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ギタリストのつめみがきVol.8

今から33年ほど前に、初めて自分で稼いだお金で海外製の手工ギターを購入したことがある。理由があって今は手放してしまったが、冒頭の画像にあるアメリカの製作者でデビット・デイリー氏の作品である。

後に聞いたところによると、この製作家の作品はアメリカのギタリスト兼作曲家のアンドリュー・ヨーク氏が愛用する製作家だそうで、購入当時は全く知らなかった。

当時の希望小売価格が7桁を越えたあたりであった記憶があるが、ギターを選ぶ基準などわからず、なんとなくネックの握りやすさや見た目で選んだ気がする。

音色はそう、バッハのBWV1001のフーガの冒頭部分を演奏した時に、非常に音の分離が良かったという記憶がある。

材質などはあまり気にせず購入した気がする。

やはり楽器選びも経験を積むと違ってくるのだといまさらながら思う次第である。

話はまったく変わり、最近よく見る動画をご紹介したい。

関西のギタリスト猪井亜美さんの動画。

クラシックギタリストでありながら、さまざまなジャンルの曲を手掛けて演奏されています。

ジャンルを越えてさまざまな曲を動画で配信する姿は、実は多くのクラシックギタリストからみると当たり前ではない気がする。

クラシックギタリストであるが故のプライドなのか、クラシックな曲以外でも"弾けるのに弾かない”のはとてももったいない気がアマチュアの立場からすると思う。

でも彼女はごく自然に動画を配信されているのがとても良いと思う!(^^)!

ギターの普及にはこの姿勢がまさに必要でしょう!

実は個人的に、この動画のサビのあたりで思わず涙がでてしまい、マイクを通しての音色でもやられてしまいました( ;∀;)

猪井さん、これからもどんどん素晴らしい演奏を配信してください!(^^)!

(Arcangel アルカンヘル)