4分の1ミニマリズムライフ
ミニマリズムライフ(最低限で生きる。勝手に考えた言葉)の考え方が好きだ。まだ全然域には達していないけれど、自分ではミニマリズムライフを目標として最近は動いている。ただ、ミニマリズムライフは家族がある場合はなかなか難しい。家族の同意が得られない場合が多いからだろう。
普通、ミニマリズムライフなんてことは考えない。やはり、モノとかお金とか豊かさに満ち溢れた生活をしたいと思うし、便利さを追求してしまうだろうから。ほとんどの人はそうだろう。家族にミニマリズムライフを強要するわけにはいかない。本や動画などに出ているミニマリストさんも、一人で暮らしておられる方が多いように思える。それはそれで羨ましいが、家族を持つ選択をしたのだから、考えて工夫をする必要がある。
そこで考えたのが、「自分だけミニマリズムライフ」とか「4分の1ミニマリスト」というやり方だ。しょうもないが、自分だけミニマリズムライフを徹底していくという方法。うちは4人家族なので、4分の1ということになる。例えば会社でいうと4部門あるうちの1つは徹底したコストダウンなどによって無駄を排除する、などというやり方である。
幸いにも、今の状況が自分にミニマリズムマインドを加速させた。事務所には膨大なモノがあったが、今処分と選別の真っ最中で、来月面積3分の1のところに移転してもやっていけそうになってきた。家についてはまだまだ何もできていないが、同じようにいわゆる断捨離をやっていけそうな雰囲気がある。今の生活を続ければ捨てられる生活習慣などもいろいろとありそうだ。いままでやめたくてもやめられなかった無駄な買い物などを全くしなくなったし、モノも少しずつ減っているし、様々な費用的なものも圧倒的に減少してきた。基本的にはこの状態を続けていき、ミニマリズムライフに近づけていければと思う。
一方、家族はこれまででもいい。もともと家族のだれも無駄遣いはしない人間であり、無駄なものをたくさん家に抱えるといったこともないから、今の状態を続けてもらえばいい。事業で出た利益の4分の3は家計や住居費、教育費などに使い、最悪残らなくても仕方がない。ただ、利益の4分の1から自分のために使う金額(最小限にする努力を行う)を引いて残ったものを、将来のためとか自分がやりたいことに使うため、家族などが困った時のためなどに蓄えておけばいいのではないかと思い、計画を立て、実行しだしている。
考え方の違いを強要してはダメだ。自分だけ節約してモノを減らす分には、文句も言われないだろう。それでやっていきたいと思っている。