僕はね、絶対にどこかでボディジャブから上(顔面)へのコンビネーションが来る、絶対に上への布石だと思っていました」
「スーパーバンタムで来年あたりにはやることがなくなってしまうのでは。自分はスーパーフェザーで『パンチが強い』と言われる人とスパーをやったんですけど、どう考えても井上選手の方がパンチが強い。強いというか、拳の感覚じゃない。
野球の硬球とか、拳くらいの大きな鉄か何か、硬いものでドスッと殴られているような……。本当に痛いんですよ。あのパンチの質は階級が上がっても変わらない。あそこまで硬い選手はいないです」
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右ストレートも右足で蹴る
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踏ん張れないパンチは安全🏒
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【USA】米ホッケーの試合中に選手同士のガチ喧嘩が発生→周囲は止めるどころかスタジアム全体で盛り上がながら1分以上放置する
— 滝沢ガレソ🌟 (@takigare3) September 23, 2023
※NHLのLAキングス vs アリゾナコヨーテズ pic.twitter.com/0JFG52vKbp
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どれだけ相手を引っ張れるかが肝心と思われる🥋
▼NHLでは下記条件を満たせば乱闘が許可されてます
・双方合意のもと一対一で行う
・素手で行う
・審判はどちらかが倒れるか、2人とも疲れるまで止めない
・乱闘を起こした2人は5分間退場する
・基本的に乱闘は一試合に一回までとする
▼暗黙の了解
・疲れている選手には挑まない
・乱闘後は仲直りする
▼乱闘を許可するメリット
・試合が超盛り上がる
・ホッケーは体の接触が多いので「スター選手を皆で物理的に潰す」
という作戦を物理的に潰すことができる
(各チームには「エンフォーサー」と呼ばれる乱闘専門のポジションの選手が
存在。エンフォーサーを攻めに使うのか、守りに使うのか等も戦術の要)
https://twitter.com/takigare3/status/1705564845247205768
強調しておきたいのは、「ただ怒り任せの喧嘩が認められているわけではない」ということ。アイスホッケーにおける“ファイティング”にはルールがあり、ペナルティ(罰則)もあります。例えば、一人の選手が殴り合いをしようとふっかけ、相手が殴り合いに応じなかった場合は、ふっかけた選手だけがペナルティを受ける場合があります。(二分間の退場、その間チームは一人少ない状態でプレーする。)また、1試合に何度も殴り合いに参加すると、出場停止処分を受ける場合もあります。・・・
ルールの概要を紹介します。
第一に、ファイティングは必ず1対1で行なわれます。2人目以降に加わる選手には重いペナルティが課せられ、乱闘に至れば両チームに多くのペナルティが課せられます。
第二に、闘いを始める前にはスティックを手放し、グローブを外して、お互いに準備を整え、必ず素手で行なわれます。ファイティングで武器を使った場合は、重い罰が下ります。
そして第三に、闘いが始まっても審判は手を出しません。どちらかが氷上に倒れこむか、お互いに疲れ果てたのを見計らって闘いを止めに入ります。その後にファイティングを行なった両選手はペナルティを受け5分間は退場させられます。
ファイティング後の態度が紳士的でなかったり、重度のけがを負わせた場合などは、レフェリーのさじ加減で罰金や出場停止など重い罰を受けることもあります。また一試合に一回なら5分の退場で済みますが、ファイティングを一人で何度も行なうと回数に応じて罰則を受け、5回目で最高6試合の出場停止を言い渡されます。 このように、しっかりとしたルールも罰則もあることが、ただの殴り合いとは大きく違うところです。
ファイティングの役割の一つは、チームの勢いづけです。例えば、
「ここから気合いを入れなおすぞ」というスイッチの一つとして活用されることがあります。殴り合いに勝てばモチベーションが上がりますし、負ければ「かたき討ち」としてチームが奮起します。観客としてもファイティングが見られればエキサイトし、会場全体のボルテージも一気に上がります。ファイティングは、チーム内の雰囲気と会場の雰囲気を一気に変えることができるのです。
バスケだと、エース同士の 1on1(決闘)の時間帯を
意図的につくれば盛り上がるかも (アイソレーションでヘルプ禁止とか)
別のケース
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いかんせん足が後ろに引いているので、
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DFを好きにゆさぶることができる。 キックアウトパスも出しやすい。
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最後のケース
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ブランソンvsブルックスの場合
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(足を引かずにそのまま倒れたらチャージング取れたかも?)
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(また、腰を落として、上半身を引く方がよいと思うのだが、)
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ブルックスに肩を当てられて、上半身とともに足を引かされてしまったブランソン
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ビッグマン(211 cm)だから押し込まれないというわけでは全然ない。
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(エンドライン側へ行かせないDFをしているとも言えるが、)
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ポストプレーの封じ方(ダブルチーム)
あたりまえのことですが、面取りしてパスをもらっても、
背中をリングに向けたままでは、シュートが打てません。
最低でも半身状態(フックシュート)か、
できればリングに正対するために、OFはターンをする必要があります。
相手のターンをどれだけうまく封じることができるかが、
ポストプレーDFのカギとなります。
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振り向いた瞬間にDFがパッと距離をつめて、OFに「シュートできない」と思わせれば、DFの勝ち。
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ドンチッチへのダブルチーム
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しっかりフロアの状況を確認して、パスを出していること。
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