夏休み読書感想文講座(勝沼図書館)に参加しました!
みなさん、こんにちは。
人間文化学部4年のHRSです。 HRSとは廣瀬栄美里に含まれる”廣瀬”の略です。
今回は8月9日に甲州市立勝沼図書館で行われた夏休み読書感想文講座の様子を、HRSが2hrsかけて作成した文章にてお届けします。甲州市の夏よりも熱い愛を込めて💓🐠
夏休み読書感想文講座は小学3〜4年生を対象に、①「使える図書館」を身近に感じてもらうこと、②読書の継続を促すこと、③選本や読書のコツを学ぶこと、④感じたことを自分の言葉で表現できる力を養うことを目指して行われました。
この読書と子どもを繋げられる素敵な講座に、私を含めた8名の学生が講師として参加させていただきました。
読書感想文講座の準備
講座に参加してくれる小学生に「読書って楽しいじゃん!」と思ってもらうため、私たちは山梨英和大学附属図書館に何度も集まって打ち合わせや当日の流れを想定した練習をしてきました。
みんなが積極的にアイデアを出し合いながら打ち合わせに取り組み、練習では熱心に「小学生に伝わる言葉とは何か」を考えて実践しました。講座当日、きっと緊張して席に座っているであろう小学生にどのように声をかけたら良いかについてもたくさん悩みました。
打ち合わせと練習に対するこれらの学生の姿勢は、講座をより良い形で実施したいという気持ちの現れだと私は感じています。
読書感想文講座の当日
夏休み読書感想文講座の当日は、講師となる学生が講座に参加してくれた小学生全員に対して自己紹介と読書感想文の書き方の説明をした後、各々が担当する小学生と一緒に読書感想文を進めていきます。
今まで講座の成功のために話し合いや練習を重ねてきたとはいえ、講座の直前には上手く小学生と関われるかどうか不安になってしまいました。でも、実際に小学生のサポートを始めて少し経つと、その不安はもうどこかへ行っていました。小学生が私のアドバイスに真剣に耳を傾けながら頑張って読書感想文を書いてくれたからです。加えて、講座の後半になると小学生が自分から進んで疑問を解消しようと私を頼ってくれました。とても嬉しかったですし、この出来事は大きなやりがいとなりました。
読書感想文講座を振り返って
講座が始まってすぐ、私は参加してくれた小学生全員に「読書感想文は苦手ですか?」と質問しました。すると、ほとんどの小学生が瞬時に「苦手です!」と手を挙げました。
手を挙げる勢いに驚きましたが、その気持ちは私にも理解できます。
しかし、小学生たちは苦手だと手を挙げた読書感想文に一生懸命取り組んでくれました。
そして読書感想文を書き終わった後には、「楽しかった!今日はありがとう!」と手を振りながら笑顔で帰っていきました。
小学生が苦手な読書感想文から楽しみを見つけてくれたこと、そのサポートができたことが大変嬉しいです。
私は、私と同じ目標を持って共に準備してきた仲間と臨んだ夏休み読書感想文講座で、一途に読書感想文を書く小学生の手助けができました。この経験から誰かと共に誰かのサポートをすることの楽しみと喜び、温かみを知りました。
このような学びを得られたのは、勝沼図書館司書の古屋美智留さんのおかげです。ご指導いただきまして、ありがとうございました。
そして、もしもこの記事を読んで読書感想文講座に参加したいと思った方がいましたら、来年はぜひ参加してみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。