「今、観たいお芝居は?」
あけましておめでとうございます。
メンバー①です。
代表からいただいていたお題を抱えたまま、年を越してしまいました。
何なら、既に2025年が始まって1ヶ月が過ぎています。
これはびっくり。
実は年末からここまで、結構バタバタしておりまして。イベント目白押しだったんです。
この話はまた、いつかどこかでいたしましょう。
さて、リレー形式で日常回を投稿していきたい企画(?)、投稿お題。
いただきましたお題が「今、観たいお芝居は?」です。
これね、ずっと考えてるんですよ。
観たかったけど観られなかったお芝居でも、
これから観るのが楽しみなお芝居でもなく、
今、観たいもの。
難しくないですか。
難しいですよね、分かります。
ひとつ、たまたまちょうど、ついさっきタイムリーにとっても素敵な言葉と出会ったので、答えにしようと思います。
今、観たいものは「希望に溢れるお芝居」です。
何がどうタイムリーだったかと申しますとですね、「ホープパンク」という言葉を知ったんです。
本当につい今しがた知った言葉なので、まだまだ理解が浅いのですが、現段階の理解で申し上げますと、「現代の現実が辛く苦しく、退廃的になりつつある中で、希望を抱き、他者を思いやり、優しく在ることそれ自体が社会や政治への反抗であり、パンクである」といった言葉として受け止めました。
めっちゃかっこいいなと。
でもそれと同時に、悲しくもあって。
だって、「他者に優しく在ること」や「希望を抱くこと」が、現代社会へのアンチテーゼになるだなんて、なんて滑稽なんでしょう。
皆きっと幼い頃から言い聞かされてきたことのはずなのに、って。
でも同時にすごくよく理解できる部分があって。
それはミニマムな話で例えると、学校行事や勉強などを一生懸命に取り組む生徒と、それを冷笑する生徒みたいな関係値と近いんじゃないかと思うのです。
冷ややかに、クールに、俯瞰した視点を持つことがかっこよく見える気持ちは、それはそれとしてめっちゃ分かる。
とはいえ一方で、真面目に一生懸命物事に取り組んでいる人を貶していい免罪符にはならないわけですよね。
社会への反抗としてのパンクが、善性に極振りすることでも表現できるってなんだか不思議で、なんだか面白い。
そんな素敵な概念としてわたしが獲得したホープパンクを、演劇の世界で感じてみたいなと思いました。
希望を声高に叫んで、愛を叫んで、パンクしようぜ。
こんな感じで良いのでしょうか。
よしとしておきましょう。
さて、次の人へのバトンを用意いたしましょう。
お題は、「最近、困ってること」なんてどうでしょうか。
どんなお困りごとがあるんでしょうかね、楽しみです。