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【blender】3DCG初心者がキャラクターモデリングに挑む#5【3面図後編②】
皆さんどうも、山元ゆうです。
引っ張りに引っ張った三面図回ですが、今回で終わりです。
最後まで気を引き締めて行きましょう!
後編②なので、先に前編・中編・後編①を見る事をおススメします。
Blenderで作るキャラクターモデリング入門実践ガイド
こちらを参考にしてモデリングをしていきます。
今回は書籍に載っていない3面図の作成ですので、必要ないのでご安心を。
線画を描く
前回ラフまで終わったので今回から線画に移ります。
まずは新規レイヤーをラフの上に作り、ラフの不透明度を下げます。
新規レイヤーの作り方
不透明度の下げ方
では次に、左右対称にする為の設定をします。
ブラシモードにしたら画面上の方に蝶のマークがあると思います。
そこをクリックし、垂直を選びます。
すると青いライン3本のラインが出ますので、真ん中をキャラクターの顎に合わせます。
エンターを押して確定したら終了です。
クリップスタジオには定規ツールに線対称定規がありますので、Photoshopと同じことが出来ます。
実は今回イージーポーザーを使用していることもあり(普段は使用してないです)、線画は描かなくていいのだろうと思っていたのですが、案の定ズレてました。慢心はダメですね。描きなおしましょう
正面が終わりました。
同じように側面・背面も描いていきます。
綺麗な線を引くのって結構難しいので、ストレスが溜まるかもしれませんが、ぼちぼちと休憩しながらでいいので、一緒に頑張っていきましょう。
色を塗る
さて、色を塗ります。三面図1回目にアイデア出しを行いましたが、どの配色にするか迷ってる方多いのではないでしょうか?
大丈夫です。Photoshopとクリスタにはそれを解決する手段があります。
それはベタ塗りレイヤーです。
後編①で少しだけ触れましたね。今回はPhotoshopを例に解説していきます。
その前にやることが一つあります。色を塗る範囲を自動選択ツールで囲っていきます。
ツールプロパティの自動選択ツール(ショートカット"W")を選びます。
次に画面左上の■を二重に重なっている部分に変更します。
これで準備は完了です。
まずは肌色となる部分をクリックしていきましょう。
※上手く選択できない場合は上部メニューの全レイヤーを対象にチェックを入れてください。
選択するとしましまなラインが出ると思います。
全部選択いたしましたらベタ塗りレイヤーを追加します。
レイヤープロパティの下の円状のアイコンをクリック→ベタ塗りを選びます。
カラーピッカーが出ますので、肌色を選択します。
この時線画が消えた場合レイヤーの順序をドラッグで線画の下に移動してください。
自動選択で選びきれなかった部分は手作業で塗っていきます。
選択範囲を解除する場合、選択ツールを選んで右クリック→選択を解除で消せます。
同じ手順で全身をぬります。
これだと目の部分が寂しいので瞳孔とハイライトを追加します。
本来ならばもっと書き込むべきなのですが、今回は3面図ですので、そこらへんは気にしなくても大丈夫です。
のちのちUV展開(3Dモデリングに色を付ける)作業がありますので、そちらで解説します。#30くらいになりそうですが・・・
正面の完成です。
影は塗らないの?と思ったのですが書籍の3面図もベタ塗りのみでしたので、単色だけで問題ないと判断しました。
さて、バケツツールではなくベタ塗りレイヤーを何故使ったかというと、後で色を簡単で自由に変更できる利点があります。
では試しに変更していきましょう。
ベタ塗りレイヤーのサムネイルをダブルクリック→カラーピッカーが出ますので好きな色を選択します。
そうするとすぐに反映されますので好みの色を選びます。
このように5分で、簡単に色を変えることが出来ます。
この作業もUV展開の時に使いますので是非覚えておいてください。
側面と背面にも色を塗るのか迷いましたが、今回は背面も側面も正面と変わらないので塗らないことにしました。
ごめんなさい、めんどくさいが本音です。
もちろん3面ともしっかり塗るのもありですよ。
モデリングしているときに、モチベーションは上がると思います。
おわりに
皆さんお疲れ様です。
初めてデジタルでお絵かきをする人は、相当疲れたのではないでしょうか。
ですが、まだまだ序盤、モデリングをするスタートラインにやっと立てました。
次回から本格的にモデリングをしていきます。
ここからは書籍に沿って作業を進めます。
まだ購入してない方は是非手に取って頂ければなと思います。
次回から頭部編です。
何部構成になるのか私もわかりませんが、一緒に頑張っていきましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございます。
スキをしていただけるとモチベーションに繋がりますので、よろしくお願いします。
それではまた次回、お疲れさまでした。