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相続放棄=放置空き家の増加

大変久しぶりの投稿になりました。

また、しっかりブログ記事あげていきますので、よろしくお願いします。

先日発表された司法統計で相続放棄の件数が過去最多件数になったと発表がありました。

相続を放棄するとプラスの財産もマイナスの財産も一切合切遺産が相続できなくなります。

多くは被相続人が借金を残ししている場合=放棄でしたが、
今は田舎の実家を引き継ぎたくないから放棄、と考え方が変わってきています。

引き継ぐ相続人がいない場合、相続財産管理人などの制度が活用され、遺産はすべて国庫に帰属となりますが、すぐに国庫に帰属するわけではありません。

所定の手続き(1〜2年)を経て、やっと国庫に帰属されます。
その頃には使える建物も劣化し、活用できない負動産となってしまします。

まずは相続がしっかりと円滑に行うことができるよう親子で話を生前にしっかりしておくこと。それがだめなら遺言の作成。
それでもだめなら、財産管理人の制度で空き家の処分が行われることとなります。

循環型建築ネットワークができることとして、住教育の普及など、まずは空き家にさせない取り組みに力を入れて活動していく必要が更に増していると感じます。

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