年始の大掃除
正月明けの5日に大掃除。といっても風呂掃除だが、、、
大掃除は年末にするものだが、バタバタしたまま元旦を迎えてしまい、2024年暮れは大掃除らしきことができなかった。
28~30日、ちょこちょこと家のあちこちを掃除することはした。しかし、計画していた掃除リストの3分の1も消化できなかった。これでは大掃除をしたとはとても言えない。
やっと落ち着いた正月明けの5日(日)、残るリストの消化に取りかかった。
といっても、午前中は布団と洗濯物を干しただけでおしまい。昼から半日かけて風呂掃除に汗を流し、夕方には終了。疲れ切って、それ以上何もできなかった。
こんな調子で、たまに張り切って大掃除の計画を立てても、だいたい計画倒れに終わってしまう。「ま、何もやらないよりいいか」と自分を慰めるのも毎度のことで、つくづく進歩がないなと思う。
ジャバによる配水管洗浄で思わぬ事態が発生
風呂掃除だけで疲れ切ったのは、結構やることが盛りだくさんだったからだ。
まず、買ってきたジャバ(風呂釜洗浄剤)を使って配水管をきれいにする。袋に書いてある説明に加え、YouTube動画の風呂掃除チャンネルも参考にしながら配水管を洗浄した。
ここで1つアクシデントが発生した。汚れたお湯を排水しているとき、肌色の浴槽にうっすらと黒い筋が付いていたのだ。よく見ると、何カ所にも。
なぜこんなものが付くのか不思議だったが、しばらくして分かったのは、鎖のついた黒いゴム栓を抜いたり差したりしたときに、ゴム栓が浴槽と接触して色が付いたらしい。
こんな現象が起きることは、ジャバの説明書きにも書いてないし、私が見たYouTube動画でも言及がなかった。
自宅浴槽の配水管洗浄にジャバを使ったのは今回が初めてだ。これまでゴム栓の黒い色が浴槽に付着するなんてことは一度もなかった。
ジャバに含まれる化学物質がゴム栓のゴムの部分と何らかの反応をして、色落ちしたのだろう。よく分からないが……。
実際、この掃除の後、黒いゴムの部分をこすると、指にべっとりと色が付くようになった。これからはゴム栓の抜き差しをするとき、浴槽にぶつからないように慎重にやらなくてはいけない。
しばらく日をおいたら色落ちしなくなるのだろうか? いったん浴槽に色がつくと、こすっただけではきれいに落ちないので厄介だ。バスマジックリンを使っても完全には消えてくれない。
なまじ浴槽がきれいな肌色なだけに、黒色はうっすらとであっても気になる。ちょっと残念なことになってしまった。
厄介なカビ取りと水垢取り
次は窓際の棚の汚れ落としに窓ガラスと窓枠の掃除。
そして壁と天井の汚れ落とし。まだそれほどでもないが何カ所かカビが生えていたので、カビハイターを使って落とした。
カビハイターを吹き付けるのは簡単でも、天井は水で流すのが難しい。カビハイターを含んだ水がはねかえって顔にかかるし、ブラシや雑巾で拭いていると、拭いている手の先から水が手袋をつたって腕にかかってしまうからだ。
カビ取りは床のタイル目地や浴室ドアの白いゴムの部分にも行う。ここは強力なカビ取りジェルを使う。ジェルを使っても落ちないカビはどうしたものか? もっと強力なカビ取りが必要なんだろうが、それは改めて調べるとして、できるところまでにとどめた。
備品入れ、チェア、風呂桶、シャワー周りなどの掃除をして、今度は浴槽の縁の水垢取りをした。水垢が硬くこびりついて容易なことでは取れなくなっている。
ここは小型ナイフを使って少しずつ削り取っていく。浴槽を傷めないように細心の注意を払って。
風呂のフタの掃除でくたびれ果てる
もうここまででかなり疲れたが、最後の力を振り絞って風呂の蓋の掃除に着手。デコボコになっている凹のところに埃が固着しているため、バスマジックリンを含ませたスポンジで一列一列丁寧に拭き取った。
蓋全体を大ざっぱに3等分して、1区画を一気に清掃しては一息つき、次の区画をやってはまた一息。3つめが終わった時は腕も痛いし腰も痛い。すっかり疲れ切った。
こうして風呂の大掃除が完了した。
ちなみに、ルーティンの風呂掃除は妻もやるし、自分もやる。だが、大掛かりな掃除は(力仕事だから)男の自分の役目である、わが家では。いわゆる性別役割分担というやつだ。