今日から僕は止匕糸羽卒フノーー@紫翠アニ

よろしくお願いします!紫翠アニです!分解すると止匕糸羽卒フノーーです!
以下、独り言(ほぼ感謝と謝罪)

今回の劇では仲間達に感謝しかない。
地面と一体化するくらい土下座したい。360°くらい土下座したい。なんなら720°くらい。前転ってもしかして土下座なのでは!?こーすればよかったあーすればよかったと考えてはしまうけど、全てが間違っていたとは思わない。それは過去の自分の否定になるし、共に走ってくれた仲間達に失礼だから。けど、だからこそ、本当にありがとう。そして本当にごめん。色々迷いまくって決断をぎりぎりにして、困らせちゃったと思う。それなのによく頑張ってくれたなと思う。みんなすごいよ。今回の劇がなんとかなったのはみんなが頑張ってくれたからに他ならない。僕は迷惑をかけた記憶しかない。特に数名には多大なる迷惑をかけたな。助演一号、助演二号、照明さん、道具に進化した人、暴走ストッパー。一生敬います。次に演劇するときまでにもう少し言語化能力高めとく。日本語が上手く使えなくて迷惑かけまくったから。擬音語で会話するのってよくないんだなって知れた。脊髄がフィーリングで会話してるみたいなことしてたからいけなかったんだろうな。

一人一人に直接言いたいこととかあったけど、それをここに書き連ねるのも大変だなって思ってる。
だからまあ、伝えそびれたおもいは心に秘めたまま。
忘れないように、いつか伝えられるから。
大変なこともあったし、なくしたい「もの」もあるかもしれないけど。
拭っても拭っても、どうせその「汚れ」は落ちないから。
きっといつか、それら全てが良かったなと思える日が来る。



 忘れっぽい僕でもさすがに忘れないと思う。毎日のように夢でも現実でも一緒にいたから。演劇してると夢に出てくるんだよ。稽古の様子とか、劇の内容とか。今回はよく怒られたな。全員から一回以上は怒られたはず。人によっては数回。けど原因は自分にあるから仕方ない。直さなきゃ。夢の中でも現実でも、怒ってもらえるだけありがたいんだから。稽古が進んでくると、夢が段々具体的になってくるんだよ。だから、少しずつ夢と現実が混ざりそうになる。稽古のときに言ったと思ってたことが現実では言えてなかったってことが一回だけ起きた。危ないから気を付けなきゃなって感じた。言ってないことを言ったって主張し続けるのは良くないことだから。あのときはごめんね。未だに忘れてはいない、みんなの声。いつまでも聞こえ続ける。寝てるとき以外にも、ボーッとしてると声が聞こえてくる。夢と現実のはざまを泳いではいても、現実だと確証できることもある。現実の方で怒ってくれたり、注意してくれたことは、忘れないようにする。たくさん学ばせてくれてありがとう。もっと早くに知っておくべきだった常識を知らないことがたまにあるから。教えてくれてありがとう。他にも、どうゆうことを言われたらどう思うのかとか色んな感情も知れた。人間らしい動きや喋り方について考えなおせたりもした。ほんと良い経験になった。けど僕のことだから、せっかくみんなに教えてもらったり、学べたこともすぐ忘れてしまうのかな。やだな。忘れたくないよ。みんなと過ごしたことを忘れなくても、どんな会話をしたかとかを忘れてしまったら変わらない。みんなと過ごしたことを忘れてしまったことと変わらない。自分へのお願い。忘れないでね。

 楽しかった日々は終わり、またいつもに戻る。本番はもちろん楽しいけれど、それ以上に稽古でみんなと話すのがすっごく楽しかった。あとは、本番が終わったあとのお客さんを見送るのも楽しい。あのときにしか感じられないものがあると思う。それにみんなも楽しそうだった。千秋楽終わったあと写真とか撮るとき、端っこから眺めてたけどすごいワイワイしてた。ワイワイの中にいるのもいいけど、こうやって眺めてるのが一番楽だし、自分の性には合ってる。ずっとずぅぅっっと楽しかったけど、稽古のとき、今回の劇の何が面白いかは途中からわからなくなっていた。そのときは助演やスタッフが助けてくれた。全く分からなかったものが、少しだけわかった。まじで感謝。それに、本番が終わった今なら、どこが面白いのかを説明できる。お客さんたちが笑い声で教えてくれたから。どこが面白いのかが分かれば、その分析ならできる。まあ今さら分析しても遅いんだけどね。いや、今後にいかせるか。だけどみんなには申し訳ないな。演出ってのは役者にとって最初のお客さんだと思ってたから、こんな笑わないクソ客でごめんねって伝えたい。稽古中笑わないようにしてたけどめっちゃ楽しかったよ!!!だらだらとした言葉は聞かなくてもいいんだけどこれだけは聞いて、楽しかったよーー!!

 盗むとしたら何にしますか?「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。」いやー、アンケートの回答思ったより「心」多かったな。あと「金」ね。金は、あのアンケート考えたときから多い気がしてた。心のことは完全に失念してて、僕としては予想外だった。僕だったら何を盗むんだろう……相手が失っても悲しくなさそうなもの…?盗んじゃったら相手のところからは無くなっちゃうから。大切なものが無くなるのは悲しいし、相手がいらないものを盗みたい。最初から無かったならいいけど、あったものを失うのってほんと辛いから。……物の価値って人によって異なるから、どれが相手の大切じゃないものかわからなくない?…じゃあ無理だ。何も盗めない。けど、お店からなら気兼ねなく盗めるな。盗みすぎたら店長悲しんじゃうからやりすぎには気を付けなきゃな。
まあ、正直に答えるなら盗みたい心はあるよ。心が盗めるもんじゃ盗みたいよそりゃー。けど、無理なんだからそう思わないようにしてるんだよー。叶わない願いを祈っても悲しくなるだけなんだ。だったら最初から祈らない方が悲しくならない。こんなこと考えてるから叶わないんだけどね。挑戦しなきゃ叶う願いも叶わない。今すごい勢いで矛盾したこと言ってる。

 きっといつかまた会える。あ~!!うわ~!めっちゃロス~。あー終わっちゃったなー、新人公演。終わりたくなかったな。みんなとお別れなんて寂しいな。みんなに助けられまくった新人公演。なんだかんだ上手く行ってよかったよ。ばれてたかもしれないけど、最初から最後まで僕はずっと不安を抱えてた。うまくいかなかったらどうしよう。役者たちが辛かったらやだな。今のままでいいのかな。とかとか。周りにばれたらそれこそ不安にさせちゃうから、しっかり隠してるつもりだった。能天気に、なんとかなるっしょで稽古してるように見せていたかった。それが原因で助演を不安にさせちゃったから逆効果だったかもしれないけど。やりきれることはやりきったはず。もっとやれたなってこともたくさんあるけど、それは未来の自分達に託すことにする。もっとやれたなって思えてる限りは成長する余地があるんだもの。けど、僕がもっとやれたなって思うってことは、役者達はやりきれてない可能性もあるよな。もっと引き出せたものがある気がする。彼ら彼女らの全力はもっとすごいんじゃないのか。もし僕が演出じゃなくて、助演の人が演出をしてたらもっと役者たちはやりやすかったんじゃないかな。あの人の方が人間性できてるし。いや、こんなこと言うのはずるいな。こんな僕を信じて一緒にみんなは走ってくれたんだから。自分を下げれば下げるほど、僕を信じてくれた人を下げることになってしまう。それは嫌だ。自信を持とう。みんなを大好きになるためにも、まずは自分のことを好きにならなきゃな。そうすれば次に会えたときにもっと良いものが作れる気がする。

みんな、大
    好
    き、だよ
(エヴァのタイトル風に)

さて、ここらで終わりにするか。
まだ書き足りたないこともあるかもしれないけど、もう十分言いたいことは言いきった。やっぱ嘘。今回の舞台の話とか、ニンジンの話とか、演技の話とか、第何章の話とか、色々話すことはあったな。まあいいや、それを語り出すと止まらないし、なんかここで言うのは違う気がする。とりあえず、みんなに感謝が伝えられれば十分。ほんとは一人一人への言葉も書こうかと思ったけど、今回はいいかなって思った。13人全員にしっかりと書くのは僕には荷が重かった。それにたぶん読むのは数人だから、だったらまた別の機会に伝えた方がいい。
じゃあね。
僕は冬公演乗らないので、次に会うのは随分と先になるね。
楽しかったな~、終わっちゃったことがまだ信じられない。ずっと演劇をしていたい。やめたくない。けど、続けるためにも一旦切り替えなきゃ。少し離れることで見える景色もあるかもしれないしね。
ひとまず、目を閉じて、一歩、前へ、

「…さて、じゃ、私も」

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