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東京初
東京都で初めて、空き家に対する行政処分が行われることとなりそうです。
空き家の所有者(相続人)を調べると、108人にのぼり(これでも調べている途中)本来の相続手続きを取るとなると、相続人全員を見つけ出し、遺産分割協議を行い、全員から実印と印鑑証明書を取り付ける必要があります。
誰か一人でもかけるとこの不動産は動かせなくなってしまいます。
現実問題、こうなってしまうと対処のしようがありません。
こんな状態になるのを未然に防ぐため、来年4月1日より【相続不動産の登記の義務化】がスタートします。
自身が相続することを知ってから3年以内に登記を行わなければ、法的な罰則を受けることとなります。
もちろん罰則を受けた上で、速やかに登記は行わなければいけないので、そうなのであれば、相続することが決まった際に速やかに登記をすることが最良の選択となります。
今後、ますます士業の方が空き家アドバイザー協議会のチームに必要になって来ることとなります。