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‘’エモい‘’が分からない男の美術館レビュー
こんにちは。今回は、山梨県立美術館に行ってきました。
ちょうど「シダネルとマルタン展」が開かれており、多くの素晴らしい作品を目にすることができました。
しかし、私は絵に関してはド素人なので専門的な感想は美術館上級者の方々にお任せして、ミュージアムショップや公園がなかなか面白かったので紹介させていただきます。
『タイトルと違うじゃん。』と思われた方はその気持ちを胸にしまって南京錠をおかけください。
館内にあるミュージアムショップがこちらです。特別展の「シダネルとマルタン展」のお土産コーナーも特設されていました!通信販売を行っているそうなので、『美術館では買わなかったけどやっぱりほしい...』となった場合でも美術館に連絡すれば購入可能なそうです。
ミュージアムショップにはコレクション選やポストカード、マグカップなど多くのお土産がありましたが、正直に感想を言うと「種をまく人」推しがすごかったです。
トートバッグやネクタイ、さらには甲州印伝(種をまく人柄)など個性的なアイテムがたくさんありましたが、どれも結構かわいいデザインになっており、購買意欲をそそられました。
続きまして、美術館や文学館と同じ敷地にある芸術の森公園を紹介したいと思います。
公園内には、なにこれ?となるようなザ・芸術という感じのオブジェクトがたくさんありました。
例えば
これは、ヘンリームーアの《四つに分かれた横たわる人体》という作品です。
『へ、へぇ~アーティスティックだな~。』というしょうもない感想しかでてきませんでしたが、この作品の他者に有無を言わさない感じが私は好きでした。
そして一番印象に残ったのは甲府市出身の芸術家、佐藤正明さんの《ビッグアップルNo.45》という作品です。
名前通りのでっかいリンゴ。私より身長の高い友人(推定175センチ)が並んでもこの有様です。
この作品の詳細を調べたところ、なんと購入費に8400万円かかったらしいです。ほかの彫刻もこれほどの値段するのでしょうか。今から芸術家を目指すか悩みますね。
冗談はさておき、芸術の森公園には彫刻以外にもバラ園、梅林、ボタン園、菖蒲園などの様々な花園があります。私が昨年の2月ごろに訪れた際にはさすがにお花は咲いていなかったのですが、今回は満開とはいかないものの、バラを見ることができました。
芸術の森公園ではどの時期でも折々の景色が楽しめますが、お花を楽しむのなら5月くらいがちょうど満開で良いかもしれませんね。
絵画はもちろんのこと、ショップやレストラン、様々な彫刻やお花の咲いている公園があり、美術館の向かい側には文学館もあります。美術に疎い方や家族連れの方でも十分楽しめる場所だと思いますので、ぜひ足を運んでみてください。
文・写真:有村風馬(山梨県立大学国際政策学部1年)