マネーリテラシーの意味知ってる?
「日本人は本当にマネーリテラシーが低い」
このような発信は多方面で見る。
そう発信していると
“あっ、この人はマネーリテラシーが高い人なのか“
と見てる側は思う。
そもそも『リテラシー』とは?
この質問の答えはすぐに出ますか?
…
リテラシーには以下のような意味がある。
○物語を適切に理解/解釈すること
○理解/解釈したことを活用すること
○読み書き能力/知識
要するに
リテラシーは『理解度』と『応用力』を指し、
『使いこなす能力』を指す。
誤解しやすいのは、
知識がある=リテラシーが高い
ではないということ。
5+5は10の数字の理解ではなく、
数字という基礎知識を理解した上で
どうすれば10の答えを作れるか考えて、
それを自分の生き方にどのように応用し、
さらに良くできるかを考える能力。
マネーリテラシーに限ると
“リテラシー(使いこなす能力)“
を考える以前に、
そもそも学んでこなかった
お金や資産運用の基礎知識(数字)が乏しい
という現実の方があるかもしれない。
マネーとリテラシーを分けて、
マネーの知識がどこまであるか。
当たり前だけど
年金は積み立て貯金ではない。
年金の種類はいくつ知ってるか?
公的年金や私的年金の違いは?
私的年金の1つであるiDeCoとは?
これらが基礎知識の一部、いわゆる『マネー』
理解して、応用していくのが『リテラシー』
有名な
『貧乏父さん金持ち父さん』の本を読んだらマネーリテラシーが高いのか?
竹花貴樹さんなど経営者が発信はするSNSだけを見れば、
マネーリテラシーが高いとなるのか。
お金の勉強をしてるから
マネーリテラシーは高いとなるのか。
ただ、
“自分はマネーリテラシーが高い側の人間だ“
と思いたいとか、
そのポジションを取りたいだけになっていていないか。
日本のマネーリテラシーの基準と
世界のマネーリテラシーの基準に誤差があるように感じる。
横文字や英語から理解してることで
日本語の意味を理解しておらず、
“なんとなく“の理解度になっていないか。
海外の人に
「僕は貧乏父さんお金持ち父さんを読んだから、 たくさん本やYouTubeをみたから、 僕はマネーリテラシーが高いよ」
口が裂けても言えない。
そもそもマネーリテラシーの定義とは?
マネーリテラシーとは 「お金の知識を持ち、それをうまく活用する能力」
学校では
お金のカリキュラムが今年から導入され、
お金の基礎知識を持つのが
今の高校生から当たり前になる時代。
"僕はマネーリテラシーがある"
それは誰でも言えること。
今の時代は
“本当に持ってない武器“だけど
自分をよく見せたい願望だけが先走りしやすい。
実際の結果、行動、 証拠がないと
そこも全く説得力がなくなる。
その発信で通じるのは
その発信者よりも
さらにマネーリテラシーが低い人だけ。
本当にマネーリテラシーある人にはすぐにバレる。
マーケティングや経営でも
難しい言葉や横文字を多用する人ほど
基礎知識を理解して
誰かに伝えたいという“応用“が弱い。
トレーナーでも
クライアントに対して、
難しい専門用語や筋肉の名前ばかりを
多用する人ほど、
教科書に載ってる基礎知識を理解してるだけで
“応用“に変換する力が弱かったりする。
●基礎知識がないこと
●実績がないこと
●理解力や応用力が弱い
ここをしっかり自覚しないと
本当に次のステージには行けない。
基礎がない状態で応用にはいけない。
奇跡的に応用ができたとしても安定しない。
『マネーリテラシー』が高い低いではなく、
『お金を使いこなす能力』が高いか低いか
の言葉にしっかり変換できないと、
日本語が理解できていない中で
英語を理解するのは難しい。
そうではないと
マネーリテラシーの言葉に振り回される。
海外の大学生の金融の知識は、
“日本の大手証券マンと同じぐらいの知識量“
と、言われるほど。
日本人の中だけで評価するよりも
世界基準で評価してみたいところ。
特に
生きるために必要な『お金』に関しては!
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#リテラシーとは