糸鋸盤は真っ直ぐ切れない
2021年4月1日 今日から新年度!仕事はあまり変わらないけど、組織が新しくなり、上司も変わります。ま、それはともかく、今は昨日から続けている試験片の切り出しをしないと。新しく買った糸鋸盤、替え刃は6本付いてますが、昨日は散々で15/30個を切るのに4本を折ってしまいました。木工用なんですが、切るのは20mm厚さのポリエチレンのため、高速で切るとポリエチレンが溶けて刃にまとわりついてしまって切れなくなり、止めると固まって刃が折れます。とにかく切り続けないとダメなんですが、真っ直ぐに切れない。必ず右へ曲がっていきます。当て木を当ててみてもダメ。刃が右に傾いてしまう。糸鋸盤の構造上のことなのでどうしょうもない。
替え刃は近所の大きなホームセンターでも置いてなったので、朝一番に替え刃を注文して、残りの2本で残りの15個の切断作業を始めます。
ネットで糸鋸盤、真っ直ぐ切る、で検索すると、なんと真っ直ぐ切れないものです、という声がいくつも。これを見て、当て木は外して、完全にフリーハンドで切断することに。試料に白で直線マーキング、横から手元を照らすライトを点けておきます。サンプルで試しても、まずまずの出来。速度は溶け付かず、そこそこ切断できる速度に落として行います。このやり方で結局最後までいけました。2本しかなかった替え刃も最後の試験片のあと2cmというところで折れ尽きました。2cmはノコギリで切りました。無事に終了。糸鋸盤は、材料を斜め10度くらい傾けて切っていくと真っ直ぐ狙い通りの切り方ができるコツも得ました。何とか定時少し過ぎたくらいで終わり、まとめて宅急便で後加工の業者へお送りました。