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虐待防止研修会@甲府市

8月26日、リッチダイヤモンド総合市民会館(甲府市総合市民会館)で、甲府市社会福祉協議会主催の「虐待防止研修会」に、「児童虐待の防止と早期発見―子どもと親を地域で支える―」をテーマに講師として参加させていただきました。
冒頭、児童虐待の定義や全国の児童虐待件数、児童虐待死の現状(児童虐待件数の推移や0日0ヵ月問題)、山梨県内の児童虐待事例などについて触れました。また地域で虐待防止、早期発見のために、「子ども」と「親」を支える必要性、またその工夫について、地域で社会福祉活動を展開する民生委員児童委員などとしての責務などについて述べさせていただきました。
さらには一つひとつの地域で、人と人とのつながりを大事にすることの意義を確認し、挨拶や声がけがより人と人とのつながりを広がること、この広がりが子どもや親の些細な変化にも気づきやすくなること、様々なおとなを含む他者とかかわることで子どもの世界は広がり、多様なロールモデルから自らの人生を獲得するなどとまとめさせていただきました。
参加してくださった141名の甲府市内の民生委員児童委員、福祉推進員などの皆さま、貴重な機会を与えてくださりありがとうございました。
 山梨県立大学人間福祉学部福祉コミュニティ学科 林 知然