『CULTURE BANK』(カルチャーバンク)とは何か
2019年、『CULTURE BANK』というプロジェクトを立ち上げました。構想自体はファストファッションが盛りあがった2008年あたりからあり、ビジネスモデルと始めるきっかけを考えながら10年目、ようやくロンチできた感じです。
どんなプロジェクトなのか?簡単ですがメモ程度に。
■ 貴重な一次資料が失われていく現状
過去に創られた優れた製品、長い歴史に裏付けられた素晴らしい伝統技術、当然ですが全て人類が生み出した大切な文化資産です。実は皆さんの回りには重要な価値をもったものが沢山ありますが、価値に気づかない為に、どんどん失われているのが現状です。そこで私は価値の見える化を行いそれらを保護していく環境を整える必要があると考えていました。
CULTURE BANK文化資産について考えていることは下の3つ
1. モノを保護
2. 技術を保護
3. 情報の蓄積
守るべきモノ、技術をただ売っていくのではなく、情報(歴史背景、製造技術のこと、なぜ価値があるかなど、)とともに人から人へ繋いでいくことで、文化は守られていくのではないか?
■ CULTURE BANKが創り出そうとしているもの
文化資産の ”ものさし”
(情報が”蓄積”されていて、価値が明確化されていること)
『CULTURE BANK』は放っておけば失われてしまう文化資産の価値の見える化を行い、その資産を人へ引き継ぐことで文化の保護環境を作ろうと考えています。
■ プロジェクト
これまで二つのプロジェクトを立ち上げました。
CULTURE BANKにピッタリの貴重な文化資産が見つかったり、それを実現できる方々に出会ったり。様々な幸運が重なり形になり始めています。
実現にあたりアドバイスいただいた方、実務協力していただいた方、本当に感謝しております。今後も継続して文化資産保護プロジェクトをどんどん立ち上げていきたいと思います!