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80年代のジュリーはお好き?
私がジュリーを好きになったのは、いつの頃からだろう。気づいたらそのジュリーの歌声、存在感に魅了されていた。私が個人的にファンで、そんな思いからフロアにある既存のジュリー・コーナーを拡大した。それから、ありがたい事にたくさんのジュリー・ファンのお客さまにご来店していただける ようになった。
みなさん、明るくお優しい方ばかりで、お話していて本当に楽しい。私も、ものすごく詳しいという訳ではないが、暖かいお気持ちで話を聴いていただけるのがとても嬉しい。そのお客さまからも、お話のなかで
『そうよ。だってジュリーだもん!私達は信じてついていくだけよ!』
という言葉を実際に私は聞いた。ファンの方たちにそこまで言わせてしまうアーティスト力というのは半端ではない。何があっても信じている。信じきる。というファンの方の気持ちが私にもありありと伝わってきた。本当にスゴイ!!そんな稀有なアーティスト・ジュリーを好きでいられたのは、とても幸福なことかもしれない。
私がジュリーの存在を知ったのはいつ頃だろか?たぶん1991年位だろうと記憶している。ジュリーのベストアルバム
『ROYAL STRAIGHT FLUSH[3] 』
母親のCDラックから、よく持っていって勝手に聴いていた思い出がある。
その影響からか、私が好きなジュリーの曲は80年代の曲が多い。今回は、この時期のジュリーの名曲。というか私が好きな歌を3曲だけ紹介させていただきたい。
1曲目は「静かなまぼろし」アルバム『彼は眠れない』より。
なんでしょうか。もうこの大人の恋の情景。
素敵すぎません?遠い過去の若すぎた二人がすれ違い、時を経て視線を交わす様子が目に浮かぶ。いつ聴いてもジーンとくる名バラード。この時のジュリーしか出せない色気がある。
2曲目は「灰とダイヤモンド」
アルバム『架空のオペラ』に収録されているが、この『Royal Straight Flush 1980-1996』にも「灰とダイヤモンド.」が収録されている。(麗しきAMAPOLAのジュリーが描きたかっただけ!)
堕落。耽美。退廃。過去も未来も捨て、ただ今だけを愛し合おう。
そこには恋愛の駆け引きなどいらない。ただあなたを、あなたのすべて許してあげよう。というジュリーにウットリ。
ラスト3曲目は「十年ロマンス」アルバム『ゴールデン☆ベスト ザ・タイガース』より
すいません!こちらはタイガースの楽曲ですが・・・
夜の海岸。遠い恋に思いを馳せる二人。お互いを傷つけ合い愛を誓った日々。十年、そして永遠に美しくいて欲しい。そんな想いが伝わってくる ロマンティックな一曲。
まだまだジュリーの魅力は尽きませんが、今回はこのへんで!
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(町井 達)
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