三菱自動車の新型アウトランダーPHEVに関するアウトプットをまとめてみました
三菱自動車、渾身のニューモデルと表現するのがふさわしい力作「アウトランダーPHEV」に試乗してのアウトプット・コンテンツが出揃いましたので、あらためて整理しつつ、そのポイントをまとめてみようと思います。
動画はオフロードと市街地&高速編の2本をアップ
まず個人メディアとしてYouTubeのほうに公開している動画は2本。
オフロードコース(オートランド千葉)での試乗の模様と、市街地および高速道路を走って感じたことをそのまま話しているものとなります。いずれもインカー映像をベースに無音区間をカットしただけの撮って出し状態ですが、だからこそ正直インプレになっていると思いますのでぜひご覧ください。
市街地・高速道路を走ったときの注目点はツインモーターによる上質な駆動。ダート走行ではツインモーターを中心とした駆動制御によるハンドリングがポイント。またオフロード試乗動画では5つのドライブモードの違いも確認しています。
結論としては電動パワートレインに無限の可能性を感じつつ、それを活かせるのは車両制御技術に関する知見というのが印象で、つまりは過去の資産が差別化につながると感じたのでありました。
WEBメディアでは2本の試乗記を公開
さて、本業(生業)としての自動車コラムニストとしてはclicccarとcarview!という2つのWEBメディアにて試乗記といえるコラムを寄稿しています。
それぞれ、個人的にキーとなるセンテンスを引用すると、クリッカーで公開されているコラムのほうでいえばドライブモードに関する印象をまとめた以下の部分が、もっともお伝えしたいこと。
新型アウトランダーPHEVのドライブモードはいずれもナチュラルな味つけとなっていました。とはいえ、ナチュラルというのは内燃機関での感覚に近いという意味にもなります。モーター駆動には、もっと緻密な制御を行なうポテンシャルがあるはずです。人間の感覚では感知することが難しい、4輪スリップ比をコントロールするような電動4WDならではの制御ができるような究極のモードがあっても、いいかもしれません。
カービューに寄稿した試乗コラムのほうでは、市街地での乗り心地に関する以下の部分を、行間に込めた思いも含めて読み取っていただければと思います。
市街地ではそうした静粛性と加減速におけるスムースネスがさらに際立ちます。新型アウトランダーPHEVのボディサイズは全長4710×全幅1860×全高1745mm、試乗した「Pグレード」の車両重量は2110kgという立派なものですが、あまりにも静かに走るので、まるで超高級車のように感じます。
個人ブログでも2本のエントリをアップしています
上記の動画や商業コラムを補完するのが、個人メディアとして運営しているブログ「クルマのミライ」に掲載した2本のエントリです。
こちらも公開しているエントリから注目してほしいセンテンスを抜き出すと次の通り。
オフロードコースでは1860mmという全幅を感じさせないくらい手足のように扱える感触もあった
運転フィールだけでいえば純粋な電気自動車に感じたのは、新型アウトランダーPHEV最大のチャームポイントでは?
ドライブモードの特徴を簡潔にまとめると次のようなイメージとなります。ノーマル:トータルバランス重視
グラベル:トラクションと曲がるの性能をバランス
スノー:スタビリティ重視の安全志向
マッド:トラクション重視で曲がることは二の次
ターマック:曲がること重視
こうした違いが本当に明確に表れるのが商品性としての魅力といえましょうか。スイッチひとつでチューニングしたような変化が味わえるのは、購入者にとっての満足度も高いのでは?
7種類のドライブモードについては次のショート動画でもご確認いだけます。
532万円の最上級グレードが人気。1万台を受注
アウトプットすればするほど、個人的にも欲しくなる魅力的なプラグインハイブリッド車であることを再確認してしまう新型アウトランダーPHEV。
最上級グレードをメインに、受注開始から3か月で1万台を超える注文を集めているというのも納得の出来映えなのでありました。
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