(29) シュルーダーvs河村選手 (ドイツ戦)🏀 (追記:腕で肩をロックするDF🇩🇪、 DFの腕を躱すザガルス🇱🇻、ボールを守るラグビーアタック、 足首の鍛え方=足首だけを意識するな)
「シュルーダー選手は、別格だったと思っています。ドライブするコースを『止めた』と思っても、いつの間にか抜かれていて。そんな感覚、これまでバスケをやってきてなかったので。映像で振り返ってみても、『絶対に止めた』と思ったコースで抜かれていて。何がすごいのかわからないです。スピードだけではなくて、多分“緩急”のところだと思うんですけど。やはり、本当のトップレベルのPGってすさまじいなと差は感じましたね」
そのシーンがこれなのかどうかは不明だが(緩急だとしたら違うかもだが)
シュルーダーの凄さはよく分かる ↓ (2023 W杯 日本vsドイツ)
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(DFの足の外側に踏み出すのがミソ)
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左足を(前ではなく)横に持っていく。
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比較:ミルズのドライブvsタイスのDF(左腕でロックをかける)
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(タイスのDFがうまかったのは、左腕を早いタイミングで差し出したこと。
その左腕にミルズが勝手に突っ込んでいったように審判には見えるので笛を吹けない。
タイスが左腕を動かしてミルズを押す仕草を少しでも見せたらファールだったと思う。)
河村選手のDFの場合↓
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(これを内側に入れて、シュルーダーの右肩をロックできれば、抜かれなかったかも)
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追記:2023W杯 準々決勝 ラトビア戦でも、
似たような抜き方を披露したシュルーダー
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シュルーダーの左腕の内側に入っていれば、
シュルーダーの左肩をロックできた(左足の踏み出しを防げた)かもしれない。
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✳️✳️✳️ ザガルスのドライブ🇱🇻 vs 🇩🇪タイスのDF ✳️✳️✳️
(タイスの腕を見事にかわしたザガルス)
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ザガルスの右肩をロックしようとしたのだが、
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ザガルス選手は他の試合(vs🇫🇷)でも、ドライブ時に
フリーハンドを跳ね上げている。
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このままだと右肩がロックされてしまう。
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https://www.youtube.com/watch?v=OAQyCSF0js0
余談:シュルーダーのスティール(抜かれた後、死角から脇腹に手を伸ばす)
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シュルーダーのドライブ(スティールされない対策:ラグビーっぽい?)
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バスケ以外のスポーツをすることも大事だと思います。
ボクシングをトレーニングに入れている選手も
いると思いますが(ADや馬場選手など)
人体の構造や関節の仕組みを学ぶという意味では
合気道を習うのもいいかもしれません。
(人体の動作の基本となるのは関節なので)
肘は生理的に身体の本体につながっています。
相手の腕を内側に捻るとその本体は前に崩れ
外側に捻ると後ろに崩れます。
足首の鍛え方のヒント(室伏広治博士と桐生選手)
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動画で解説してくれています。↓
ハンマー投げの五輪金メダリストで、日本選手権20連覇を達成した室伏博士。
腰の鍛え方(室伏広治博士:Hammerobicsや紙風船トレーニングを考案)
(吉田正尚選手:身長173 cm のマッチョマン、レッドソックス所属)
一通の手紙が届いたのは、16年11月のことでした。オリックス球団の封筒を開けると、1枚の便箋に、手書きの文字がびっしり並んでいました。それが、吉田選手からの手紙でした。普段書かない手紙を一生懸命書いてくれたんだなと一目で分かる、不器用ながら丁寧な内容で、熱意が伝わってきました。・・・
プロ1年目から活躍し、将来を嘱望されていた吉田選手ですが、シーズン途中に腰椎椎間板症を発症、一時は一軍登録を抹消されました。復帰してシーズンを終えたものの、秋季キャンプでは筋疲労性腰痛で離脱してしまいます。手紙を書いてくれたのはちょうどその頃です。大変な苦労をしているんだなと思いました。でも、手紙からは、その逆境を「なんとか乗り越えたい」という強い気持ちを感じました。インターネットで私のトレーニング動画を見つけ、知り合いを頼って手紙を託したそうです。・・・
(中略部分も非常に大事)
私たちの身体には、約650種類の筋肉があります。それほどたくさんある筋肉のうち、実際に使われているのは、ほんの一部。同じ姿勢で同じ動作を続けていると、よく使われる筋肉は疲労する一方、ほとんど使われない筋肉は萎縮し退化して、身体のバランスはどんどん崩れてしまうのです。
一般の方でもアスリートでも、疲れない身体、怪我しにくい身体を作るためには、全身をバランスよく使った、自然な人間本来の動きを取り戻すことが非常に重要なのです。
(「吉田選手には、シーズンオフを中心に、本格的なトレーニングだけでも5回、指導」したとのこと)
吉田選手とトレーニングを始めるにあたって、最初に設定した目標はきわめて明快でした。「休まず試合に出続ける」こと。プロは試合に出ないことには始まりません。ただ、プロ野球は年に何回かの大会に照準を合わせるハンマー投げとは異なり、シーズン中は毎日のように試合があります。高いパフォーマンスを維持しながら「出続ける」ことのハードルが、かなり高い競技です。
https://bunshun.jp/articles/-/65141?page=3
アテネ五輪で金メダルを獲得した翌年、30歳のシーズンを1年間休養に充てました。腰部の違和感が理由でしたが、実際は燃え尽き症候群のような状態でした。
来る日も来る日も同じ練習を繰り返してきたため極限まで疲労が溜って、心身ともに疲れ果てていたのです。そこで、休養中は身体の使い方を徹底的に見直しました。いままでとはまったく異なる身体的アプローチを求めているうちに、重くて硬いハンマーと対極にある、軽くて柔らかい紙風船を使ったトレーニングを思いついたのです。 これは一般の方の腰痛にも有効ですので、ぜひ試してみてください。
アスリートは全員、全文、読んでみるべし↓
海外へ行く前に、
室伏博士の指導を受けるチャンスがあることを切に願う。
(クラブ満身創痍の海外組は特に。)
人知れず病気と闘っていた室伏博士
病気と聞かされても、にわかには信じがたいほど、旺盛に活動しているが、
「室伏さんは昨年秋、歩き方がおかしくなって、転んだりもしたために検査を受けたところ、脳腫瘍の疑いがあったのです。すぐに開頭手術を受けると、脳腫瘍ではなく、脳原発性の悪性リンパ腫でした」・・・さる脳外科医は、「決して超難病というわけではありません」と前置きして説く。「50歳以下であればほぼ完治する病気です。50歳を超えても、65歳までなら70%は治りますが、65歳を超えると危険です。高齢者は骨髄の細胞移植を受けられないからです」
幸い室伏長官は46歳だから、治療をすれば命に関わることはなさそうだが、
この話からわかるように骨髄の細胞移植が必要だという。
2021年04月15日
追記:173 cm のマッチョマン
「大事なのは準備。これは絶対です」と彼は言う。
「ピッチャーの投げ方や右左、角度によって適切なスイングは違う。
たとえば『このピッチャーでこのカウントだったら真っ直(す)ぐを8、
スライダー系を2で待つ』とか、『落ちる系がウイニングショットのピッチャーだから、追い込まれたら落ちる系を7、内外角にズバッと決めにくる真っ直ぐを3で待つ』などとネクストバッターズサークルでイメージして、最もコンタクトできる確率の高いスイングを選ぶ。
上から叩き潰(つぶ)すのか、アッパー気味にすくい上げるのか、レベルスイングで対応するのか ―― 考えて考え抜いて打席に入ったら、あとはタイミングをしっかり取ることだけを意識する。シンプルに、後悔のないスイングをすることを心がける。一球一球に最大限集中する」
豪快なイメージと対照的な緻密な戦略。意外だと告げると吉田は白い歯を見せた。 「感覚でプレーしている方って、長く現役をやれないんじゃないですかね」
「頭でプレーすること」の大切さに気付いたのは中学時代だという。
がんばれ富樫。フローターを言語化するんだ!
故障に苦しむ吉田がハンマー投げの五輪金メダリスト、室伏広治(45)に手紙を書いて教えを乞うたのは有名な話だ。いまも師の言葉が頭に残っている。
「プレーも大事だけど、ケアも同じくらい大事――当たり前なんですけど、これがなかなかできないんです。ケガも経験というか、プロ1年目にケガをした僕だから、若くしてケアの大切さに気づけたのだと思います。『年をとってからじゃ遅いぞ』という言葉が沁みました」
ホームゲームの際はしっかりトレーニングをする一方、遠征時は思い切って休むなどメリハリをつけた。その甲斐あって’18年から2年連続でフル出場。吉田は「自信になりました」と腕を撫(ぶ)す。
だそうです、渡邊選手、馬場選手。
「体だけ作り上げてもダメ。動きが良くないと」 by 室伏広治
だそうです、富永選手。