「試合の流れ」とは何なのか? について考えてみると
制御工学の
「ポジティブ フィードバック」と
「ネガティブ フィードバック」で理解できそうな気がします。
ポジティブフィードバック(流れが良い時 もしくは 悪い時)
ネガティブフィードバック(こう着状態:一進一退の攻防)
バスケの試合で「流れが来ている時」というのは、
ポジティブフィードバックが生じている時だと思われます。
(別の言い方をすると好循環が起きている)
「DFの質や強度が増加した」ことにより
「OFでも速攻が出しやすくなった」とか、
「外のシュートが入り出した」ことにより
「中のスペースが空いて攻めやすくなった」とか。(逆も然り)
試合に勝つためには「流れを制する」ことが大事ですが、
試合の流れをつかみ(ランを発生させ)、
相手チームの流れを断つためには、
「何が増加したことによって」得点が伸びているのか?
という視点が重要になると思います。
「日本住血吸虫」を撲滅するには「貝の駆除」が急所でした。
2023/10/22に追記 ↑
元の記事↓
「ボールを持ったらリングを見ろ?」と 「パス概念の拡張」について
「ボールを持ったらリングを見ろ」とは
高校のコーチに口を酸っぱくして
言われた言葉なのですが、
最近、リングを見ない方が
いいのではなかろうかとも思うようになりました。
味方やDFの位置は、時事刻々と変わりますが、
リングの位置は変わりません。
シュートモーションに入るまで
リングを見る必要は特にないと思われます。
(ドンチッチやヨキッチは、リングをそんなに見てるだろうか?)
「リングを見る」という行為は
DFに「シュートかも」と思わせる効果がありますが、
本当にシュートを狙っている場合、
DFにその意図を悟られるのは、いいことではありません。
ですので、
シュートではなく、
パスやドライブを狙っている選手が、
あえて「リングを見る」のは理にかなっていますが、
シュートを打ちたいと思っている選手は
「リングを見る」ではなく、
「フロアを見る(味方やDFの配置を見る)」
方が、良いのだと思います。
おまけ
ヨキッチのプレーなど
ドンチッチのプレーなど