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第16段 覚悟する

〜覚悟するとは、
 全て自己責任で引き受けること〜

覚悟とは何だろうか。

それっぽい答え、それっぽい定義は
ググれば出てくるだろう。
しかし、そんな辞書的な意味など
挙げたところで大した意味はない。

ここではもっと深掘りしていきたい。


まずは用例から。


用例1


「覚悟しときなはれや!」


(^O^;)/だから何で訛っとんねん

イメージとしては、何かで手痛い敗北を
喫した人が、相手との去り際に、
負け犬の遠吠え的な感じで、
相手に対して捨て台詞を吐き、
いつか復讐してやるから恐れをなして
待っていろ、といったような
ニュアンスである。

この場合だと、「覚えておけ」と
言い換えることもできる。


用例2


「お命頂戴致す!お覚悟!!」


(^_^;)/どんな場面やねん

時代劇であるかなと。
侍が敵に斬り掛かるシーンですな。

このニュアンスは、今から直ちに
お前に斬り掛かるから、お前は
死ぬつもりでいろ、とか
死ぬ心構えをしておけ、とか
そういうニュアンスである。

これから死ぬことを、深く自覚せよ!
的なことである。


用例3


「覚悟をもって実行する」


(^^)/普通か!ヒネリなさい!


これが「覚悟」の使用例で
最もスタンダードなのではないかしらん。

ニュアンスとしては、もしかしたら
行く先に色々不安要素がある中でも、
これと決めたからには途中で何があっても
挫けず、諦めず、やり抜くことを
宣言してみせる、というような
意気込みを表す言葉のようである。


全く何のリスクも苦労もなく、
余裕綽々で実行できるタスクであれば、
わざわざ覚悟なんてする必要ない。

「覚悟をもって、みかんの皮を剥きます!!」

とは言わんだろう。

「覚悟を決めて、卵の殻を剥きます!!」

とも言わない。ましてや

「覚悟をもって、バナナの皮を・・・」

(# ゚д゚)/ゴルア!
  剥くシリーズはもうええっちゅうねん!!


「覚悟をもって、
 エベレスト登頂に臨みます!!」

くらいなら、おお〜!!と拍手喝采を
浴びそうな、そういう記者会見のシーンが
目に浮かぶ。

基本的に、覚悟するということは、
全て自己責任で引き受ける、
という意味合いが強い。


自己責任で対処する。


覚悟を持つとは、
そんな言葉で言い換えることもできる。



物事を進めていく上で、非常に大切なことだ。



覚悟を決めて実行した経験が
多ければ多いほど、
人生は充実するかも知れん。



覚悟、してますか?



┐(´-`)┌フゥ…
   セコム風に言うな・・・

覚悟を決めて、バナナの皮を剥け!!

( ̄▽ ̄)/どーしても言いたかったんか

覚悟を決めて、清水の舞台から飛び降ります!

(°O°;)/それマジでやったら
   アカンやつや!!

・・・この文を、覚悟をもって
  noteに投稿してみる

(^O^;)/・・・投稿しちゃった


210625初稿
210706またつまらんギャグを
  追加してしまった・・・
  (石川五ェ門風に)
210707最終校正

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山本 星海
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