愛してくれてありがとな!Vol.2@魚骨花枯ふ豚心10
こんにちは、佐瀬です。
私ごとながら、先日21歳の誕生日を迎えました。やばいです。
座組最年少として公演に関わることがかなり多かったのに、気づけば『蛇の目』では最年長、とてつもない違和感で身体が充満しています。
先輩たちに甘えてきたツケが溜まったかしら、最年長として粗相がないようにせねば、と少し身構えたりもしましたが、結果後輩に甘えまくりました。山脈は安泰ですね、少なくとも、今の一年生が卒業するまでは安泰です。
最近人生の目標が「ずっと子供でいる」に決まりました。ずっと子供でいたいですね。子供らしくいたい。子供らしくいるために努力しようと思います。いくつになっても、新雪に足跡をつけてはしゃいだり、サイゼの間違い探しに一生懸命になったり、四葉のクローバーを探したり、たべっこどうぶつの種類を確認してから食べたり、銀のエンゼルを集めたりしたいです。
「子供でいる=だれかにとっては些末なことでも、一生懸命になること」と敷衍することができるかもしれませんが、とりあえず、子供でいたいのです
山脈での活動こそ、私たちをずっと子供でいさせてくれるパーツで、かけがえのない大切なものだと思います。
大学って、年齢的に外見的にも大人なのに、アカデミズムに守られて大海を知らない、中途半端な人間がうじゃうじゃいて、心底気持ち悪い空間なんですよ。気持ち悪すぎて、たまに生協前広場で吐きそうになります。
大学生は、大学という箱庭の中で、中途半端に酒呑んで、中途半端に恋愛して、中途半端に単位とって、中途半端な卒論書いて卒業していくと勝手に思っています。
そんななかでも、何かを投げ捨ててでも必死に頑張っていることがあったり、一生懸命になっているからこそ壁にぶち当たっていたり、それゆえ流す涙であったり……
本当に好きなことに夢中になっている、中途半端な身の上ながら頑張っている人を見ると、あ、いいな、って思いますね。
私が所属するコミュニティには割と一生懸命な人が多く、いつも憧れとしてその背中を追いかけています。
山脈はそのコミュニティの最たるものですよ。ずっと子供でいさせてくれて、みんながずっと子供でいてくれるから、私はやっと呼吸ができるような気がします。
昨年度の同じ時期に「愛してくれてありがとな!」という稽古場日誌を書かせていただきましたが、また同じ題で稽古場日誌を書かせていただけていることに大変感謝しております。山脈アンソロジーも、まさか二回目をやらせてくれるだなんて思いもしませんでした。昨年は企画・運営のはしくれとして活動していましたが、当時よりも大きなスケールの公演が今年行われるだなんて思ってもいませんでしたから、感慨深いものがあります。
山脈は安泰ですよ、何はともあれ、山脈は安泰です。
というわけで、いつも信州大学劇団山脈を御愛顧賜り、ありがとうございます。
この場を借りて、何となく私から、御礼申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
過去の記事「愛してくれてありがとな!」はこちら↓
https://note.com/yamanami21/n/n4ad344cef6b1?sub_rt=share_sb