オレンジカフェにて、山梨県立大学 認知症認定看護師による「認知症について考えよう」の講義を行いました
皆さんこんにちは!
高齢者健康増進サークルの鈴木祥大です。
2024年7月27日のオレンジカフェにて「認知症について考えよう」と言うテーマで、山梨県立大学の認知症認定看護師である塩津先生が講義を行いました。私たち県立大学からは、教員2名、高齢者健康増進サークルの学生から3名参加し、会場設営や司会進行、案内を行いました。
今回のオレンジカフェには、地域の方々14名にご参加いただきました。
認知症認定看護師である塩津裕也先生による認知症に関する講義に加えて、参加者が指導を行う恒例の体操や看護師による熱中症対策講座がありました。また、休憩時間には血管年齢測定を実施し、健康への関心を一層高めるような機会となりました。
認知症に関する講義内では、認知症の要因や症状、対策について分かりやすく説明していただきました。
認知症の症状に関するクイズでは、「しまい忘れ」や「冷蔵庫に同じものがたくさん並んでいる」、「新しいことが覚えられない」といった身近な例が挙げられ、参加者からは「あるある!」という反応が多く見られました。
自身の生活と重ね合わせて、関心を持って聴いていただけた様子が伺えました。
また、講義後には、家族の認知症に気付くための注意点や一人暮らしの場合の対策方法など多くの質問が寄せられました。
認知症の人が年々増加している現状からも興味を持ち、予防や早期対応への意識が高まる機会となりました。
近所付き合いによって和気あいあいと交流を行うことは脳への刺激になり認知症予防に役立ちます。また、近所の方々と交流し、悩みや不安について相談できる場があることは、周囲からの助けを得ることや認知症の症状にいち早く気付き、早期に対応していくためにも大切です。
オレンジカフェはその大切な場所の一つであるということを感じられる時間となりました。
(※オレンジカフェ参加については、要予約となります。)