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20年後の子どもたちへ

5児の父
やまむらゆうすけのひとりごと。 vol.2


諸事情により
note開始早々、更新が遅くなりました。


一番大切なのは、日々のくらし。
家庭としごと。

そこを大事に、ていねいに。

その上で、ぽつぽつと
ノートを書き綴っていこうと思います。


どんなスタンスで、誰に向けて書くか


想いや動機は、前回書いたとおり。 ↓


「5人の子どもたちへの手紙(遺言)」
を書いていこう、とnoteを始めてみたものの、

よく考えたら、
そもそも普段の家庭の中で
大切なことは直接ことばにして
伝えるようにしている。

しかも、
この場で、子どもたちに手紙を書こうとすれば
やっぱり小っ恥ずかしいし、
敬語だと違和感がある。

さらに、いちばん懸念していることは
いま書いたこのタイミングで
いま子どもたちがこのノートを読んだとしても
あまりピンとこないかもしれないな、ということ。

歳も、人生経験も、まるで違うから当たり前。

昔、とても苦しかった時、
藁をもすがる気持ちで必死に読んできた本を
(仮に)紹介したとしても、その意味や深みを
同じように理解できるとは限らない。

立場や状況や感情が違えば、同じ言葉でも
受け取り方や学び方は、全然違ってくる。

それは仕方ない。

年齢関係なく、
それぞれ人生のタイミングというものがあるから。


森信三先生の残した言葉にあるように、

きっと子どもたちも
将来、ちゃんとタイミングよく
必要なときに必要な人や言葉に
会うべくして会える、と信じてる。

「人間は一生のうち、逢うべき人に必ず会える。
しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。」

森信三


だから、

今すぐ子どもたちに響かなくても
理解されなくても
生きるヒントにならなくても

いつかくる未来に向けて、
父としての想いとことばを粛々と、淡々と、
残していこうと思います。


20年後の子どもたちへ


20年後の子どもたちを想像しながら
20年後の子どもたちへ向けて書くとして、

そのときまでは、

このnoteにたまたま出会ってくれた読者の方が
勇気や元気が湧くとまではいかないけれど、

ほんの少しでも
素敵な方向へ人生が向いていくような、

こっそり誰かの背中を押せるようなものが
書けたらいいな、と思っています… 。


そういった背景で
20年後も通用する普遍的な考え方、
ものの見方、捉え方、「原理原則」を踏まえて
あくまで、ゆるいエッセイとして。

20年後の2045年までを一つの目標に、
週1回でも書き遺していきたいなと思っています。

(「なぜ20年後か?」というのは、
 20年後、長男が今の私の年齢くらいになり、
 他の子どもたちも中年に差し掛かってくるので。
 諸々、参考になるのではと考えて。)


遺せるのは 「 生きざま 」 だけ


これまで書いてきたことと
逆説的に思われるかもしれないけど、

ほんとうは
書き残すことさえ必要ない、とも感じている。

内村鑑三『後世の最大遺物』で説かれているように
そして他にも歴史上の賢人らが示しているように

遺すものは何か、ということ。

内村鑑三『後世への最大遺物デンマルク国の話』1897


ほんとのほんとを言えば
「生きざま」だけで充分ってこと。

どれだけ言葉を尽くそうが
背中見せるしかないよね、ってこと。

とことん潔く、思うように生きるまで。


さいごに

書きたい思いはいつもある。
けど、日々の生活のなかで
筆が(指が)なかなか進まない。

でも、
解決策はとにかく書く、しかないんだろう。

丸谷才一『樹影譚』1991


楽になるためには、書くしかない。
私はこの荷物を目的地まで運ぶことによつて、自由な身になりたいと願ってゐる。

丸谷才一



(ついでに、関連としてこちらも。)

『ゲーテはすべてを言った』『ファウスト』も一緒に


これまで多くの本を読んできて、
先人たちの素晴らしい考え方や言葉に
多大な影響を受けてきました。

気づきや学びを得て、
こころ救われ、勇気をもらい、背中を押され…
観る世界がどこまでも広がっていきました。

捉え方も、受け取り方も、人生の歩み方も
何もかも変化してきました。

だからこそ、
5人の子どもたちへ
そして、このnoteに出会ってくださった方へ
今後もいろいろ素敵な本たちを
シェアしていきたいと思います。

ということで、
前回も今回も、背景や前提の説明でした。

で、ようやく次回から、(苦笑)

伝えていきたい、遺していきたいことについて
ひとつひとつ、やさしくわかりやすく
書いていきます。


それでは、また。



追伸:おまけ

(本文とは関係ない日常のこと。ブログ的な。)

昨日は高校野球部のトレーニング指導。
一昨日は「野菜を育てる介護予防教室」低登山の日。

この日、サンテココアの畑で採れた
無農薬栽培の立派なブロッコリー


とにかくこれから、ぼちぼち書いていきます。

体調よく、機嫌よく。


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