④大きな力を生み出すバットの使い方
大きな力を生み出すバットの使い方
「物」であるバットに力を加える方法の1つとして
「バットを押してくる」「バットを引いてくる」
2つの方法があります。
”バリーボンズ選手”
”イチロー選手”
インパクト時のフェーズですがカラダの使い方が違いますね。
バリーボンズ選手 ”バットを押す=プッシュ型”
イチロー選手 ”バットを引っ張る=プル型”
それぞれのカラダの使い方が違います。
プッシュ型の体の使い方と、プル型の体の使い方を取り入れていくとより大きな力を生み出すことができます!
プッシュ型の体の使い方
プッシュ型の体の使い方とプル型では体の使い方が異なるとお伝えしてきました。
ここではプッシュ型の体の使い方についてお伝えします!
【プッシュ型タイプの体の使い方】
✅ 右肘を張る
✅ 右手でバットを押しながら構える
※右バッターの場合
を行なってみましょう!
これは、バットに対して右肘を張る(開く)ことによって、力を生み出したい方向(ピッチャー側)にしっかりと押せるようになります。
プル型の体の使い方
続いて、プル型タイプです。
【バットを引っ張るタイプの体の使い方】
✅ グリップごとキャッチャー方向へもっていく
✅ 右肘を畳む
✅ バットを折る(寝かせる)※下図参照
この状態でバットを振ってみましょう!
引用:gettyimages
これは、バットに対して右肘を畳むことにより、バットをピッチャー側に引きやすくさせ、グリップからバットが出しやすくなります。
2つの型に必要な身体の要素
カラダの要素で共通として必要になるのが
「肩甲骨の可動域」
です。
もう少し詳しくお伝えすると、
「肩甲骨の下方回旋(肩甲骨が下・内側に回る)」です。
肩甲骨下方回旋させることにより
「バットを押してくる」「バットを引いてくる」
事がやりやすくなり、バットに力が伝わり飛距離が上がります。
肩甲骨が上方回旋(下方回旋の逆)でバッティングを行なってしまうと、
✅ 身体の開きが早くなる
✅ 連動性の低下(生み出した力が体幹で終わってしまう)
✅ 手打ちになる
一生懸命練習してもバッティングが良くならない方は、肩甲骨の下方回旋の動きを出してあげましょう!
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