冷めたものって意外と好き@鶴柑スズカ

こんにちは、鶴柑です。二度目の日誌の順番が回ってきたと思ったら本番直前でした。何だかこの文章ラノベのタイトルみたいですね、面白くない。私がこの公演で日誌を書くのは今回が最後な訳です、驚き。
近況報告なのですが、面白くもなんともないので読み飛ばしてください。では何で書くかと言うと、最近何も無さすぎて話のネタがないからです。ハンバーグにかさましの為に入れる豆腐のようなものと思ってください。人によっては美味みを感じるかもしれません。豆腐に失礼ですね、すみません。
最近足の痣が消えないんですよね。どうしてでしょうか。元々私はドジな上に阿呆なのでよく痣ができるのですが、知らない内に転ぶやらぶつけるやらして痣が出来、知らない内に消えていくのです。ところが今回は全く消えてくれない。何故。しかもおかしなことに、減らずに別の場所に現れるんですね痣が。痣って遊牧民みたいに移動していくものだったんですね、知らなかった。いつかどこかに行ってくれることを願っています。痛いの痛いの飛んで行けーと言いたいところですが、この惨状が誰かに被ると考えると罪悪感に苛まれると思うのでやめておきます。静かに祈りましょう。ここまでつまらない近況報告でした。
さて、本日は照明と音をつけて通しをしたのですが、如何せん寒いんですよね。ここで山脈豆知識なのですが、山脈スタジオって壁と屋根がついた屋外なんです。知っていた方は山脈上級者です。歓迎します、ようこそ劇団山脈へ。なので、もし容疑者Xの献身の時期設定が夏だったら私たちは舞台裏で凍って舞台に出てこられなかったでしょう。ありがとう東野圭吾。なお、舞台上では役者は演技で震えているのであって、寒さで震えている訳では無いです。そして演技で鼻を啜っているのであって、体内と外の寒暖差によって水滴になった水蒸気が鼻から出そうになっているのを必死で耐えている訳では無いのです。決して。役者は特殊な訓練をしているので、体内と外界が同じ温度になるように調節されています。ですから鼻水なんて出るはずがないんです、信じてください。

つまり何が言いたいのかと言うと、観に来てくれる皆さんは暖かい服装でお越しください(忙しい方はこの一文だけを見ていただければ今回の稽古場日誌の内容が分かります。ゆっくりしていってください)。
これだけを伝えることが出来ただけでも、稽古場日誌を書いた意味があるというものです。
今回はこの辺で終わります。意外と長くなってしまいました、すみません。次にお会いするのはいつになるか分かりませんが。

以上、鶴柑でした。お疲れ様です。

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