猫考察2146

何で猫屋がいるのか…いつも自問自答の行ったり来たりだ 先は見えない お金持ちになれる理由もない どんなにスケジュール埋めたとしてたかが知れてる儲け高だ しかも皮算用だ だからお薦めの職業にはなることはない…
でもさたった一匹の猫を必要とし探し続ける人達を知っている 身体が思うように動けないで悔しい思いをしている人達を知っている 
その人達家族と頼まれた自分しか探す必要の無い猫だ 他の人から見たらなんてどうでもいい話で
命だ何だなんてのもどうでも良い話だ 
又一緒に暮らしたい それだけ それだけが願いなのだ それを人は幸せと呼ぶのだろう そして家畜として考えると猫としても幸せ何だろうなと思う
でもね 他人からしたら馬鹿みたいな値段出して来て貰う必要ある？って話だ うちは自分一人だから他の社員居るわけでもなし 需要があれば供給もある そこには暇な自分がいて猫の為に汗をかく位はヘッチャラな自分がいる 
頭の良い動物とガチンコで勝負したいのもある
麻酔銃あればなぁとかも思う時もある それぐらい逃げるのが上手く隠れるのはもっと上手い 更に身体能力は自分なんかを遥かに超えていく 自分の膝位の大きさしか無い動物がだ… 
頭と身体で勝負するしか無い 他にも方法はあるけど頼まれたなら方法は限られてくる 何故かって？猟じゃないから 怪我させたり万が一死亡なんて許してもらえるはずもなく それが許されるならば取り逃がしは殆ど失くなる 生きて捕獲せよ ALIVEのみ だから難しい だから楽しい ニヤニヤしちゃう 昔若い頃ナンパに夢中だった友達に同じ街中の人間だからよく顔をあわせた だって居るんだもの… 根気よく街中で女の子に声を掛ける奴を馬鹿だなぁからある意味凄いやつかもに変わるのにそんなに時間はかからなかった 
アイツはアイツで努力してんだなぁ 変な風だけど… その変な風に今自分はカテゴライズされているんだろう 全国に動物専門の探偵なんて開業届けきちんと出して会社の登録してやっている人達何人居るのだろう？組合作らないかなぁ…
兎に角 世界が周り時間が過ぎていく現実で 猫一匹に焦点を合わせて探すのは世界でも数人だ
自分は商売だから焦点は変えざろうえない 
全く難しくもあり体力的にキツイのもありなんでこんな仕事選んで作っちまったかなぁ へへへ…
では又