第2段 すごい搾取
サラリーマンは、社会保険料が労使折半だから、
社会保険料負担が少なくて済んでいるのだ。
だからサラリーマンは自営業者より恵まれている。
これは、自営業者であった父の実際の言葉である。
皆さんは、どう思うだろうか?
サラリーマンは優遇されている。
本当に、そうだろうか。
私は昨日、とあるユーチューブ動画を見て衝撃を受けた。
それまで私がぼんやりとしか認知していなかったことだから、
ここに記事をアップしてアウトプットしてみることとする。
結論から言おう。
サラリーマンは搾取されているのだ。
しかも、すごい搾取。
どうすごいのか?
詳細は下記のリンクから動画を見ていただくとして、
ここにはそのエッセンスを記しておこう。
サラリーマンの社会保険料は、労使折半だ。
これ自体は、広く認知されていることだろう。
しかし、まさにその認識こそが、サラリーマンが
搾取されている所以なのだ!
もしこれが、労使折半などではなく、
実態をぼやけさせるために仕組まれた
巧妙なトリックだとしたら?
実は、労使折半でも何でもない。
ただ普通に、社会保険料をぶん取られているだけだ。
労使折半というが、会社はその社会保険料を、
なぜ払っているのか?もしそれが払われなければ、
どこへ行くべき金なのか?
会社は、単にその会社折半分を払わないと違法になるから、
渋々払っているだけだ。
本当は、それは従業員の、つまりあなたの給料なのだ!!
会社は、社会保険料の折半分を払えと言われなければ、
その金を給料に上乗せして払いたいはずではないか。
どうせ義務的に払うのであれば。
なぜならば、給料が高いほど、有能な社員を雇えるわけだから、
これは納得の行くところであろう。
お手元の給料明細を見てみよう。
総支給額と、そこから差し引く社会保険料や税金などの、
控除額が記載されている。その総支給額が、
すでに数字のレトリックであるとしたら!!
もはやこれはレトリック(巧みな表現をする技法)としか
言いようがない!見事に隠されているのだ。
大抵の人は気づかないだろう。
総支給額がこれだと表示されていれば、
当然そうなのだと思って疑わない。
無知な民を欺く画期的な手法なのだ。
タネ明かしをすると、
この総支給額は不当に少なく表示されている。
真の総支給額が存在するのだ。
ではその真の総支給額と、偽りの総支給額との差額は何か。
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///社会保険料の会社折半分である!///
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これで、点と点が繋がったのではないか。
つまり、労使折半というのは、馬鹿高い社会保険料を
誤魔化すために仕組まれた、数字のマジックに過ぎなかったのだ!
これを考え出した人は、素直にすごいと思う。
すごい詐欺師だ。なかなか頭が良い。
凡人はコロッと騙されて疑わない。
ちょうど、冒頭で登場した自営業者の父のようだ。
さあ、トリックは見破った。
サラリーマンは、猛烈に搾取されていて、
その上搾取が見えにくいように
完璧な偽装工作まで施してあるのだ。
それを知った上で、あなたならどう行動するか。
私は、やるよ。