未経験からエンジニアを目指すならブリッジSEという選択肢


コロナ禍の影響もあるのか、他業種からエンジニアへの転向を目指す人が多いようですね。

私も今まで多くの未経験からの転向組であったITエンジニアを見てきましたが、今周りを見ると上手く行っているのはほぼマネジメント系の思考であった人のように思います。
そりゃそうですね。学生時代からITエンジニアを目指して理系・情報系学部を出た人たちと、そうでない道を目指し一度社会人になり、そこから転向してきた人が全く同じフィールドで闘うのは分が悪いです。(それを乗り越えででもスペシャリストを目指したいというのを止めはしません。)

自分自身でさえ、学生時代からパソコンを触りコードを書き、自前でゼロベースでフレームワークやプログラムジェネレータを開発したりするITエンジニアではありましたが、自分自身パソコンに1日中向き合っているよりお客様やスタッフとビジネスの事を話している方が性に合っていると思い、スペシャリストよりはマネジメントを選択し今に至ります。
プログラミングやIT技術関係はかなり得意だったと思いますが、それ自体が好きというものではなくビジネスのためのツールだったということに気づいたのです。

未経験からの転向を考えいる人、既に転職活動している人も、今まではほとんどプログラミングなんかやったことない人だったはずなので、それが今後プログラミングが中心の生活が出来かというと、厳しいのではないかと思います。

私はシステム開発会社を経営しています。一言でいえばフィリピンオフショアです。主に日本のお客様からお仕事を頂き、ブリッジSEを経由してフィリピンにある子会社でフィリピン人エンジニアを使ってシステム開発しています。

ブリッジSEの役割は、お客様と話でどういったものを作りたいかを理解し必要に応じ提案し、そこで決まったものを資料化してフィリピン人に渡すことです。また、開発が終わったプログラムが正しく動作するかを確認することもあります。
ようは、「どう作るか」は知っていた方がよいが熟知している必要はなく、「何を作るか」を理解するのが重要です。
もちろん「どう作るか」を知っている方が良いことは言うまでもないですが、それはまさにスペシャリストに任せるということですね。
ブリッジSEをやると様々なメリットがあります。
まずはITスキル全般が習得できます。スペシャリストにはならずとも、一通りの基礎がないとお客様やエンジニアとまともに話すことも出来ません。次は英語力。これは弊社の場合ということになりますが、フィリピン人エンジニアとは基本的に英語でやり取るするため、英語力が必要です。ただ、高い英語力はなくとも仕事は出来ると思います。英語力も同時に高めようと思うかどうか、ですね。
最後に、マネジメント能力やコミュニケーションスキル。ブリッジSEの主な仕事はお客様とエンジニアの間に入ってコミュニケーションすることで、また開発プロジェクトの進捗管理や報告です。普通の会社ではマネジメント系の経験が出来るのはかなり経験を積んでからになりますが、弊社の場合はこれも早くから経験できます。(いきなり一人で全てを任すことはなく、しばらくは経験者と一緒にやって頂くことになります。)

やはり何事も経験は重要だと思います。プログラミングを含むITスキル、英語力、マネジメントスキルという今後必要とされるスキルをまとめて高めでビジネスで結果を出したい方、是非一度お話出来ればと思います。

以下のお問い合わせからご連絡頂けると飛んで喜びます。
https://y-n-s.co.jp/

なお、今はコロナ禍のためフィリピンへの渡航は出来ませんが、いずれ移動が自由になったらフィリピンでの勤務も可能です。


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Manabu Yamazaki
フィリピン開発拠点の立ち上げやマネージメントや主に日本でのBizDevなど。