インサイドヘッド@安堵騒音
9月4日 止まりました。
夏休みにコントライブをするのは2年ぶりです。22年度夏にも「Fantastic Fruits」というタイトルでコントライブをやりました。幕間でインタビュー映像を流したんですけど、その中で僕は「(この夏の思い出といえば)電気が止まりました!」と答えた気がします。今年もかよ。電気止まったんですけど。
電話しなきゃ〜…
電気。「止まる」の反対は「動く」のはずなんですけど、止まるのは供給であって、「供給が止まる」の反対は「供給が再開する」なのかな。「“再”開」ってことは絶えず開いているのが当たり前ってイメージだよな〜。
とか考えていれば、自動音声の案内が流れ終わります。「〇〇の方は1を、〇〇の方は2を…」とか色々流れますが、結局最後まで聞き切ってサポートデスクの人と直接話すのが1番早かったりします。仕事増やしちゃってごめんなさい。住所とか必要な情報を口頭で言えば直ぐに電気が再開します。本当に直ぐ。ありがて〜世の中。我が家の電気なんてサポートデスクの人のEnterキーにかかってるんだなって実感。スゴいのは人類じゃなくてエジソンとEnterキー。みんなで作ったみたいな感じにするなよ。結局僕らは電話かけてお願いする立場。
二十歳になって最初の飲酒は家族がいる家で飲んで、自分の限界を知った方が良い。みたいなのってよく言うじゃないですか。電気とかもそうだと思います。いや、別に実家の電気を落とせって訳じゃなくてさ。二十歳で電気止まる経験した方が良いよ、マジで。3ヶ月までなら電気代を払わなくても止まらないって事とか。3ヶ月前の分だけでも払えば再開の手続きができるって事とか。電気が止まるのは大体昼だからWi-Fiが途切れて気が付くって事とか。ロウソクの火はそんなに明るくないって事とか。ヒジキの缶詰をロウソクの受け皿にするとめちゃめちゃ熱くなって持てないし机が円形に焦げるって事とか。そういう経験お早めに。焦げ跡の消し方はそのうち調べる。
そうそう、コントライブ。ずっとやりたいなとは思ってたんですけど、僕って別に「みんな〜集まって〜!」ができるほど元気な人間でも無いですし、今回この枠でコントライブするつもりは全く無かったんです。やるとしたら秋かなぁと考えていた矢先、後輩がコソコソと「コントライブやりましょうよぉ」って声かけてくれたので、こんな有難い話ないです。こう言う奴に助けられてるんだよなぁ。「でも、これから脚本書くってなると結構ギリギリだよね。周りに急かされたりしたくないもん。代わりに怒られててくれるなら良いよ〜」と僕。「演出は僕って事で責任取りますんで」と後輩。マジかコイツ。責任ってそんな傾斜で分配できるんだ… ありがて〜〜。これのお陰でのびのびネタが書けました。たくさん寝れました。ネトフリ観ました。地面師よかった。焦ってちょっとネタ書きました。新潟の海を見てきました。浅草とか行きました。帰ってきました。ちょっとネタ書きました。そんな感じ
「1年生が1人でも参加してくれれば御の字だね」とか話してたんですけど、役者として参加してくれる1年生が思っていたより多くてビビりました。練り直しです。散らかったアイデアのストックから「あれなら7人のネタにできるぞ!」とか「女子の見せ場が多めのネタあったかな…?」とか。結構楽しんで書き上げた。僕、自分のネタに対しては「これはウケるぞ…ケケケ」「早くみんなに見せたいな〜」とワクワクし続けているのですが、そもそも企画として「思ってたのと違う…」と役者に思わせてしまっていたら申し訳ないな、と。いつだって“ケケケ”と“ユルシテー”のインサイドヘッド。ただ、今の所は楽しんでもらえてるみたいで良かったです。初舞台の1年生は言わずもがな、7月の公演に出ていた1年生の意外な側面というか「この人はこういう役もできるんですよ!ジャジャ~ン」みたいな物を後押しできれば、脚本を書いている先輩冥利に尽きるというものです。
愉快な公演が動き始めてますよ〜。是非。