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伊勢市駅から1kmに牧場が!!1970年ごろまで存在した“山村牧場”

山村牧場とは

山村乳業は、創業から1970年ごろまでは、伊勢市駅から1kmの本社裏で乳牛を飼育し、山村牧場を運営していました。飼育していた牛は10頭ほどで、搾乳後、殺菌、製品化、配達までを行っていました。その後、本社周辺は住宅地化し、牛の飼育が困難となったため、牧場は廃業し、その後は三重県の酪農家より生乳を仕入れています。

山村牧場の周りには住宅街が
子牛に集まる子供たち
山村牧場と記載された牛乳箱(山村みるくがっこう 外宮前店にて)
山村家の集合写真、右後ろには山村牧場の看板

牛が逃げ出した・・・

山村牧場で飼育していた牛は、時折逃げ出してしまうこともありました。ご近所の皆様に聞き込みを行ったり、社員総出で大捜索。苦労の末、山村牧場から1km以上離れた宮川堤で発見されることもありました。その当時、山村牧場があった伊勢市大世古近辺から宮川堤までは、建物があまりなかったため見晴らしがよく、小さな動く点(牛)が見え、発見されたそうです。


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